冬季閉鎖の『藤七(とうしち)温泉 彩雲荘(さいうんそう)』
岩手代表ぬまさんですらびっくりな、雪景色の藤七温泉のお話です(笑)
10/24土、とある集会に参加するため、事務局指示に従い藤七温泉へ車を走らせ。
(JRが新幹線半額きっぷを売り出していたため、東京→盛岡→レンタカーな感じで🚙)
「藤七温泉積雪あり。アスピーテライン通行止めにつき、
ゲートから宿まで宿の車でピストン輸送するから、14時にゲート入口集合せよ」
10月下旬でもう雪!?
指令に基づき、14時ちょうどにはゲート入口へ。
見た感じ、雪なんて無いし~。。
同じように、指令に基づき集った車両が複数台。
あるようでない白線を気にしつつも皆、それぞれ駐車。
ほどなく。
お宿の車に迎えに来ていただき、分乗。
ワゴン車が呻り坂道を登っていくにつれ、なんだか…白い景色に。
10分くらいして、藤七温泉彩雲荘到着。
目だった積雪は無いけど、ちらほら雪が舞い、
辺りは確かに少し雪が降った感じ。
まずはお部屋に通していただき。
お、この廊下、右に沈下している(笑)
二階のひとり部屋が今日の私のお部屋。
浴衣・バスタオル・タオルのところに、
「備え付けバスタオルでのご入浴はご遠慮願います」との注意書き。
そう、藤七温泉の名物は混浴大露天風呂♨
湯あみ着代わりのタオルは、フロントでちゃんと販売しています◎
「混浴露天風呂専用女性用バスタオル 1枚1,000円」
フロント売店には、おやつやら、
名物味付け黒温泉玉子やら、いろいろと並んでおり、
ちゃんとGoToトラベル地域クーポンも使えます◎
さて。
次の指令は、「16時に支度して露天風呂集合」
まだ少し時間があるので、奥藤七温泉の探索に行くことに。
向かっているときは、そんなに雪も降ってなかったのに、
奥藤七を見つけ、
軽く遊び(笑)、
(冬季閉鎖間近の頃は、ここ奥藤七をいじってしまうと
藤七温泉の湯温が低くなってしまうので、要注意です!
付近を探索して帰る頃には、
あたりはホワイトアウト(笑)
雪もバッチリ降ってるじゃん…。
若干の吹雪にまみれながら~
辿り着いた彩雲荘は、うっすら積雪。
急いで支度をして、15:55頃、この通路を駆け抜け、
一目散にまずは女性用更衣室へ。
内湯で温まる時間もなく、湯あみ着を仕込んで、いざ、露天風呂へ!
(ヒョォ~~~~ッ!⛄⛄⛄(吹雪の音))
さぶーーッ!!
ここも、酸ヶ湯みたいに浴槽まで少し距離があるので、
出入口から、じゃーん!登場~♪みたいな感じになり、
実はちょっとこっぱずかしい…💦
歩数にして40歩ほど?
板面はとても滑りやすいので、注意が必要です。。
ここが撮影会場の湯舟。
案の定、この吹雪の露天風呂に入る物好きな人はおらず、
メンバーみな、文字どおり「雪にまみれながら」ずぶぬれで露天風呂を堪能…♨
この証拠写真(笑)は、今年秋に発売される『温泉達人会』会報誌の表紙となります…♨
乞うご期待!?
あたりは、だんだんとトワイライトタイムに…
ね、右手に入口があって、正面向こうのあの湯舟にたどり着くまでは、
結構距離がありますでしょう…?
無事に撮影も済み、
(いつもは複数テイクを撮るのですが、今回はあまりの寒さにこの1ショットだけ)
総会会場は1階フロントのお隣にて。
この日は『温泉達人会』の年次総会での訪問。
会代表飯出敏夫氏の挨拶に始まり、
いつも完璧に事務局をこなしてくださっている高田さんの進行。
2020年の会報、毎年総会のときに、出来立てほやほやが配られます。
総会での会計報告、諸々業務連絡等済むと、
あとはお決まりの大宴会!
ただし、今年はコロナ感染拡大防止に気を配りつつ、
大騒ぎせずにこじんまり盛り上がり。
食堂どまんなかに、湧水が組み放題なのは嬉しい♬
だけど…
いつもより参加が少人数だったこともあり、
二次会もひと部屋で収まる程良い感。
外の猛吹雪の中で冷やしておいた日本酒が、めちゃめちゃ美味しかったなぁ…🍶
宴たけなわの頃持ち込んだため、ギンギンに冷やしておいた美酒たちは、
メンバーのみなさまにもたいそう喜ばれました♡
ずっとコロナで制限されていたなかの藤七温泉、
二次会がかなり盛り上がったのは、今となっては楽しい想い出です◎
翌朝。
女性用の内風呂、
もんのすごい源泉ドバドバ状態!
この湯口の下に手をついたら、
おぉ、ふんわり泥がたっくさん!
ほんと藤七温泉は泥が豊富!
(露天風呂の泥の画像は後半に~)
朝食もバイキングにて。
9時過ぎ頃にはc/o手続きを済ませ、
アスピーテライン入口までの送迎バス待ちのため、
フロントのストーブで手のひらを温めながらしばし、待ち。
「夕方5時になりますとゲートが閉まって帰れなくなります
4時30分にはご出発してください」
…なるほど。。帰れなくなったら泊まるしかないんですね(^^;
さて、しばし時間もあるので、懲りずに少しお散歩。
玄関から出て左手の、ちょうど脱衣所湯小屋の左側に位置するところからの
露天風呂一望。
わぁ~、白いよ…⛄
この吹雪の中、だぁれも浸かってないのが分かる。。
(足跡も無いし…👣)
回り込んで、女性用露天風呂へ。
昨日撮影終了後、せめて女性用露天風呂で浸かってから戻ろう~と歩き出したものの、
10歩も進まないうちに「さぶすぎて行けないッ!!」と引き返したのは真面目な話。。
以前、浸かったときも驚いた泥&泡ぶくが、
あまりにも人が入らなすぎて、浴槽がタイヘンなことになっている!?
泥がふんわりつもり、そこに足元自噴のあぶくが無数に穴を作っている…!
うひゃーー! マジでここに埋もれてみたい…♨
嗚呼、こんなに寒くなかったら…
まだ時間が30分以上あるなら…
絶対浸かっていた! この泥のなかに(笑)
「いつかは絶対リベンジ」リストに追加されたのは、言うまでもありません。。
藤七の露天風呂って、ほんと広いんです。。
今度は向こう側の山の上まで、転ばないように歩いて行って~
いちばん高台にある浴槽。
浴槽が小さ目なこともあり、ここの湯温はぬるくて、
この極寒のなか、浸かったら絶対死亡しちゃうパターン。。
濃そうな温泉が滔々と流れ、溜まっておりました…♨
山の上から、露天風呂全景を見渡すとこんな感じ。
滑ると危険なので、
しっかり外股歩きで歩いてきたので足跡がガニ股になってたw
ほんとに、だぁれもいない絶景露天風呂。
だぁれも… あれ??(笑)
ちなみに、雪のないシーズンの絵がこちら。 (2014年当時)
そうそう、今更、単語にして追記しますが「足元湧出」の希少な泥湯です♨
この「ご案内略図」を見て思い出しましたが、そういえば宿泊者専用風呂が。
男女ひとつずつ。
この夜もかなりの冷え込み(ていうか吹雪)だったため、
ここには浸からずじまいでしたが…ここは悔い無し(笑)
前ノリしてらしていた方の自家用車を送り出し、
残りのメンバーはお宿の車でアスピーテライン入口まで送迎していただき、
入り口付近はほら、まだこんな秋だというのに。
私たちが体験した、あの風雪は何だったのでしょう(笑)
雪を見るにしても、いつもより1か月以上も早く、
極寒体験&雪見風呂を堪能させていただきました。。
藤七温泉彩雲荘、
この4日後の10/30から今年は冬季閉鎖、再開は2021年4月の予定です。
(注意)いつの間にか、藤七温泉も撮影禁止に…。
今回は貴重な雪のお写真含め、許可を頂戴し撮影させていただきました◎
極上の湯を、ありがとうございました♨
(分析書)
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