** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

藤七温泉彩雲荘*岩手県八幡平市

冬季閉鎖の『藤七(とうしち)温泉 彩雲荘(さいうんそう)』

岩手代表ぬまさんですらびっくりな、雪景色の藤七温泉のお話です(笑) 

f:id:seasonsgreetings:20210104022424j:plain

 

10/24土、とある集会に参加するため、事務局指示に従い藤七温泉へ車を走らせ。

(JRが新幹線半額きっぷを売り出していたため、東京→盛岡→レンタカーな感じで🚙)

 

「藤七温泉積雪あり。アスピーテライン通行止めにつき、
 ゲートから宿まで宿の車でピストン輸送するから、14時にゲート入口集合せよ」

10月下旬でもう雪!?

指令に基づき、14時ちょうどにはゲート入口へ。

見た感じ、雪なんて無いし~。。

f:id:seasonsgreetings:20210104022224j:plain

同じように、指令に基づき集った車両が複数台。

あるようでない白線を気にしつつも皆、それぞれ駐車。

 

ほどなく。

お宿の車に迎えに来ていただき、分乗。

ワゴン車が呻り坂道を登っていくにつれ、なんだか…白い景色に。

f:id:seasonsgreetings:20210104022227j:plain

10分くらいして、藤七温泉彩雲荘到着。

f:id:seasonsgreetings:20210104022230j:plain

目だった積雪は無いけど、ちらほら雪が舞い、

辺りは確かに少し雪が降った感じ。

f:id:seasonsgreetings:20210104022232j:plain

まずはお部屋に通していただき。

f:id:seasonsgreetings:20210104022241j:plain

お、この廊下、右に沈下している(笑)

 

二階のひとり部屋が今日の私のお部屋。

f:id:seasonsgreetings:20210104022243j:plain

浴衣・バスタオル・タオルのところに、

「備え付けバスタオルでのご入浴はご遠慮願います」との注意書き。

f:id:seasonsgreetings:20210104022246j:plain

そう、藤七温泉の名物は混浴大露天風呂♨

湯あみ着代わりのタオルは、フロントでちゃんと販売しています◎

「混浴露天風呂専用女性用バスタオル 1枚1,000円」

f:id:seasonsgreetings:20210104022235j:plain

フロント売店には、おやつやら、

f:id:seasonsgreetings:20210104022412j:plain

名物味付け黒温泉玉子やら、いろいろと並んでおり、

f:id:seasonsgreetings:20210104022238j:plain

ちゃんとGoToトラベル地域クーポンも使えます◎

f:id:seasonsgreetings:20210104022415j:plain

 

さて。

次の指令は、「16時に支度して露天風呂集合」

まだ少し時間があるので、奥藤七温泉の探索に行くことに。

f:id:seasonsgreetings:20210104022249j:plain

向かっているときは、そんなに雪も降ってなかったのに、

奥藤七を見つけ、

f:id:seasonsgreetings:20210104022251j:plain

軽く遊び(笑)、

(冬季閉鎖間近の頃は、ここ奥藤七をいじってしまうと
 藤七温泉の湯温が低くなってしまうので、要注意です!

   f:id:seasonsgreetings:20210104022254j:plain

付近を探索して帰る頃には、

f:id:seasonsgreetings:20210104022258j:plain

あたりはホワイトアウト(笑)

f:id:seasonsgreetings:20210104022301j:plain

雪もバッチリ降ってるじゃん…。

f:id:seasonsgreetings:20210104022303j:plain

若干の吹雪にまみれながら~

f:id:seasonsgreetings:20210104022306j:plain

辿り着いた彩雲荘は、うっすら積雪。

f:id:seasonsgreetings:20210104022308j:plain

 

急いで支度をして、15:55頃、この通路を駆け抜け、

一目散にまずは女性用更衣室へ。

   f:id:seasonsgreetings:20210104022322j:plain

内湯で温まる時間もなく、湯あみ着を仕込んで、いざ、露天風呂へ!

(ヒョォ~~~~ッ!⛄⛄⛄(吹雪の音))

さぶーーッ!!

 

ここも、酸ヶ湯みたいに浴槽まで少し距離があるので、

出入口から、じゃーん!登場~♪みたいな感じになり、

実はちょっとこっぱずかしい…💦

 

歩数にして40歩ほど? 

板面はとても滑りやすいので、注意が必要です。。

 

ここが撮影会場の湯舟。

f:id:seasonsgreetings:20210104022441j:plain

 案の定、この吹雪の露天風呂に入る物好きな人はおらず、

メンバーみな、文字どおり「雪にまみれながら」ずぶぬれで露天風呂を堪能…♨

この証拠写真(笑)は、今年秋に発売される『温泉達人会』会報誌の表紙となります…♨

乞うご期待!?

 

あたりは、だんだんとトワイライトタイムに…

f:id:seasonsgreetings:20210104022325j:plain

ね、右手に入口があって、正面向こうのあの湯舟にたどり着くまでは、

結構距離がありますでしょう…?

 

無事に撮影も済み、

(いつもは複数テイクを撮るのですが、今回はあまりの寒さにこの1ショットだけ)

総会会場は1階フロントのお隣にて。

f:id:seasonsgreetings:20210104022343j:plain

この日は『温泉達人会』の年次総会での訪問。

会代表飯出敏夫氏の挨拶に始まり、

いつも完璧に事務局をこなしてくださっている高田さんの進行。

f:id:seasonsgreetings:20210104022329j:plain

2020年の会報、毎年総会のときに、出来立てほやほやが配られます。

f:id:seasonsgreetings:20210104022331j:plain

総会での会計報告、諸々業務連絡等済むと、

あとはお決まりの大宴会!

f:id:seasonsgreetings:20210104022348j:plain

ただし、今年はコロナ感染拡大防止に気を配りつつ、

大騒ぎせずにこじんまり盛り上がり。

   f:id:seasonsgreetings:20210104022346j:plain

   食堂どまんなかに、湧水が組み放題なのは嬉しい♬

 

だけど…

いつもより参加が少人数だったこともあり、

二次会もひと部屋で収まる程良い感。

f:id:seasonsgreetings:20210104022355j:plain

外の猛吹雪の中で冷やしておいた日本酒が、めちゃめちゃ美味しかったなぁ…🍶

宴たけなわの頃持ち込んだため、ギンギンに冷やしておいた美酒たちは、

メンバーのみなさまにもたいそう喜ばれました♡

 

f:id:seasonsgreetings:20210104022352j:plain

ずっとコロナで制限されていたなかの藤七温泉、

二次会がかなり盛り上がったのは、今となっては楽しい想い出です◎

 

 

翌朝。

女性用の内風呂、

f:id:seasonsgreetings:20210104022358j:plain

 もんのすごい源泉ドバドバ状態!

f:id:seasonsgreetings:20210104023435j:plain

この湯口の下に手をついたら、

おぉ、ふんわり泥がたっくさん!

f:id:seasonsgreetings:20210104023433j:plain

ほんと藤七温泉は泥が豊富!

(露天風呂の泥の画像は後半に~) 

 

朝食もバイキングにて。 

f:id:seasonsgreetings:20210104022407j:plain

9時過ぎ頃にはc/o手続きを済ませ、

アスピーテライン入口までの送迎バス待ちのため、

フロントのストーブで手のひらを温めながらしばし、待ち。

 

「夕方5時になりますとゲートが閉まって帰れなくなります

4時30分にはご出発してください」 

f:id:seasonsgreetings:20210104022409j:plain

…なるほど。。帰れなくなったら泊まるしかないんですね(^^;

 

さて、しばし時間もあるので、懲りずに少しお散歩。

玄関から出て左手の、ちょうど脱衣所湯小屋の左側に位置するところからの

露天風呂一望。

f:id:seasonsgreetings:20210104022424j:plain

わぁ~、白いよ…⛄

f:id:seasonsgreetings:20210104022430j:plain

この吹雪の中、だぁれも浸かってないのが分かる。。

(足跡も無いし…👣)

 

回り込んで、女性用露天風呂へ。

昨日撮影終了後、せめて女性用露天風呂で浸かってから戻ろう~と歩き出したものの、

10歩も進まないうちに「さぶすぎて行けないッ!!」と引き返したのは真面目な話。。

f:id:seasonsgreetings:20210104022433j:plain

以前、浸かったときも驚いた泥&泡ぶくが、

あまりにも人が入らなすぎて、浴槽がタイヘンなことになっている!? 

f:id:seasonsgreetings:20210104022436j:plain

泥がふんわりつもり、そこに足元自噴のあぶくが無数に穴を作っている…!

うひゃーー! マジでここに埋もれてみたい…♨

f:id:seasonsgreetings:20210104022438j:plain

嗚呼、こんなに寒くなかったら…

まだ時間が30分以上あるなら…

絶対浸かっていた! この泥のなかに(笑)

「いつかは絶対リベンジ」リストに追加されたのは、言うまでもありません。。

 

藤七の露天風呂って、ほんと広いんです。。

今度は向こう側の山の上まで、転ばないように歩いて行って~

   f:id:seasonsgreetings:20210104022446j:plain

いちばん高台にある浴槽。

f:id:seasonsgreetings:20210104022449j:plain

浴槽が小さ目なこともあり、ここの湯温はぬるくて、

この極寒のなか、浸かったら絶対死亡しちゃうパターン。。

f:id:seasonsgreetings:20210104022443j:plain

濃そうな温泉が滔々と流れ、溜まっておりました…♨

f:id:seasonsgreetings:20210104022451j:plain

 

山の上から、露天風呂全景を見渡すとこんな感じ。

f:id:seasonsgreetings:20210104022455j:plain

滑ると危険なので、

しっかり外股歩きで歩いてきたので足跡がガニ股になってたw

 

ほんとに、だぁれもいない絶景露天風呂。

だぁれも… あれ??(笑)

f:id:seasonsgreetings:20210104022457j:plain

 

ちなみに、雪のないシーズンの絵がこちら。 (2014年当時)

f:id:seasonsgreetings:20210105002903j:plain

 

そうそう、今更、単語にして追記しますが「足元湧出」の希少な泥湯です♨

f:id:seasonsgreetings:20210104022311j:plain

この「ご案内略図」を見て思い出しましたが、そういえば宿泊者専用風呂が。

男女ひとつずつ。

f:id:seasonsgreetings:20210104022341j:plain

 

この夜もかなりの冷え込み(ていうか吹雪)だったため、

ここには浸からずじまいでしたが…ここは悔い無し(笑)

 

前ノリしてらしていた方の自家用車を送り出し、

f:id:seasonsgreetings:20210104022503j:plain

残りのメンバーはお宿の車でアスピーテライン入口まで送迎していただき、

f:id:seasonsgreetings:20210104022507j:plain

入り口付近はほら、まだこんな秋だというのに。

f:id:seasonsgreetings:20210104022222j:plain

私たちが体験した、あの風雪は何だったのでしょう(笑)

 

雪を見るにしても、いつもより1か月以上も早く、

極寒体験&雪見風呂を堪能させていただきました。。

 

藤七温泉彩雲荘、

この4日後の10/30から今年は冬季閉鎖、再開は2021年4月の予定です。

 

(注意)いつの間にか、藤七温泉も撮影禁止に…。

f:id:seasonsgreetings:20210104022501j:plain

今回は貴重な雪のお写真含め、許可を頂戴し撮影させていただきました◎

極上の湯を、ありがとうございました♨

 

www.toshichi.com

 

 (分析書)

f:id:seasonsgreetings:20210104022316j:plain

f:id:seasonsgreetings:20210104022319j:plain

 

#藤七温泉 #彩雲荘 #藤七温泉彩雲荘 #雪見風呂 #日本秘湯を守る会 #足元湧出 #足元自噴 #泥湯 #奥藤七