ようやく…オープン後にお邪魔することが出来ました。
『ゆめひのきの湯 大仏(だいぶつ)温泉』
はい、「おさらぎ」ではなく、
そのまんま「だいぶつ」と読んでいただいて結構です^^
何故に大仏…?
実は、別府八湯温泉道のスタンプも、大仏様の横顔。
実は『天満温泉』も大仏様もイラストですよね、それとも関連性があります。
その理由は、文末でお伝えを♨
大仏温泉は予約制の貸切温泉。
碧(あお)の湯と、茜の湯の2つ。
実はこの『大仏温泉』になる前は、『天満町一区温泉』と言って、
完全なジモ泉でした♨
建物も、今駐車場になっているあたりにあり、
中は2つあって、こんな感じ。
お湯は堀田からの引き湯で61度、結構熱めです…
このとき、オーナーの山村さんが湯雨竹(ゆめたけ)からヒントを得た、
オリジナルな冷却装置を目下考案中…(この時は試作品を見せて頂きました)
このとき、並行して作られていたのが新浴舎、つまり今の『大仏温泉』
碧(あお)の湯はこちら↓
茜の湯はこちら↓
また、お湯が張られる前の貴重な場面、見せていただきました◎
「オープンしたら、またいらっしゃい」
「はい、ぜひお伺いします!」
こうお話をしていたのが、2020年7月のこと。
その後、無事、2021年1月26日、「いー風呂の日」に『大仏温泉』オープン。
「共同温泉の文化継承」貸し切り湯に建て替え 別府市天満町にオープン
【別府】予約制の貸し切り湯「ゆめひのきの湯 大仏温泉」が26日、別府市天満町にオープンした。温泉マイスター協会会員の山村尚志さん(67)=天満町=が「共同温泉の文化を継承していきたい」との思いから、祖父が開業し、70年近くが経過した「天満町1区温泉」を建て替えた。公衆浴場の許可を取得し、誰でも利用できる温泉に姿を変えた。
温泉の敷地面積は約15平方メートル。浴室は坪庭付きなど2部屋で、それぞれ大人2人が入れるほどの大きさ。無色透明の単純泉。天然保湿成分のメタケイ酸が多く含まれ、肌に優しいつるつるとしたやわらかい泉質という。
碧も茜も、タイル好きにはタマラナイ…💕
そして、あの時試作品だった冷却装置が無事完成!
山村さんはオープンに当たりオリジナルの温泉冷却装置も考案した。同温泉の源泉は冬でも湯温約60度と高温で大量に加水しなければならず、泉質維持と水道代節約のため試行錯誤の末完成させた。
山村尚志さんは、源泉を自然に冷やすために開発したオリジナルの冷却装置「ゆめひのき」を経済産業省特許庁の実用新案に申請した。
底に無数の穴を開けた浅い木箱を3段重ね、上から源泉を流し込み、ぽたぽたと落ちる間に外気に触れて湯温が下がる仕組み。1段につき、約4~5度湯温が下がる。加水による温泉成分の希薄を防ぐことができる。木箱にヒノキを使っているため、ヒノキ風呂に入っているような香りが広がる。
山村さんは「今までと同じ源泉を使っているが、装置を通すと以前とは肌の感覚が違う」と胸を張った。
この冷却装置の名前が「ゆめひのき」! なるほどですね…✨
そして、最後に謎解き。
大仏温泉という名称は、地域内にあった「別府大仏」に由来する。老朽化により1989年に取り壊されるまで、コンクリート製では日本一の大きさを誇った。大仏の歴史を後世に伝えたいという思いを込め、名付けたという。
当時の貴重なお写真も見せていただきました◎
結構、おっきいのが分かりますね…。
この、左側の横顔のお写真、
まさにこのまんまの大仏様が、山村さんの家から見えていたのだ、と…。
当時の地図:上が海側、下が山側
真ん中少し下の◎が別府大仏様、その右側に山村さんちと『天満町一区温泉』
そして、大仏様◎の少し左上に天満温泉
「天満温泉からは大仏様の正面が、うちからは横顔が見えたんですよ」
だから、大仏温泉は横顔、天満温泉は正面。
別府大仏は、コンクリートがはがれて落ちてきてしまって、
このままでは危険、ということで取り壊されてしまったそう…。
「でも、その大仏様のミニチュアがまだ保管されてるんですよ」
まさに地図上、別府大仏があったところがお寺で、
旭日旗が掲げられてますね…
なかに、ミニチュアサイズの大仏様が鎮座。
そっと手を合わせて拝んで。
そんな貴重な話を暑い中、お時間割いて教えてくださった山村さん、
本当にお世話になり、ありがとうございました!
別府マスク、超お似合いです♡
そうそう、山村さんがお土産で持たせてくださった、
ゆめひのきで作ってくれた温泉玉子!
本当に美味しかった…♡
やっぱりホンモノの高温泉で作った温玉は美味しさが違う✨
山村さん、いたれりつくれりで大変にお世話になりました…
温玉も、ごちそうさまでした🥰
また、落ち着いたら…お邪魔いたします♨
(2020/7、2021/6訪問)
<分析書>
平成28年3月当時の分析書
<参考>平成21年3月当時の分析書
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#天満温泉のスタンプも大仏 #タイル萌え