青空が綺麗で、陽射しの暑い夏なのに、
山に登らないと、なんだか何かだいじなものを忘れているような、
物足りなさを感じるような…。
これはきっと、過酷で大変で文字通り「嫌」になったあの時のツライ経験が、
年月とともに薄れていき、
充実した達成感と楽しき想い出に上塗りされてしまっているから、なのでしょう。
ということで、まめたさんから、
「masumiさん、乗鞍岳、行きませんか」とお誘いしていただいたとき、
間髪入れずに「行きますっ」って言ってしまったってワケ。
2022年7月某日。
朝5時、御車自宅前横付け(ありがとうございますm(__)m💦)
そして朝9時には、ここ、観光センター(バスターミナル)に居た私たち。

乗鞍はマイカー乗り入れ禁止。
(それは昔、上高地行ったときに、そゆのあるんだ~って学んだっけ)
乗鞍エコーラインを行くバスに乗り換え。

往復券@3,300円也。
実は正確にいうと、
今回の私たちの目的は、乗鞍岳山頂手前の『冷泉小屋』REISEN hutte♨

バス停『冷泉小屋』前で降りる。標高2,100m。

この時はバスは2台。(時に4台以上になることもあるとか)

いつも思うんだけど、アルピコ交通さんって、カラフルな車体で、
地方バスにありがち(笑)なサビ感一切なし! むしろスタイリッシュ。
(きっと潤ってらっしゃるのんねん(ボソ)
さ、『冷泉小屋』、それがこちら!



小屋?と言うには、あまりにも洗練された造り…。

入り口にはグッズも各種。



採光広々、木のテーブル、

ここに座って外の緑と青空の景色を眺めながらまったりできるなんて、
なんてシアワセ♡

お時間は少し早かったのだけど、
先にお部屋に荷物入れてOK、とのことだったので、
お部屋に立ち入らせていただくことに。

ドミトリータイプ、最大6名までのお部屋を、
今回は3名で貸切にしてくださる、と!(嬉々)

小学校の合宿にあったような、二段ベッド式のドミトリー。

タオル完備、歯ブラシ等は持参要。(現地で販売あり)

ついでに…
ほかのお部屋も見せて頂きました✨
【客室1】シングル専用ルーム。セミダブルベッド。

そしてこちらが、【客室2】

仲良くおふたりでダブルベッドタイプ。

【客室3】冷泉小屋で一番イイお部屋。シングルベッド×2


ワーケーションにも最適な、作業机付き◎

それぞれのお部屋の入り口が面しているロビー?には、
オーナーご趣味の書籍がずらり…!

「モモ」や「星の王子様」などのスタンダードから、

草間彌生や、

片岡義男の文庫本、
「弱虫ペダル」、おそらく全刊◎

「山と食欲と私」「山を渡る」「岳(ガク)」

クラウドファウンディングで、前のオーナーさんから譲り受けたこの山小屋を、
華麗に変身中…。

(←photbyまめたさん)

「冷泉小屋ご宿泊のお客様へ」

c/o11時、これは有難すぎる✨
これってひとつの「いいお宿」の条件。
c/iご説明の際、渡されたひとり1本のお水のペットボトル。

歯磨きの際に使ってください、と。
水道水で口をゆすぐと、どうしても鉄味がするので…とのこと。
察するに…水道はあの冷泉を引用している、と…!♡
きゃっきゃ言う気持ちの高ぶりを押さえつつ、
15時以降はもう飲んでいただいていいですよ、おつまみも出せますよ♡と言う
オーナー婦人の言葉に甘え…

早速乾杯ビール🍻

「FAR EAST BREWING FOR MOUTAIN SUMMIT1」

350缶をビール飲めるふたりで分け分けしてみたので、到底足らず(笑)
お次はサッポロマルエフをオーダー。
すると、

こんなステキな氷結グラスも付いてきた💕


いやいや、極上ではないですか!(笑)
午後3時、気温22度…。

汗かくこともなく、涼しい風に撫でられてしばしリラックスタイム…。
言うことなし…。
そんなまったり感のなか、すぐに飲み物もなくなるわけで(笑)
お次はスパークリング、ロゼ。

おシャンティなエチケット✨

ポルトガル・フムスの「ペットナット」

メニューにも『フジマル』の名前があったのでお尋ねしてみたところ、
ここのお酒チョイスは『フジマル酒店』監修とのこと…
そりゃ、間違いない!
楽しく喉を潤していると、
あっという間にトワイライトタイムに突入しそうになり、慌てるわたしたち。

ひとまず、お夕飯前にひと風呂あびてきましょうかね…♨
こちらは洗面所(奇麗✨)

おトイレも男女別、もちろんキレイ✨

そしてこちらがお風呂。

入口の扉の札を反して貸切る仕組み。

源泉温度4度を温めるとなると… いかほどご苦労ありか、と…。
ちなみに翌朝はお湯は抜かれているので、シャワー対応のみ。
シャワーも…あの冷泉直ですよん(加温)

肝心のお風呂は… 酔いもあって少しぬるめのこともあって、
浸かったとたん、即寝落ち、夢の世界へ…
ヤバイですよ、まったく。。
ずいぶんゆっくりしすぎたかな!?と慌てて上がってきたら、下界はこの景色。

さっき開けて残して(冷やして)おいたロゼスパークリングで、
ふたたびの乾杯🥂

ここからお夕飯タイム、スタート✨
お夕飯は、メニューからアラカルトオーダーと。

アラカルト、これがまた魅力的なメニューありすぎで実に悩ましい(笑)
時折、定点観測で窓からの景色、挟んでまいりますよ^^

3名で協議を重ねた結果(笑)、
◆キャロットラペ

◆自家製牛筋テリーヌ(厚切り)


およそ10種ほどあるなかから、悩んだ挙句、
◆厳選の粗びき燻製ソーセージ、アーリオ、バウエン

◆鶏もも肉コンフィ

合間に、ビール🍻

◆ガーリックバケット

◆豚肉ローストのサラダ仕立て

なんとまぁ…ここは一体ドコ? ほんとに標高3,000m級の山小屋??

このリラックス感…

山小屋?=快適ディナー?の方程式が頭でまったくまとまらず(笑)
はぁ。美味しく楽しく頂戴いたしました、
美味しいお料理に美味しいお酒、申し分、ないですね…
おまけに涼しい… 極上の避暑地です◎
翌朝。
前日情報収集したとおり、日の出30分前に起床、朝日を観る◎
時間にして、4:30am

月(右上)は下弦、

刻一刻と変わっていく明けの空。



考えてみたら… こんな高所から日の出を拝んだのはお初かも…。

飯出御老公や助さん格さんは、
いつもこんな景色を、少し肌寒い空気と一緒に眺めてきたってことね…。
5:00am
スタッフのみなさんもまだ寝静まっている日の出。



今まで見たことない夜明けの景色を眺めたあと、
も一回寝なおし(笑)
2時間半後(7:30am)、おはようございます◎
ダイニングに出たときはこんな雲海の中だったけど、

見る見るうちに雲が晴れ、1分後には朝日が降り注ぐ素敵な食堂に!

おてんとさま、今日もありがとう♡
寝ぼけ眼に映るのは、ステキすぎる朝ごはん…!

お夕飯はアラカルトで別オーダーだけど、朝食は込み。
こんな朝ごはんだったら… 毎朝でも食べてみたい♡
朝食後は、バリスタまめた氏の一杯を☕

『snow peak』チタンマグ、山には必需品♪
ちゃんと私も忘れずに持ってきましたよ◎
カップ片手に表に出て、冷泉♨眺めながらまったり…☕

c/o11時までのんびりしたいけど、
ちょっと後の予定(上高地に行く)があるため気持ち早めにc/o。
「たくさん飲んで食べてくださってありがとうございます」と
オーナー婦人に言われたらしいw(晶子さん談)
記念?に食べて飲んだ分を書き出してくださいました、ありがとうございます🙇♀️

ここは…一人よりも二人、二人よりも三人、四人で来た方が、
美味しいお料理とお酒を皆で楽しくいただけるかもね😉
下山のバス待ち、時間にして9時半頃。

案の定な、晴れた青空とおてんとさま◎

わらわらと集まってきたチャリダーのみなさま🚴🚴🚴
この高地の恵みと冷泉の恵み。

いち早く気づいて、私たちに提供してくださったオーナーさん、
本当にありがとうございます🥰
そうそう、ここに来たらやってみたかったことが。

…ていうか、私はできないのでまめたさんにお願いをして、
温度を測ってもらいました◎

これがほんとの4℃!
(実際は4.9度だけど😂)
サウナ―のみなさんも今注目しかけてて、
「ぜひここにサウナを作ってください!」と言うお話もあるんだとか。
…私的には、加温しなくても、
湯桶に貯めてほどよくぬるくなった源泉にどっぷり浸かってみたい◎
お帰りは、冷泉小屋前からまたアルピコ交通バスにて。

乗鞍観光センターに着いた頃には、
すっきり奇麗な乗鞍岳(正確には剣ヶ峰)が。

山のお天気は移り気。
でも今回は、『冷泉小屋』滞在がメインだったから、
これで良しとしてね😉

(2022/7宿泊)
※温泉分析書は取っておりませんので、正式には温泉(鉱泉)ではありませんが、
湧き出ずる源泉の白濁様、香り、口に含んだ硫黄&鉄感は間違いなく鉱泉かと…
<お宿のお食事メニュー>
◆アルコール

◆おつまみメニュー(15時~18時)

◆お夕飯メニュー(18時~)
L/O無し(笑) 何時まででもゆっくりお酒とお料理をどうぞ、と😂



◆デザートメニュー

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