まっ茶っ茶の天然温泉で有名な『おふろcafé 白寿の湯』と、
直線距離で川を挟んで600mも離れていないというのに、
あちらが埼玉県で、こちらは群馬県。
『映し絵の宿 神水館(しんすいかん)』
日本秘湯を守る会の加盟宿で、
あれ? こんなところにあったんだ、的に見つけたお宿。
時は2021年11月中旬過ぎ。
都内から車を走らせ、渋滞さえハマらなければ2時間もしないでたどり着くお宿。
思ったよりも…
なかなか大きな旅館でした…。
そして、イイ感じにクラシカル。
神流川は薄く温泉色に濁り、周囲はまだ紅葉の盛り。
結構広めのお館だけど、全12室しかないんですって…。
通していただいたのは「桐」のお部屋。
浴衣を手に早速向かうは…
まずは気になるこちらをちらり。
露天岩窟風呂
こちらは基本混浴で、男性用/女性用に分かれている時間はあれど、
宿泊者ならば女性用の17時~18時、そして翌朝の7時~8時半を除けば全部混浴タイム。
人の気配もなかったし、えいや!でひとり浸かりに行ってみたけど、
案の定、誰も来ない(笑)
露天風呂に浸かると、目の前はこの神流川(かんながわ)。
さぱっと汗を流させていただいたあと、
大浴場『鬼の湯』にも立ち寄り。
この小さい浴槽が、源泉浴槽。
源泉温度14.9度、実測23度
よくよく見たら、浴槽淵のガビガビ具合がハンパない!
注ぎ口から直接、ミルクピッチャー(これが飲泉するとき役に立つ)に注いで一口。
「お、甘じょっぱい…!」
1万超えの塩化物泉でした◎
お食事は食事処の個室にて。
お飲み物メニュー。
実はここで下調べが足りず… 本当は『平井城』を頼むべきでしたorz
何故って、『流輝(るか)』の地元銘柄だから!
ちょっとピンと来てなかったので、一番上に書いてあった地酒『鬼面山』をオーダー。
ごはんが、八塩温泉の鉱泉で炊いたもの。ほんのり黄色いのはそのせい?
夜は紅葉のライトアップも。
それにしても… あちこちに絵画が飾られ。
今とちょっとカタチが違うけど、昔のここの湯舟かしら…?
お部屋に敷いてあったお布団は、仲良くふたつくっつけられ。
足元に毛布掛けてくれてるのは、嬉しいかも^^
翌朝。まずは朝の一浴♨
朝日が差し込んで、とても綺麗。
源泉浴槽のほう、よく見ると昨日とは違って、うっすら湯面に成分が!
これは…カルシウム成分ですね…♨
朝食も、夕食会場と同じ食事処の個室にて。
このあたりの地名は、鬼石、って言うのね…
c/oは10時。
結局この年は、ここが最後の紅葉だったかな…
翌週は北温泉で雪を見ていたし…⛄
(2021/11宿泊)
<温泉分析書>
源泉名:八塩温泉(神水館源泉) 泉質:ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
源泉温度:14.9度 pH:6.48 溶存物質:15,700mg/kg
♨加温浴槽→加水あり/加温あり/循環あり/消毒あり
♨源泉浴槽→加水なし/加温なし/循環なし/消毒なし ←excellent!!
<館内案内図>
案内図上は結構部屋数ありそうですが、今は12室のみの稼働のようです。
<パンフレット>
#神水館 #八塩温泉 #群馬県の温泉 #日本秘湯を守る会 #のみ不可 #源泉浴槽あり