鮟鱇まつりへ赴く道中で酒屋さんを探していたとき、
GoogleMAPで偶然見つけて立ち寄った酒屋さん。
福島県いわき市にある『酒のいとう』
店前に駐車場が4台くらい、かな?
店内に入ると…
あれやこれやお酒のディスプレイと、
奥の壁にどーんと冷蔵庫。
…ん? この冷蔵庫、フツーの酒屋さんとなんか雰囲気が違う…?
ん?
んん…?
うわっ! 全部1本ずつ丁寧に新聞紙に包んである!?!?
お買い上げ直後に新聞紙ぐるぐるにまいてくれるお店は知っているけど、
まだ売れてない前から、それも冷蔵庫に居る時から、新聞紙ぐるぐる巻きははじめて!
日本酒は、保存状態によって大きく味が変化します。酒類の中で一番デリケートなお酒で、常温で保存展示しますと劣化しますので、すべて入荷時点で新聞包装をしていますのでラベル見本はすべて空瓶にてお見せしてあります。
蔵人が精魂込めて育てた大切なお酒だから“日本酒を育てる”を日々心がけ皆様にお届けするまで一本一本時間と愛情を込めて管理しています。
凄いですねぇ…✨
ご主人と少々お話をさせていただき、
(残念、何をお話したか忘れてしまった…💦)
悩みつつも選んだのがこの2本。
『大七(だいしち)』の雪しぼり・本醸造にごり酒と、『会津娘』雪がすみの郷
どちらも福島のお酒。
そしてそれぞれにちゃんと、ライナーノーツが付いている!
スゴイ…。
たぶん、仕入れた1本1本にこうやって、
それぞれの説明書きをこしらえてらっしゃるんだ…。
『大七(だいしち)』と言えば、セミナーでも醇酒の代表銘柄。
だけどこちらは、濁り酒、大七で濁りは初めて◎
このお酒、本醸造なんだけど、裏の醸造アルコールのところ、
ちゃんと「米アルコール」って書いてある!
何かと悪く言われがちの醸造アルコール、
一般的な醸造アルコールは、サトウキビの搾りカスから蒸留したものを使うけど、
今はちゃんとお米から出来ているアルコールを使っているところもありますよ、と
セミナーでも説明してきたけど、これはれっきとした証拠になる。
ちなみに、この日、各々持ち寄りの日本酒たち。
「飲まなきゃ持って帰ればいいよね~」って言ってたけど、
結局全部開栓して、ほぼほぼ飲んだんだっけ…!? 3人しかいなかったのにww
ちなみに左から、『綿屋』冬綿@宮城、『東力士』極雫@栃木、『大七』雪しぼり@福島、『会津娘』雪がすみの郷@福島、『ヤヱガキ』青乃無(あおのむ)@兵庫
『酒のいとう』さん、いわきに寄れた際にはまたぜひ、寄ってみたい…。