** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

福島屋*山形県米沢市滑川温泉(なめがわおんせん)

所用で…

「湯治宿で、ストーブの上のやかんでちろりでお燗付けてる写真」を探すことになり、

確かここでやったな…と思い出し、引っ張り出してきた『福島屋』冬紀行。

 

福島屋さんは、冬季閉鎖の御宿。

…と聞いていたのだけど、よくよく見ると…?

「温泉は湧き続けておりますので、冬山登山の方のご利用・宿泊は可能です。」

 

おぉ! そういうことだったのね!

このときは、てっきり地元の主(笑)の米沢亜希子氏のチカラで

半ば無理やり?冬季閉鎖中に押しかけたのかと思ってました😂

 

…ということで、

懐かしついでに(どうせ絵日記も書いてなかったので)したためてみることに~

 

***

 

あれは…2023年3月。

峠駅に車を停めて、お仕度して、ここから山歩き出発!

…と言っても、雪道だから、スノーシュー

3月末だったこともあり、

たまにもう雪が消えアスファルトが出てしまっているところも…

雪が無いと、ほんと歩きづらいのね、スノーシューって。。

 

おぉ、なんかヘタレになってるワタシww

ちょっと気温もぬるんでくるころだから、

たまに雪崩なんかも…。

こんなおっきいのが上から転がってきたら、

もうお陀仏だわ…💦

雪道を歩いて…

なんだかんだで約2時間ちょっとでこの橋まで。

『滑川橋』

いつもは車で渡ってるこの橋を、歩いて渡る。

この看板…

そっか、ここってあのヘアピンカーブのとこ!?

どっち行っても名湯だらけ(笑)! 

温泉好きにはワクワク必須の看板。

 

約3時間でようやく『福島屋』前まで到着~

入口玄関ではなく、非常階段?ぽいところからの出入り。

もちろん、事前予約してあったので、

今回は、湯治棟の2階、広い二間続きのお部屋に。

思ったより広々なお部屋!

すぐお隣に流し台。

冷たーいお水で、ビールを冷やす。

道中、『橘内酒店(きつないさけてん)』で購入した福島地酒3本。

『ささまさむね』『写楽』『花見ロ万』

 

ほか、奈良『風の森』、長野佐久『KURABITO STAY(橘倉酒造)』

外は寒いけど…

お湯は熱いし、浸かればそれなりに汗も出る。

まずは…

アサヒスーパードライ桜色ラベルで乾杯🍻

100均で買っておいた、お花見シリーズが役に立ちました◎

気分だけ、雪山でお花見気分🌸

綺麗だった室内も、

あっという間にこんな感じ(笑)

で、こちらが湯治宿必須アイテムの石油ストーブ。

まだ、お燗を仕込んでいるわけではなく、

まめたさん、ポップコーンを仕込んでるの図(笑)

 

お燗は、こんな感じで~

アルミ製ちろりは亜希子さんご持参。

これがなかなかナイス!

特に…薄濁りの『ささまさむね』ぬる燗が極上だった覚えが。。

 

あまりに美味しくて、するするいただきすぎて、

ひとりはすぐに撃沈、

亜希子さんと私はおひつをふたりでほぼカラにしてしまう、という暴挙に(笑)

このお酒たちも、翌朝には『風の森』少々を残して、ほぼすべて完飲! 

スゴイッ(笑)

 

冬季閉鎖中でも、お湯は沸いてる、確かにその通り♨

女性専用風呂

男女共用

たくさん飲んで、名湯であったまって、

お帰りはまたスノーシューの旅。。

 

<注意!>ココが現場ですよ!

(photobyまめたさん)

ほんと足元気を付けてても、ずるっとダイブしてしまったらどうにもなんない。

本当に気を付けないと…

でも怪我無くて良かった😌

 

スノーシューなんて初めて履いたけど、

いつも車でひゅーん!と飛ばす森の道を、

あんな風に歩いたってのはいい経験。

 

冬は冬ならではの愉しみ方をするの、賛成~🎶

…また、お燗付けに行きますか(笑)

 

(2023/3宿泊)

www.namegawa-fukushimaya.com

 

<館内案内図>

 

<温泉分析書>

源泉名:上の湯源泉(53.6度)、下の湯源泉(40.4度)

泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉

源泉温度:44.8度 pH:7.0 溶存物質:1,139㎎/㎏ 

加水(多分)なし/加温なし/循環なし/消毒なし