たつみ荘のご主人が亡くなってもうじき丸6年…
お亡くなりになったのは2019年2月18日
それから一年もしないうちに(お邪魔できないうちに)コロナ禍突入…
ようやく、2023年8月、お邪魔することができました◎
『温泉達人会』の鉄&温泉委員会オプションで。
鉄&温泉委員会にご参加のみなさま
今回は2011年7月、新潟・福島豪雨により甚大な被害を受けた只見線(会津川口~只見間)を、2017年6月に「只見線(会津川口~只見間)の鉄道復旧に関する基本合意書及び覚書」を締結したことを期に、我が鉄&温泉委員会が2017年7月、つぶさに見て回った鉄道鉄橋の落橋が、どのように復旧したかを見て回る行路にいたしました。
復旧を期に只見線は多くの鉄道ファンを呼び寄せ、増結をしても座れない状態が続いているようで、参加者全員が着席できることを最優先にして計画をしました。今回、全予定行路の指定席が確保できましたので敢行することにいたしました。
別称、「只見線満喫号」を満喫する会。 by高田さん
それはとても良いお天気の、良すぎるお天気の夏日でした。
東京から東北新幹線で郡山経由会津若松駅へ。
10:00 会津若松駅 快速「只見線満喫号」
大勢のお見送りの旗に見送られ出発
真夏の青い空、白い雲。
暑いと…喉も乾く。北と南の麦酒が車窓に並ぶ。
会津若松で予約し買い込んだ駅弁「海苔のり弁」が本日のお昼。
川の水が濁っているところを見ると…
もしやこの直前まで悪天候で、この日、晴れてた、みたいなパターンだったか…
(晴れ女パターンはこの頃デフォルトなので、この時のこと、あんまり覚えてない😂)
それにしても…
一面鏡面状態の只見川川面。
ワタシ、画像いじったりしないんですよ、基本。
なのでこの絵も、ありのまんまの原色。
完全、映えてますね、これ…😆
そんな夏模様の車窓を眺めていたら、
只見駅到着前に、恐竜さん発見…。
一生懸命、列車に向かって手を振ってくれてます!
(あとで動画貼りますw)
炎天下、暑かっただろうなぁ…
13:35 快速「只見線満喫号」で折り返して…
またも恐竜さん発見! お、お疲れさまです😂
14:20 会津川口駅、そこから貸切タクシー
14:30 第五只見川橋梁
14:50 第六只見川橋梁
15:10 本名ダム
15:45 第七只見川橋梁
16:00 貸切タクシー
16:05 民宿たつみ荘到着!
…何年ぶりだ…!?
女将さんにはこの日ご一行様で行く、とは言っておらず、
ご主人も亡くなってからコロナでお邪魔出来てないので、
現地でお会いしてご挨拶を…なんて思っていたけど、
先に送った日本酒の名前から、とっくにバレていたみたい(笑)
「久しぶりだね~!」と女将さん。
本当に……。
真夏にたつみ荘さんにお邪魔するのはお初かな。
(いつも秋とか真冬とか)
夕方、少々幻想的な風景が。
川霧。こんなの初めて見ました…
只見川を背中に見ながら、お夕飯。
女将さんが毎度のごとく、手際よくこしらえてくださいます◎
天ぷらも熱々!
「ほら、熱いうちに食べてよ!」
もちろん、お手伝いは率先して❣
女将さん、確か前は、ARUGAさん持参の鶴齢梅酒をお気に入りだった覚えが。
今回は、飯沼本家(きのえね SAKE CAMP)で買った、
『ゆあがりにごり梅酒』を持参。
この温泉マークが、温泉マニア泣かせ🤣
女将さん、喜んでくださいました🥰
もう一本はクラファンで買った三芳菊を。
更に川霧が流れてゆく…
そんななか、列車が通った…!
…絵本か何かに出てきそうな世界…
満月がのぼり、川霧はさらに深く。
女将さんが握ってくださったお夜食用のおにぎり、
漏れなく美味しくいただき◎
翌朝。
たつみ荘宿泊者は、一般のオープンの時間1時間前から入浴可能。
だから、館内にはまだ誰も居ない。
広く、綺麗になった館内。
お風呂もキレイになっちゃって、あの岩風呂ぽかった雰囲気も一新。
その代わり?露天風呂もできてるんです◎
源泉温度38.8度、夏は無加温。
温泉マニア的はこーゆーのがお好き💕
朝食のお時間。
女将さんが言う。
「そろそろ列車が通るよ」
1時間に一本?いや、2時間に1本くらい?
二両編成の列車がすーっと川の上を、木々の間をすり抜けていく。
昼間見るのと、夜見るのと、全然雰囲気違う…
やはり昨夜の川霧と月夜の夜行列車は綺麗だったな…🚃
女将さ~ん!
久々にお目に掛かれて嬉しかったです❣
そういえば、あの60年ぶりに姿を現した共同浴場跡は、
今はすっかりまた湖底に沈み…
でも… 湖面の泡の筋は、
「ここにいるよ、まだ活きてるよ」と言わんばかりに、
湖底からぷくぷくと上がってきている源泉の吐息。
何ができるわけでもなく、今はただ、その泡筋をじっと眺めるだけ…。
あれは季節限定露天風呂の湯舟。
ここも、近年は共同浴場建て替え時を除き、
源泉で湯舟が満たされたことは無し。
たつみ荘をc/oしたあとは、こんな感じで。
9:00 民宿たつみ荘 貸切タクシーにて出発
9:15 湯倉温泉共同浴場
9:55 『おふくろ』で昼食
11:32 会津川口駅から 快速「只見線満喫号」
12:17 只見駅着
13:35 只見駅から 快速「只見線満喫号」
この日も、恐竜さんいらっしゃいました☀
お疲れさまでございました🙇♀️
流れる車窓の夏の景色を眺めながら、バータイムを楽しみつつ、
会津若松駅を目指す…。
(モデル:茂子さん🎶)
15:53 会津若松駅着、富士の湯立ち寄り
17:30 会津若松駅出発、郡山にて打ち上げ後、東京へ。
***おまけ***
ふと過去の資料をいろいろ探していたら、
懐かしい季節限定露天風呂の写真も出てきたのでこの機会に…
2014年のこと。
この、3年ぶりに見慣れた景色!!
この、季節限定露天風呂に、湯が張られています!!
そして、眼下には、あの…河原の湯!
アリエナイ、奇跡のコラボレーション。。
おまけに、ナイアガラの滝!?まで登場!
いやー、相変わらず、あわあわぶくぶくですよ…
この日は実は、とある雑誌の取材も入ってらして。
たつみ荘のご主人も隔週木曜日にマイクを握ってらっしゃるとか。
『ラジオ深夜便』
その、雑誌があるのだそうです。
この日は、その取材も^^
深夜ラジオなんて、ここ数十年聞いてないけど、
ご主人がお話なさっているのなら、聞いてみたいなぁ~。。
あの「季節限定露天風呂」に、湯が張られている謎をお知らせしましょう~
実はたつみ荘お隣にあった大塩共同浴場が、
現在改装中です。
浴室があったところは、今はこんな。
只見川が氾濫したときに、この共同浴場も屋根が浮くくらい浸食されたのだとか…
だから、安全性の問題もあり、新しく立て替えを。
素敵な趣ある湯舟だったのですが、
壊されてしまったのはちょっと残念ですね…
秋口には新しい共同浴場がお目見えするそうなのですが、
それまでの間、源泉から直で、このカラのままの「季節限定露天風呂」へ投入。。
共同浴場へ引き湯したときと違って、
源泉直で引いて来ているため、泡の炭酸ガスも半端ないし、
湯温も結構熱めなのだそう~♪
これぞホントの「期間限定露天風呂」ですから、
週末ごとに集い奉仕してくださる湯守のみなさまのおかげで、この湯に浸かれます^^
あ、この「期間限定露天風呂」も、「河原の湯」も、
必ずたつみ荘さんにお断りしてからにしてくださいね。
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