** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

金具屋*長野県下高井郡山ノ内町 渋温泉

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

2002年2月に温泉同好会『越後若草会』メンバーで行って参りました。

渋温泉も外湯めぐりで有名ですが野沢温泉ほど数はありません。野沢は13、渋は9つです。
「苦を流す」という意味で渋の外湯めぐりは厄除けに良いと効きます。

朱印が押せるてぬぐいが300円で売っています。宿泊客のみ外湯の鍵を貸してもらえるので、
それを持って一番から順番に巡りそれぞれの外湯にある朱印を押していきます。

七番湯だったかで男湯の方から、ガラガラ・・・「おじゃまします。・・・あ”~~・・・」という
じょんのび※な声を聞いて私たち四人女湯で笑いをこらえるのに必死だったことを思い出します。

ちなみにおばさまは「ごめんあそばせ」と入ってこられた方も。
上品尚且つ度胸があるような言い方で、いいわね~とも言ってましたっけ。
※「じょんのび」=新潟の方言で「気持ちがいい」「快適だ」
「(温泉などに浸かり)極楽、極楽」と同義。

『金具屋』さんですが前身が本当に金具屋さんだったようで、
館内金物系のオブジェがたくさんありました。

また源泉が4つ、お風呂が8つもあり、特に「浪漫風呂」のお湯がまるで美容液みたい!
お肌が化粧水など何もつけなくてもつるつるになりました。
あの温泉にはまた浸かってみたいと本気で思います。
建物も木造の珍しい造りだとか。

渋温泉自体は小さな温泉街なのですが全体的に趣もあってかなりよい感じでした。
また近くにお猿の温泉があると聞き、雪道を少しあるいてお猿さんに会って来ました。
文字通り顔を真っ赤にして温泉で寛いでいる姿を見ると人間と変わらないなぁと思ってしまいます。
猿は人間ほど親近感を持っていないので注意!と案内板に書いてありましたが、
お猿さんとは目をあわさないのがコツだそうです。

【金具屋HP】→http://www.kanaguya.com/