2002年12月に、忘年会と称し「うましか友の会」で行ってまいりました。
泊まったのは秘湯を守る会のお宿『凌雲閣』でしたが、
あいにくこちらの温泉は循環であまり私好みでなく・・・
そこではなく立ち寄り湯の方がとても印象的だったのでそちらをご紹介します。
温泉の正式名称は忘れましたが、確か『兎口』だったような・・・?、
毎分何十リットル湧出というような豪快な温泉では決して無いのですが、
大昔の海水が地層の関係で閉じ込められ、その水分が温泉として現在湧出しているそうです。
お湯は薄い茶色(少々緑っぽいかも)、
それこそ文字通り「もやもや」した湯の花が浮かんでおり
わずかに気泡と共に肌にまとわりつきます。
ぬるいのでゆっくりじっくり浸かっていたい名湯のひとつだと思います。
兵庫『有馬』・群馬『草津』に並ぶ日本三大薬湯と言われる温泉のひとつです。
でもこういう堆積層から出てくる温泉はやはりそのうち枯れてしまうのかしら?と
余計な心配をしてしまいます・・・
日本三大薬湯ですから、もう一度くらいは訪れてみたいです。
【松之山温泉凌雲閣HP】→http://www.ryounkaku.net/