三年前の今日10月24日も、こうして朝早く丸の内線に乗って、
東京駅の新幹線ホームへ向かったことを思い出しました。
その前夜、新潟を襲った大地震の被害の酷さが、
朝を迎え薄明るくなり、ようやくメディアで見られるように。
ひび割れてめちゃめちゃになっている関越道。
転がってる新幹線。
信じられない光景が、テレビの向こう側で起きていました。
長野新幹線を軽井沢で降り、
たまたま軽井沢に来ていた貞子さんの貸し切りバスに乗せてもらい、
北陸道を柏崎インターまで。
出口渋滞を2時間経て、
ところどころ隆起・陥没を避けながら裏道を走り、
何とか長岡の自宅に辿り着いたのは、夜23時でした。
早朝東京を出て、23時に長岡に着くまでが、
情報がほとんど入ってこない、空白の時間でした。
現地新潟での、余震の回数・揺れは想像以上だったと思います…。
これが三年前、
そして二度とこんなことがないように、と誰もが願っていたのに、
2007年7月16日の中越沖地震。
雪国の、耐え忍ぶことに慣れている性格の人々に、
この二度の試練は一体何を与えかったのでしょうか。
★2006年10月の記事です(2004年当時の画像も載せてあります)『10月23日で中越地震丸二年です』
#画像は、すっかり綺麗にリニュアルされてしまった長岡駅入り口です。