** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

小樽旅亭蔵群(くらむれ)*北海道小樽朝里川温泉

その昔は・・・
『憧れの湯宿』系、所謂デザイナーズ旅館に泊まり歩いていたころもありました(笑)

最初に泊まったころの記憶もおぼろげ・・・
温泉自体のイメージがあまりよくなかったのですが(失礼)、
もしかしたら気のせいだったのかも?と
ふと今回、予約を入れてしまいました。

小樽旅亭蔵群、2008年9月、二度目の訪問です。

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一度目は、先回このカテゴリ長寿館*群馬法師温泉でお伝えした、
みゆき姉さん・かおりちゃん・私の女史三名で泊まりました。
2003年の7月のことだったと記憶しています。

二度目は『北海道でっかいどーメモリアルツアー10日間』の二日目の滞在です。

このお宿の最大のメリットは、オールインクルーシヴ
すべてお宿で掛かる費用込みのお値段で、宿泊料金が設定されています。

夕食時の飲み物も、バーのドリンクも、何を注文してもすべて込みのお値段、明朗会計です^^

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お部屋はメゾネットタイプがほとんど・・・

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がらんとしたシンプルな廊下では、
ほとんどほかのお客さまにお会いすることもありません。

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ぐるっと廊下を回って行くと、たどり着く大浴場。

お部屋にお風呂(温泉)もありますが、
ほとんどほかのお客さまにお会いすることのないこの旅館では、
お風呂もひとりじめ(orアヒル隊長ゆるり~とふたりじめ)できます^^

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温泉分析書が、掲げてありました。
(5年前には見もしなかったですが、温泉ソムリエたるもの、まずはコレ見ないと!ですよね^^)

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     カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(源泉30度・pH多分8.1)

「そっか~ 加温してたんだー」
「ふーん、循環ろ過ね~、とゆーことはやっぱり・・・塩素消毒、だよね~」

と、心のなかでぶつぶつ言いながら(笑)、
長年の疑問が解け、のんびり~まったり~露天風呂に浸かったのでした。。。


実は、このお宿ですごく気に入ってるものがあります。

それはこの作務衣(さむえ)、大島紬です。

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     あらっ! とても足が短いわ(笑)

手に馴染み、肌に馴染むこの大島紬、とても快適なんです。

でも、ゆるり~はポケットには入りません(笑)

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お食事も、多すぎず、ちょうどよい量と美味しいご飯です。
(地元が新潟なので、お米は美味しくなきゃイヤ!です(笑))

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     朝食です

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     おこげも付いてる釜炊きのご飯です♪

お夕食はこんな感じ、お部屋ではなく個室の食事処でいただきます。
(個人的には、そのほうがお部屋に食べ物の匂いが残らないので好きです)

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あと館内には、おそらくオーナーが集めてらっしゃった蔵書やLP(!)や
レコードプレーヤーが置いてある快適な図書・視聴覚スペースや、
ゆったり座れるラウンジ、バー、

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お茶室などもあります。

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「私が湯宿に求めるものって、なんだろう・・・?」

改めてそう思わせてくれた湯宿、『蔵群』でした。


【小樽旅亭蔵群HP】→http://www.kuramure.com/

(2008.9.15二度目の訪問です)
雰囲気★★★★
お風呂★★★  源泉温度30度(加温あり) 循環ろ過(※部屋風呂は循環せず)
  泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(旧泉質名:含塩化土類-芒硝泉)  
お食事★★★ 
お値段★★★ PRICE:35,000円(オールインクルーシヴ) 305
総 合★★★