福島県会津若松市。
地図で見ると右の太平洋側ではなく、新潟県側に近いほうにある街です。
地図で見ると右の太平洋側ではなく、新潟県側に近いほうにある街です。
こちらのお宿は、実は登録有形文化財一号・二号認定。
今回の東日本大震災でも、揺れはひどかったと想像いたしますが、
どこも壊れることなく歴史の重みと共に変わらずに建っているそうです。
どこも壊れることなく歴史の重みと共に変わらずに建っているそうです。
震災直後は、想定していた食材が入らず、
お料理のメニュー等が少し変更になっていたこともあったようですが、
今では平常どおりのサービスでおもてなしできるそうです。
お料理のメニュー等が少し変更になっていたこともあったようですが、
今では平常どおりのサービスでおもてなしできるそうです。
私がこの『向瀧』さんを訪れたのは、1月の大雪降る連休でした。
雪の季節のみ、雪見ろうそくという、幻想的なイベントをやってらっしゃいます。
午後4時頃には雪見ろうそくの支度をひとつずつ、手を掛け、
17時からろうそくに火を灯し、
18時には明かりが消えてしまいます。
なんとも、幻想的な雪景色・・・。
前述のとおり、登録有形文化財一号・二号認定の見事な木造建築のため、
部屋の外はやはり雪深い土地、寒さがしんと堪えます。
部屋の外はやはり雪深い土地、寒さがしんと堪えます。
今回、泊まらせていただいたのは、
昔の造りによくある、ちょっと急な木造階段の中二階?のようなところにあるお部屋。
昔の造りによくある、ちょっと急な木造階段の中二階?のようなところにあるお部屋。
このお部屋には、小さいけれど、四六始終源泉掛け流しの、素敵なお風呂が付いて居ます。
そして、滔々と注がれる蛇口は析出物でガビガビ(笑)
↑名湯の証拠ですね。
寒い冬、かじかんだ体をじんわりと温めるお湯は、
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。(源泉温度は56度、pHは7.7)
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。(源泉温度は56度、pHは7.7)
一体何度、滞在中にこのお湯に浸かったでしょう。
お部屋のお風呂も良いですが、
貸切風呂も全部で3つ、好きな時間に好きなだけ、利用することができます。
貸切風呂も全部で3つ、好きな時間に好きなだけ、利用することができます。
大浴場も男女でふたつずつ。
それも全部、源泉掛け流し、申し分ないお風呂の数とお湯の量です。
それも全部、源泉掛け流し、申し分ないお風呂の数とお湯の量です。
大理石の「さるの湯」はちょっとぬるめ。
「きつね湯」はちょっと熱め。
湯口は析出物ガビガビです。
(実はこちらは、今度また訪問したときの楽しみに取ってあります^^)
湯口は析出物ガビガビです。
(実はこちらは、今度また訪問したときの楽しみに取ってあります^^)
きつね湯の前には、大理石で出来たこんな洗面所も!
会津藩の贅を尽くした様を垣間見た気がします。
さて、お料理。
若いのにきちんとした(ここが向瀧さんの教育の賜物だと思いますが)とても感じの良い仲居さんが、
お部屋にて準備してくださいます。
若いのにきちんとした(ここが向瀧さんの教育の賜物だと思いますが)とても感じの良い仲居さんが、
お部屋にて準備してくださいます。
お夕飯。
福島酵母牛のプチすき焼きと、このほか、福島酵母牛の姫ステーキも!
向瀧の名物、鯉の甘煮。(量が多いときは真空パックでお持ち帰りも可能です)
会津の名物、こづゆ。
福島のごちそうでおなかがいっぱい、
そして再び湯に浸かり、いつもより早く就寝・・・
そして再び湯に浸かり、いつもより早く就寝・・・
旅先のほうが規則正しい生活を送れるんですよね。。
朝は真白な雪景色。
朝ごはん。
磐梯鱒のせいろ蒸し 向瀧の温泉玉子「玉三郎」 そば茶ぷりん!(朝からデザート♥)
うーん、趣き◎ お料理◎ お風呂◎
仲居さんの気配り・心配り◎
仲居さんの気配り・心配り◎
うまく伝わらないかもしれませんが、
このお宿の、お客様のもてなしようは
一泊3万以上の高級旅館だったかしら!?と思わせるほどの丁寧さ&満足感。
このお宿の、お客様のもてなしようは
一泊3万以上の高級旅館だったかしら!?と思わせるほどの丁寧さ&満足感。
間違いなく、もう一度行きたいお宿にランクインです。
今度は、季節が違う時期に・・・。
「究極の温泉」とは何か・・・。
究極の温泉は、人それぞれに寄って違うのは当然だろう。
野趣溢れる醍醐味の野湯(のゆ)が究極の温泉、と言う人も居れば、
高級旅館でのもてなしと寛ぎと名湯が究極の温泉、と言う人も居るだろう。
ふと、距離を置いて・・・たとえば海外の人から見た「究極の温泉」とは。
多分、この本に出てくる名建築であり名湯も持ち得る古き良きお宿・・・
それが「究極の温泉・海外観」に見事当てはまるのでは。。
そんな「究極の温泉」の表紙を飾っている東山温泉の『向瀧(むかいたき)』、
文句なく、名実共に本当に素晴らしいお宿でした。
究極の温泉は、人それぞれに寄って違うのは当然だろう。
野趣溢れる醍醐味の野湯(のゆ)が究極の温泉、と言う人も居れば、
高級旅館でのもてなしと寛ぎと名湯が究極の温泉、と言う人も居るだろう。
ふと、距離を置いて・・・たとえば海外の人から見た「究極の温泉」とは。
多分、この本に出てくる名建築であり名湯も持ち得る古き良きお宿・・・
それが「究極の温泉・海外観」に見事当てはまるのでは。。
そんな「究極の温泉」の表紙を飾っている東山温泉の『向瀧(むかいたき)』、
文句なく、名実共に本当に素晴らしいお宿でした。
(2011.1.8訪問です)
雰囲気★★★★★
お風呂★★★★ 源泉温度56.2度 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:7.7 溶存物質1,860mg/kg ※立ち寄り湯不可
お食事★★★★
お値段★★★★★ 松のお部屋宿泊 ひとりあたり21,000円(一泊二食付き、部屋源泉風呂付)
総 合★★★★★
雰囲気★★★★★
お風呂★★★★ 源泉温度56.2度 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:7.7 溶存物質1,860mg/kg ※立ち寄り湯不可
お食事★★★★
お値段★★★★★ 松のお部屋宿泊 ひとりあたり21,000円(一泊二食付き、部屋源泉風呂付)
総 合★★★★★
(分析書)