宿泊したお宿です。
急遽、宿泊先を手配したため、ちょっと不思議な名前のお宿になりました。
『コッヘル磐梯』
コッヘルとは、登山等で使われる「やかん」の名前だとか。
女将さんがお食事のときに教えてくださいました。
形態は…ペンション、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。(でも違うけど…)
磐梯山のふもとでもあり、場所柄、冬はスキー客で混み合うところです。
なんでこのお宿にしたかと言うと… ネットであれこれ探していたとき、
「天然温泉100% 源泉かけ流し」と、この建物の風貌にはミスマッチ!?とも思える
キャッチフレーズが目に入ったからです。
お風呂は…ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、源泉59度。
成分総計5.499g/kg
イイ感じです◎
向こうに見える露天風呂も、こんな感じ。
ガビガビです(笑)
お風呂は全部で3つあるのですが、24時間貸切で入浴可能、
肌寒い猪苗代の夜にも温まる、濃い目のいいお湯でした◎
あまり期待していなかったこともあり、
温泉だけで満足~ お料理はほどほどであればいいな、と思ったのですが、予想外れ…
囲炉裏端でのお料理。
大好きなコシアブラの天麩羅! もちろん揚げたて。
会津の馬刺しって、旨いんですよ。。ちゃあんとタテガミの部分も添えて。
しっかり味が染み込んだ豚の角煮。
囲炉裏で焼けた鮎、田楽。
最後の〆のお蕎麦まで…(もちろん手打ち) もうおなかいっぱい。。
本当におなかがいっぱいで、
夜、ふたりで宴会?しようと持ってきた会津地酒セットも手つかずのまま、朝を迎え…
左から、蔵粋・国権・栄川・男山・末廣
折角の朝ごはん、昨晩のおなかいっぱいが尾を引き、
ほとんど手をつけられず…すみません。。
5月にお邪魔しましたが、震災後2カ月経っており、少しは?落ち着いたころ。
お宿の女将さんと、そして当日宿泊なさっていた仙台から来られたお客様と、
「大変でしたね…」と、いろいろとお話をお伺いすることができました。
やはり震災直後は、お客様がひとりも来なくて、
お宿を畳もうかとも思ったとか。
なんとかご家族に励まされてまた再開したんですよ…と。
ここにもまたひとつ、出会いをいただきました。
お宿を閉じてしまっていたら、このお湯にも会えなかったもんね…
福島、かなり行ったほうだと思ってましたが、
まだまだいいお湯ありますね!
また、温泉探訪に行きたいです◎
【コッヘル磐梯HP】→http://www.aco.co.jp/kocher/
(2011.5.21訪問です)
雰囲気★★★ 回りは林に囲まれ、静か。窓の外の木にリスが走って行ったとか(みかん♪さん目撃)
お風呂★★★★ 源泉温度59度 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
pH:6.9 溶存物質5.499g/kg
お食事★★★★ 地のものを囲炉裏端で美味しくだしてくださいます。量が多め…。
お値段★★★ PRICE:12,800円
総 合★★★