温泉で「地獄」と言えば、そこは天国…。
「地獄温泉」などと、おどろおどろしい名前を持つこの名湯、
九州の旅行雑誌やポスターで、一度はこの景色、見たことがあるはず…。

この希少な泥湯の、足元自噴の名湯、「すずめの湯」

日中は立ち寄り客も多く、古くから名湯の証の混浴のこの泥湯、
なかなかせわしなさがあるのですが、夕食後の静かなこの雰囲気…。

ふつふつと、湧き上がる泡ぼこを眺めながら…

ただ、深い闇と湯のさざめく音と、春雨の音だけが響く…。
この写真を見て、しばらくぶりに記憶の底から思いだせました。
素敵な風情です。。
開放的なこの露天風呂のすぐ脇には、脱衣所を兼ねた小さな内湯があります。



そんな、古き良き時代の雰囲気を漂わせる、このいにしえからの名湯清風荘も、
なんとお夕飯にはこんな素敵なフレンチがいただけるコースもあります!
名付けて「御座敷フレンチ」









チーズをこんなにそろえているところも、かなり素晴らしいです☆


実は、随分前にも御座敷フレンチをいただいたのですが
(その時は座布団に着席)、
★2007年12月に連泊したときの記録
そのときよりも遥かにレベルが上がっておりました◎
時を止めた名湯の泥湯と、進化する御座敷フレンチ。
なかなかの、コラボレーションと思います。。
名湯泥湯「すずめの湯」、朝の風景はこんな感じ♨
(全景)



夜の雰囲気も良いですが、
朝もまたすがすがしいものがあります。
朝食は、曲水庵という、ちょっと変わった仕掛けのある御食事処にて~



水路があって、

そこにこんな風に、どんぶらこ♪と流れて来ます。

やはり何回見ても面白い。。
以前は、アヒル隊長ゆるり~を流して遊んでましたっけ(笑)
季節がら、管内にはかなりの年代物と思われるお雛様も飾ってありました。

あ、この御座敷フレンチですが、実はランチでもいただけるようになったみたいです。

また、敷地内は名湯すずめの湯のほか、温泉がたくさん!!
面白いところでは、「仇討の湯」なるものも。
(女性のお風呂から、男性のお風呂が覗けてしまうという、遊び心!?溢れたネーミング…)
また、ここの内湯(家族風呂)も結構好きな作りで、
泊っているときは夜な夜なよく浸かりに行ったものです。
下の図で、青く塗ってあるところが温泉。
(仇討の湯は一番右上にあるところです♨)

本当にたくさんの源泉、たくさんの湯舟がありますので、
心行くまで楽しめると思います。
そうそう、すぐお近くの、垂玉温泉山口旅館へは、実は日帰りでチケットがもらえてしまいます。
(山口温泉に泊まると、逆に清風荘への日帰りチケットがもらえるようです)
ご近所どおし、仲が良いのはいいですね!
日帰り入浴は、当日の夜9時まで受け付けてくださいます。
九州温泉道で回られている方はぜひ、お見逃しなく~!

【清風荘HP】→http://jigoku-onsen.co.jp/
(2011.3.20.訪問です)
雰囲気★★★
お風呂★★★★ 源泉温度41.3度(ぬる湯)、47.1度(あつ湯)
泉質:単純酸性硫黄温泉 pH2.6~2.9 成分総計 不明
お食事★★★★
お値段★★★
総 合★★★★
(分析表)※すずめの湯のみ掲載します。
