** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

加仁湯(かにゆ)*栃木県日光市奥鬼怒温泉

訪れたけれど、絵日記に記してない温泉は数知れず・・・
季節外れのものを紹介してもね~と思ってましたが、
こう暑いと、夏だから、冬の極寒温泉を紹介するのも悪くない??

・・・と言う無理やり(笑)なこじつけで、
半年前に訪れた、極寒の冬景色の温泉を・・・♨
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奥鬼怒の秘湯、加仁湯に行くには、
新宿駅から、スペーシア鬼怒川号に乗って、
下今市(しもいまいち)駅まで。
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下今市駅からは、お宿のバスが送迎してくれる、
「雪見風呂送迎プラン」で申し込み。

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下界はもちろん、雪なんてなかったのですが、
だんだん山に入っていくにつれ~

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中継点の女夫渕では既に雪だらけ!
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一般のお客様はここまでしか自家用車で来られませんので、
車で来るならば、ここでバスに乗り換えとなります。

そこから約30分ほど?で辿り着いたお宿、
『加仁湯(かにゆ)』

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今日は積善館のお泊り、お部屋はシンプルな造り。
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廊下からの景色。
2月ですもの・・・ これだけ雪があって当然。
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窓の桟のところに、氷がたまってる!??のもご愛敬??
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見ているだけでクールダウンしそうな画像です(笑)

早速浴衣に着替えて、エレベーターに乗り込み、
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ここ、実は、あちこちいたるところに加仁湯マーク
(蝶の家紋、平家の縁ですね・・・)があるのです◎
ほんとに、あちこちと・・・

まず向かったお風呂は、利き湯ロマンの湯
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泉質の異なる5本の源泉を所有している加仁湯さん。

その5つの源泉がそれぞれ小さな湯舟に掛け流されているとのこと~♪♪
小さい!? 掛け流し??
めちゃめちゃお湯がいいに決まってますよね☆

こ~んな風に並んでいて、
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(左)黄金の湯:源泉46.5度、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
(右)岩の湯:63.7度、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)
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(左)奥鬼怒の湯:45.9度、黄金の湯:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
(右):崖の湯:58度、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)と、
たけの湯:50.2度、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
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※それぞれの詳しい分析書と解説はこちらに掲載されています(立派です!!)

確か金の湯が、泡付きがありました♪
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ほぼ同じ泉質名でも、含有成分・溶存物質に寄って微妙に違う・・・
源泉温度も高めのものが多いので、左から3つ目の奥鬼怒の湯が、ほどよい温度でした◎

このロマンの湯も、夜にはこんなムーディに。。
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貸切湯もあるのですが、
ここは雪がある間は、着替えや移動にちょっと不便かな・・・
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それよりも、そこまで行く間の風景が、なーんか良かった!
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冷えた冬の冷たさが、響いてきそうな色です。。


さて、奥鬼怒、山奥のお夕飯は~
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実はあまり期待していなかったのですが(失礼・・・)、
そのおかげでかなりご満足に~♪

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※別注文の鹿ステーキ(2,100円)
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大広間でいただきましたが、これもまた良し◎

そして、夜は露天風呂へ・・・
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硫黄の芳しい香りとともに、夜は更け・・・

翌朝。いいお天気に恵まれました◎
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朝ごはん。
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あ、納豆、海苔にも加仁湯マーク(笑)
外装だけだと思ったら、中の「たれ」にまで加仁湯マークww
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一体、ここまでやる加仁湯マークの意味は・・・??

c/o10時。
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名残惜しいですが、お宿を後にしましょう。
また、お宿のバスで、下今市駅まで送迎していただきます。
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雪見風呂送迎プラン、
車の運転を気にせず、ぶらりと雪見風呂を楽しみに来るには申し分ないプランです。
(お値段的にも申し分なし! これで12,000円・・・)
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ただし、土日は人気ですぐ埋まるようですので、
確か12月頭くらいだったかな・・・HPでチェックしてみてください☆

下今市駅からは、また電車で一本。
駅弁でもいただきながら、ごゆるりと~♪
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【加仁湯HP】→http://www.naf.co.jp/kaniyu/

(2012.2.4訪問です)
雰囲気★★★★
お風呂★★★★★  源泉5本それぞれの分析書は以下リンク先をご覧ください
              →http://www.naf.co.jp/kaniyu/gensen.stm
お食事★★★★
お値段★★★★★   407号室利用 雪見風呂送迎プラン(土曜日利用、往復下今市駅から送迎バスあり) 
              一泊二食付きひとり12,000円(リーズナブル!!)
総 合★★★★★