「雅叙苑は、昨日を忘れる里といい、明日を忘れる里という。」
約10年ぶりに訪れた、このアプローチ、
鹿児島妙見温泉の雅叙苑(がじょえん)。
以前は、cafeの看板はありませんでしたね^^
でも相変わらず…
本当に…いるのですよ、にわとりさんたち。
「なあに?」って感じの、親鶏さん。こちらはお母さんのほう~
アプローチは、結構シンプルな感じ。
坂を下りて行ったところでカーブして、そこが車寄せ。
お出迎えを受けて、右手の階段を上って母屋のほうへ~
ああ、そうだ。
たしか、こんなアプローチだった。
10年前の記憶を思い出しながらの、一歩一歩。
今日のお部屋はどこだろう…?
そう、この上を上がって行って、一番上のお部屋。
このお部屋…?
「もみじ」
なんてこと! 10年前に泊まったあの部屋と一緒!
でも、今回はリニューアルし、
雅叙苑さんでも3部屋(当時)しかない、「お風呂リビング」仕様に変わっており…
このお風呂は、10年前と一緒。
でも、向こう側にはベッド!
素晴らしい!(笑)
浸かって眠たくなったらごろり横になり、
また浸かりたくなったらお風呂に入り。
一応部屋の中なので扉で覆われてますが、
開け放せば開放的な露天風呂空間!
いいですね~。。
日本で最初に、部屋付き露天風呂を兼ね備えた雅叙苑さん、
常に進化をしてらっしゃいます。。
お風呂の話をしてしまったので、
「雅叙苑」=ミーハー、高いだけ、大したお湯なんかない、と思っている人たちへ、
先にお知らせしちゃいましょう♨
当時は開放されていなかったので、実は私も今回が初めての、
『ラムネ湯』
※雅叙苑マップには、「うたせ湯」としか記されてません
ここに札を掛けて、貸切にして構わない、とのことでしたので、
早速…
なんですか!? これは… と一瞬ひるんでしまいましたが、
浴槽が奥と手前と2つ。
クリアな湯色、そして水面は穏やか。
でも…お湯は掛け流しのざーざー状態。
「…??」
勘の良い方なら既にお気付きと思いますが、
そう、湯面が水を打ったように静かなのに、
ザーザー掛け流されていると言うことは、
「足元自噴」!!
素晴らしき湯量、そして適温、更に「ラムネ湯」と言う名前が来れば…
素晴らしき、アワアワなんです◎
これには、同行の郡司先生はじめ、湯友のみなさん嬉しい悲鳴!
夜も貸切札を掛けて…愉しんでいたようです♨
さて、10年前と比べて残念なお知らせがひとつ。
天降川沿いにあった、露天風呂がなくなってしまってました…
ありし日の、露天風呂♨
そのほかは、以前のまんま。
『建湯(たけるゆ)』
20トンの大岩を、ご主人自らくりぬいた湯舟だとか。
(こちらは男女別にあり)
折角いいお宿に泊まるならば、
c/iは早めに、一番湯も堪能し、ゆったりすべし。。
そしてもちろん、お夕飯も堪能すべし。。
お夕飯は、みんなで一緒に「空」のお部屋でいただくことに。
「箸袋にみなさまのお名前を書かせていただくので、
お名前を紙に書いていただけますか?」とのリクエストが。
途中まで本名で書いていたのですが、
あっと気付き、「ニックネームでもいいですよね!?」
仲居さん、「何でも結構ですよ^^」と。
郡司さん、プーさん、ヨーコさん、ガチャさん、あるがさん、まゆさん、ますみ
と綴ったら、こんな素敵な箸袋になって来ました!
ひとりひとり、お席に。
ただ…この7名の座り順が、なんでこの関係が分かったんだろう??と思うような、
絶妙な配置!
いやはや、驚かされました。。
さて、美味しい鹿児島料理、オンパレード☆
鶏は、塩焼きかお刺身か選ばせてくださいます^^
お料理、これで全部ではありません…
本日のお品書き。
すべて、とても美味しゅうございました。。
なんだろう、所謂高級旅館って、
うやうやしく美味しいお料理を運んでくるのが定番ですが、
ここ、雅叙苑は(確かにハイクラス宿だけど)、そうではないのです。
このなんだか懐かしい雰囲気と、ちょっと田舎に来たようなおもてなし、
その絶妙なアンバランス?加減が、また一層、
このお宿の魅力を惹き立てるのかもしれません。。
***
雅叙苑の朝は遅い。
山と山の間に挟まっているので、陽が当たるのが遅いのです。
朝食会場は、母屋のほうで。
好きなお魚を選んで、卵の料理方法を選んで~
自家農園の手間暇掛けた美味しいお野菜がたくさん!
うーん、このままブランチにしてしまってもいいくらい(笑)
でも、美味しい◎
c/oは12時…
お部屋で横になったり、ラムネ湯に浸かりに行ったり♨
c/oの際、
最後に、女性だけへのプレゼント、と、
小さな花束の首飾りをいただきました◎
そうだ、確か以前もいただいたような記憶が蘇りました…。
今度来るのはいつだろう?
訪れる度に新鮮な発見がある。
次来れるときにはまた、新たな発見があるといいな。
※雅叙苑と天空の森、田島本館は、同じ田島グループです。
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