常々疑問に思っていた、温泉の禁忌症に含まれる「妊娠(特に初期・末期)」
振り返ったら、2009年にこんなこと↓を書いてました。
妊婦と温泉。〔温泉の禁忌症〕→★
一部抜粋すると…
当時の日本健康開発財団の方のご説明時に、
「実はですねー、これ(妊婦の禁忌症)は近々なくなる予定です。
温泉が妊婦に良くないという医学的データが実証できないからです。
もともとは、温泉法が出来たときに、あるひとりの医師だけが、
『妊娠中は禁忌症に絶対入れろ』と譲らなかったからなんですよ」と。
やっぱり~!!
もうコレで「もやっと度」が一気に晴れてすっきり!!に(^_^)v
これは妊婦の方にも朗報!?だと思います♪
(以上抜粋)
「近々」が、あれから5年~になってしまったのは、
さすがお役所ならでは…!?(苦笑)
でも良かったですね♪
これでストレス溜めこむことなく、
温泉好きの妊婦さんも安心して温泉に入れますね♨
ただし、温泉の成分って思った以上に肌から吸収されますから、
刺激の強い温泉よりは単純温泉、
熱湯よりはぬる湯、長湯よりは短め湯のほうが、よさそうですね♪
また、温泉はつるつるぬるぬるも多く足元も滑りやすいので、気を付けてくださいね^^
以下、温泉ソムリエのメルマガ:遠間家元の記事ですが、
非常にまとまってますので、参考掲載させていただきます^^
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■妊婦の皆様、安心して温泉に入ってください(2014/1/25 vol.0273)
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★温泉の禁忌症から「妊娠中」が除外に!
環境省が温泉の「禁忌症」を見直しており、
「妊娠中」が除外される予定となりました。
「禁忌症」の中でもすべての温泉に共通する「一般的禁忌症」には、
「妊娠中(特に初期と末期)」と記載されています。
これが除外される予定となったのです。
「ストレスによる諸症状」と、「自律神経不安定症」が加えられる予定です。
質問をよくいただきます。
その際にはこのように答えておりました・・・
「禁忌症に『妊娠中(特に初期と末期)』と書かれているので、公には堂々と
妊婦さんも温泉に入ってくださいとは言いにくのです。
ただ、『特に初期と末期』と書いてあるということは絶対に入ってはいけない
わけではないという意味にも理解できます。
そして、何より温泉地の妊婦さんは温泉に入っています。
また、温泉の研究者の多くが禁忌症に妊娠中があるのは根拠が不明だと言っています。
そんなことから、不安があるなら精神衛生上入らない方がいいですが、
不安がないなら妊娠中でも温泉に入りましょう。
ただ、湯あたりになるといけないので、単純温泉など優しい温泉が無難です。
また、意外と気を付けないといけないのが『美人の湯』です。
美人の湯は浴室や浴槽が滑ることがあるので、転倒には十分気を付けてください。」
・・・こんな具合です。
これがベストな回答だと思っていますが、ちょっと無理がある説明だとも
思っていました。
が!
このまま予定通り禁忌症から「妊娠中」が除外されれば、堂々と妊娠中の方にも
温泉にお入りくださいと言えます。
ただ、やはり「湯あたり」を防ぐために刺激の小さな温泉を選んだ方がいいですし、
転倒には十分にお気を付けくださいね。
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