** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

粋な男の料理宿 民宿クボタ*兵庫県淡路島南あわじ温泉郷潮崎温泉

 
淡路島には、何があるでしょう?
 
15年前に行ったきり!?な私、
そう尋ねられてもピンと来なかったのですが…
 
*玉ねぎ(甘い!)
*うずしお(ぐるぐる?)
 
そして、「3年とらふぐ」!
 
美味いもん食べに来てや!
イメージ 1
『粋な男の料理宿 民宿クボタ』
 
こちらのお宿に…
 
【朝夕・個室食】★3年とらふぐフルコース・白子入り茶碗蒸し付き★淡路の冬満喫★
土曜日も平日料金★潮崎温泉■美人の湯でピカピカ★
 
このコースでお邪魔することに決めました☆
(温泉付きだし♪)
 
淡路島までは、三ノ宮または舞子バスターミナルから、高速バスで一本!
福良(ふくら)というところまで一直線。
 
イメージ 3
 
外観と、お部屋。
「うちはなあ、建物自体が古いけど
部屋とかは母ちゃんが毎日心をこめてキレイにしてるんや。」イメージ 6
そうHPに書いてあったとおり、そのまんま。
キレイにされてらっしゃいます^^
 
三階のお部屋に通していただき~
イメージ 4
 
浴衣もタオルもありますよ☆
イメージ 5
 
この浴衣を羽織って、
早速、温泉へ行ってみましょうか~♨
イメージ 2
『潮崎温泉』
 
こじんまり系の浴室、貸切で使えちゃいます◎
イメージ 7
湯元ではないので、お湯は引き湯、そして循環(注)
(注:これには壮大なドラマが…(笑) 後述します)
 
「つるつるしますね?」
今回ご一緒していただいた、温泉ソムリエ友のゆーこりんさんと私、
お湯に触るや否や、このひとこと。
 
浴室には分析書が掲げてなく、
頭はお夕飯の3年とらふぐのことでいっぱいで、
その時は深く突っ込みはしなかったのですが…
 
お夕飯♪
イメージ 8
 
てっちり=フグ鍋
イメージ 10
 
 ・てっさ=フグ刺し
イメージ 9
 
ん? どうしてこういう呼び名をするのかな?と思って調べたところ…
 
【てっさ・てっちりの語源・由来】 
てっさは、「鉄の刺身」を略して、「鉄」を促音化した語。 
てっちりも同様に、「鉄のちり鍋」を略し、「鉄」を促音化した語である。 
ふぐには猛毒があり「当たると死ぬ」という意味から、ふぐを「鉄砲」と呼び、
略称として「鉄」とも呼ばれたことから、このような呼称が生まれた。
(引用)語源由来辞典
 
ほほぉー!!
勉強になりましたm(__)m
 
そのほか…
 
 ・てっぴ=フグの皮
 
 ・フグ白子!
お鍋のなかでちょいとボイルしていただきます◎
イメージ 11
 
 ・白子入り茶碗蒸し…これまた美味!
 
てっちりが、煮えてきましたよ~♪
イメージ 12
 
 ・ふぐの唐揚げ
イメージ 13
 
・最後にふぐ雑炊!
イメージ 25
 
まさに、3年とらふぐのオンパレード!
ごちそうさまでしたm(__)m
 
 
翌朝。
シンプルな朝食。
イメージ 14
朝ご飯食べない派の私にしてみれば、
旅館の朝ご飯はこんなくらいがチョウドイイ♪
 
そういえば…ご飯が美味しかったな。。
あとで気づきましたが、たぶん、淡路島産こしひかりだったよう~
きっと海風のミネラルも含んで、美味しいお米ができるのでしょう^^
 
9時半c/o、
お宿代をお支払いするときに、御礼方々、
「ところで、あの温泉、とてもつるつるしますね!?」とお話を切り出したところ、
たくさんいろんな話をおしえてくださいました!
 
女将さんが分析書一式も持ってきてくださり…
そこで判明した事実いろいろ!
 
・ここで引いている潮崎温泉は、地元の建設会社(森長組)さんが掘ってみなさんに供給しているもの
・あのつるつるの正体は、2,000㎎近い炭酸水素イオン!
・pH8.59のアルカリはもはや美人の湯
・源泉地はここから車で20分の距離!
・ご主人は車で定期的に温泉を汲みに行っている
・加水なしの源泉100%で使用
・淡路プラザホテルもここと同じ潮崎温泉
・自分で運ぶと2,000円だけど、運んでもらうと1回2万円!
・源泉は100ℓで100円
 
で、源泉地、ココです♨
イメージ 26
レンタカー借りたついでに、
分析書にあった住所をナビにセットして、探索しに行ってきちゃいました!(笑)
イメージ 21
 
ゲートの中には大量に汲む用の設備がありましたが、
ゲート外にも、なんとホースが!!
イメージ 22
 
100ℓ=100円と書いてあります、これは遊ばない手はありません(笑)
イメージ 20  イメージ 24
源泉遊び~♪♪
 
イメージ 27
 
記念のお持ち帰り用もゲット!
イメージ 23
あ~、楽しかった(笑)
 
まさか源泉地で源泉遊びができるとも思わず、
ドライブ気分で行ったのが良かった!
貴重な体験をさせていただきました♨
 
そうそう、ご主人に温泉話をいろいろ聞いた後、
民宿建物お隣にある水槽も見せていただいたんです。
イメージ 19
 
ここに…
フグや鱧(ハモ)が!!
イメージ 15
 
愛情もって接してらっしゃるのがよくわかる!
イメージ 16
ぺちぺちたたかれ?てるのに、膨れない(=怒らない)フグ。
おとなしいハモ!
イメージ 18
 
イメージ 17
 
わぁ~。。ハモもフグも、こんな間近で新鮮なの見たの、初めてです。。
ご主人、貴重な体験ありがとうございます!
 
次に淡路島に来たら、
この時の御礼も兼ねて、寄らなきゃ!
次に行くなら…夏のハモの時期がイイですね^^
 
【粋な男の料理宿 民宿クボタHP】→http://awaji-kubota.com/
※とても楽しいHPです、ご覧ください^^♪
 
(2015.11訪問です)
雰囲気★★  
お風呂★★       源泉温度38.4度 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 pH8.65 成分総計1,762mg/kg 
お食事★★★      夏はハモ、冬は3年トラフグのコースがお薦め
お値段★★★     一泊二食付き3年フグのコース 14,000円 ※このコースはひとり泊不可ですm(__)m
総 合★★★
 
(分析書) ※「3ホ 知覚的試験」の欄をよくご覧ください、とても興味深い泉質。。
イメージ 28
 
(もう一枚、コピーをいただいたのであとでスキャンして貼りますm(__)m)