** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

歳時記:月の呼び名

古くさそうな単語が好きなワタシ、
ハンガーを「えもんかけ」と言ってみたり、
スプーンを「しゃもじ」と言ってみたり。

FBのつぶやきも、「今宵は~」で始めてますが、
確かにあまり使わない言葉だなぁ、と最近実感。。

昔言葉は、たぶん父親の影響^^;

ま、それはさておき、
月の名前を表す単語って、なんだか素敵だと思いませんか^^

睦月(1月)
家族が正月になごやかに「むつみあう」日と言う意味が由来

如月(2月)
寒い時期なので衣類をさらに重ねて着る様からの「衣更着(きさらぎ)」が由来

弥生(3月)
春の温かさに恵まれ、草木が「弥生い(いやおい)」茂るという意味に由来

卯月(4月)
旧暦の4月頃に卯の花が見ごろになることから由来

皐月(5月)
早苗を植える月の早苗月(さなへつき)が短くなったものに由来

水無月(6月)
酷暑によって日照りが続き、水がなくなる様に由来

文月(7月)
七夕の織姫に手紙(文(ふみ))を供えるという意味に由来

葉月(8月)
葉の落ちる月、「落葉月」に由来

長月(9月)
「夜長月」が略されたという説が一般的。また、「長雨月」から来ているという説もあり

神無月(10月)
この月に国々の神が出雲の国に行くため、神がいなくなる月と言う意味
出雲地方では神在月(かみありつき)」と言う

霜月(11月)
霜が降りる月に由来

師走(12月)
この月に僧(師)を迎えて、お経を読ませる様を「師が走る」と言われたことに由来


慌ただしく過行く毎日ですが、せめて月替わりにこの言葉を用いることで、
少しでも季節感を感じられたら…なんて思ってます^^;