** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

★今こそ!九州9日旅★4日目:鹿児島港→屋久島上陸!→楠川温泉→湯泊温泉→『海の胡汀路てぃーだ』

3日目(後半)からのつづき)

大分トキハ前を出発した夜行バスが目指した先は鹿児島!
大分から鹿児島まで、寝ていれば着いちゃうんですね(笑)

予定通り6時半、鹿児島フェリーターミナルで下車し、
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乗るはずのフェリーを待つ。

行先は、屋久島行き!
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屋久島(宮之浦港)へは、一日一往復便のみ。
行きは鹿児島8:30→宮之浦12:30
帰りは宮之浦13:30→鹿児島17:40

鹿児島港を出るときはどんより曇り空。
なのに…
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約4時間半後、到着した屋久島は…
本土と違ってとってもいいお天気!
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やっぱり私、晴れ女かも(笑)
↑↑今更ながら実感。。

まずは地元のスーパーの調査、と思ったら、
KIRIN一番搾り鹿児島づくりが目に入り。

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ものは試しで、珍しついでに数本購入。

30湯目:楠川温泉
幹線道路から少し外れた森のなかにある、楠川温泉。

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鉱泉を沸かしてます。
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この右側のレバーをひねると、冷たい源泉がざーざー。
蛇口近くに鼻を近づけると、硫黄臭が。
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そして、その目と鼻の先には、石鹸ネットに入った、
塩素玉がww

いやー、これを全部入れられたら、お肌死んじゃう!(笑)
噂通りの塩素玉、ありました◎


屋久島は…周囲はぐるっと約130km。
こんな感じのいい道が続くのですが~
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流石屋久島、
こんなに晴れていても、湿気度合いが半端ない!
車のなかから外へ出るだけで、メガネがこんなに曇ります。。
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この日はコンタクトに疲れてたまにメガネを。

1か月に35日雨が降る(!)と言われている屋久島。
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今日はこんなお天気で、本当に良かった~♪
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ほとんど他の車に合わない快適な道で、快適にドライビングを楽しんでいると、
何やら前方交差点の左側に人影がふたり。

…こっちを見て手を振っている…??

結構なスピードで快適に走っていたのですが、
ひとまず、少し行き過ぎて急停車。

お? 外国の方??? それも男女カップル?
(↑「カップル」も今は言わないか!?笑)

こ、これは…


どうも私の行く先に今晩泊まるお宿があるらしく、そこまで行きたいとのこと。
その手前に私の今晩のお宿があるので、ここまでしか乗せてあげられないこと。
それでもよい、とのことなので、後ろの座席にふたり乗せ。

ひとまずなんか話さないと~と、
昔使ってた英語で語りかけ…
「どこから来たの?」
「彼はフランス、私はメキシコ」
「世界を旅しているけど、初めてのアジアが日本で屋久島」

初めてのアジアが日本!
こんな小さな国の、こんな小さな島に来てくれてありがとう!って、
日本人として、素直に思っちゃいましたネ。。

そんなことを話しながら、15分くらい走ったか…
お宿手前の、平内海中温泉の具合が知りたかったので、
「ちょっと寄ってもいいか?」と了解をとり、
近くまで車で行ってみたところ、既に先客と思われる車が3台ほど道路に。
これは、止められないな…

そう判断し、ひとまずお宿に向かおう!と思ったところ、
後ろのふたりから、
「ここは…イラウチ?」

英語で書かれているパンフレットを見せてもらったところ、
指さしているところは「HIRAUCHI」と書いてある。

そうか! 仏語は最初の「H」を読まない。
彼らはヒラウチ海中温泉のことを言っているのがすぐわかったので、
「ここがそこ(イラウチ)だよ」と教えると、
どうやらここにも寄りたかったらしく、
「ここでおろしてほしい!」と。

車が止められなかったので、彼らだけおろし、
温泉入ったら小腹も空くかな?と思い、
『瑞花』の味七咲をひとふくろずつ、「ジャパニーズライスクッキー」と。

「楽しんでね!」と声を掛け、その場を去ったものの…

彼ら、今考えたら、すっごい軽装で、荷物らしい荷物も全然なく。
彼女は絶対、湯あみ着とかバスタオルとかもってないよな…汗
まっぱで入るのかな…??などと余計な考えを思いめぐらしましたが(笑)、
あの小荷物、
これが本当の旅慣れた人???

ほどなくお宿に到着。
『海の胡汀路(こてーじ) てぃーだ』

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メインダイニングからはこの景色!
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コテージ1棟借りなので、広々ゆったりくつろげます。
温泉ではないけれど、海を臨む半露天風呂があったり~

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早速お洗濯をしたり~
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でもネ、湿気が多いので、天気は良いのに乾きにくい!
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まずは湯めぐりで汗だらけになった衣類を全部洗って干し、
その後夕食までの間に湯めぐりを~
平内海中温泉はおそらくまだ混んでそうだし、
そうだ、こっちから見に行こう…。

31湯目:湯泊(ゆどまり)温泉
い~景色です。。
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この仕切られた露天風呂と、足湯、
そして、奥へ歩いていくと、
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プライベート感満載の絶景温泉!!
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足元の、このおっきな穴のあたりから、湯が出ているようです。
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湯温38度。ぬる湯です♨
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ここでしばらく、湯と海の景色を堪能。。

しばらくして。
地元のキュートな女子たちがビキニ(…って今は言わないか!?笑)を着て
後ろで待ってたのがわかったので、
「よかったら(一緒に)どうぞ~!」と声を掛け。
どうやら、東京のほうから移住?してきたとか。。

で、しょっちゅうここに入りに来ているとか。

この若さで…(たぶん推定20代)、凄いなあ。。
若いって素晴らしい!!

小さ目の浴槽、長湯は禁物。

もうひとつの別源泉野湯も確認してから、
お夕飯に備えてお宿に戻り、
冷やしておいた「鹿児島づくり」を~
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どうせ味なんていつもの一番搾りと変わんないでしょ、と思って飲んだ鹿児島づくり。
「…!?」
なんかちがーう!!
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まじまじと缶を眺めたら、なんと
さつまいものデンプンを原料の一部に使っているのだとか!

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そうなんだー、こんなに違うんだったら、ほかの都道府県のも飲んでみたいな。。
そう思って、コレクターし始めたのがこの頃から。
(これは、10/15に飲み比べの会をやります!!🍻)

いよいよ陽も陰り、お夕飯時。
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お宿の方に言われたとおり、
電気はすべて消し、窓もしっかり閉め。
このあたりは毎晩8時くらいになると、羽蟻?の大群がくるようで…
それは尋常ではない数の…。

コテージなのであちこち窓がありますが、全部閉めてOK!
母屋の食堂へ。

こちらのお宿、お食事も美味しそうだったので、
わくわくしながらテーブルに着き~♪

◆お造り◆
首折れ鯖、そして鯛が三種。
鯛は耳慣れない呼び方だったので、覚えられませんでした^^;
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◆燻製サラダ◆
サラダにガラスの器をかぶせ、スモークを閉じ込める…
開けたときの香ばしい匂いったら!
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あ、小さなお客さま(笑)
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◆ハマ鯛のソテー◆
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屋久鹿もも肉ロースト◆
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◆桃の密煮・抹茶アイス◆
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写真はありませんが、南瓜のスープも美味しかった。。
屋久島まで来て、こんなにスタイリッシュなお料理をいただけるとは…
もう感激です☆

お部屋も快適、眺めも良し、
お料理も素敵、
屋久島、このお宿にしてよかった~

5日目につづく)

屋久島(宮之浦港)行きフェリーHP】→http://ferryyakusima2.com/
【海の胡汀路(こてーじ) てぃーだHP】→http://www.yakushima-tida.com/