貴船へ、11年ぶり!に行って参りました。
お目当ては、これ。

京都の「川床」
京都のだんなよねさんに言わせると、
貴船が「かわどこ」、鴨川が「ゆか」なのだとか。
11年前は『仲よし』にかおりちゃんと行ったきりで、
ずーっと行ってみたいなぁと願いつつ、
昨年のこの時期からの予定を組み(笑)、今年7月のこの日にいよいよ決行!
出町柳駅に集合し、そこから20分ほど、
途中、緑眩しい中を走る叡電。
あらかじめ、出町柳にてお電話で、「これから乗ります」とお伝えしてあったので、
送迎車も寄こしていただき。
「散策、されますか?」
ドライバーさんの願ってもない申し出に、「お願いします!」と一同。
貴船は、上に行けば行くほど、ただでさえ細い道がどんどん細くなる。
なので、『右源太』手前で乗客を降ろし、
そこから5~10分ほど、貴船神社詣でも兼ねてお客さまに歩いていただければ、
一石二鳥といったところ。

この風情ある石段を登り、
境内は七夕一色。


このマークがあるのも、今ならでは(笑)
(昔は当然なかった)

貴船神社の名物は、この水占みくじ。

この白い紙を、水にそっと載せると…

占いの内容が浮き出てくるんです!

そうだ、11年前もやったけど、すっかり記憶も失せてた^^;
1枚200円、選んだ一枚は大吉でした◎
境内の桂の木のまあるい葉っぱも彩り綺麗。

貴船神社からは少しの坂道を3分くらい?
到着するは『右源太』

予約のときは、右源太か左源太か、どちらかになります、と言われただけ。
左源太ってどこにあるのかな?
(もしかして、室内のことかしら…!?)
(もしかして、室内のことかしら…!?)
受付を済ませ、この入り口をくぐるとそこは…

風情ある、貴船の雅な世界!

なんとありがたいことに…
水際のいいお席に通してくださいました◎

ちなみにこの日は紳士淑女(笑)6名でお伺いしたのですが、
奇数より絶対偶数がいいですね…
奇数になってしまうと、どなたかがぼっち席になってしまうので…
特に会席料理などの改まった機会ではなおのこと。
普通なら6名だとひとつの会話で盛り上がれるのですが、
川の流れの音と、比較的ゆったり配置されている席も考えると、
4人くらいがちょうどいいかな?
上空の青いもみじはゆれていないのに、
提灯だけは、川を渡る風を受けてか、ゆら~りゆらり。

お料理のコース、スタート、
まずは先付から。

温かいお吸い物。

お造りは鯛と鮪

鮎は、たで酢と共に。

奈良のおそうめん。
三輪ではなかったような…
でもこの細さとしっかりした食感はタマラナイ!

アナゴ、湯葉、お麩などを天麩羅で。

それにしても、本当に優雅なひととき…。

傍らに見えるビールは、箕面ビールが右源太のために作っているオリジナルビール、
『水源(SUIGEN)』

爽やかな風味が夏っぽくってたまらない◎
限定3,500本とのこと。
鯵の甘酢マリネだったかしら。

じゃこご飯と赤だし。

わらび餅がデザートに。

14時スタートではじめて、ゆったり16時過ぎまで。

心配していた雨も降らず、
途中、晴れ間も見えるほどで、
暑苦しさとは無縁の世界。
ちょうど季節は『小暑』を迎えた頃。
これからどんどん暑くなりますが、
この涼しさを思い出せば、一服の清風が吹くかも…。


【右源太・左源太HP】→http://www.ugenta.co.jp/
※川床料理は、5/1から9/30まで