2007-01-26 上善水如(じょうぜんみずのごとし) ちょっと、お勉強(゚∇゚) 中国老子の言葉です。 「上善」とは、最も理想的な生き方と言う意味で、 そういう生き方をしたいと願うなら、水のあり方に学びなさいというのです。 水には学ぶに足りる特長が三つあります。 1.きわめて柔軟であること。 四角な器に入れれば□な形になるし、丸い器に入れれば丸い形になる。 器なりに形を変えて、少しも逆らわない。 2.低いところに流れる。 低いところに身をおくのは誰でも嫌がるものだが、 水は人の嫌がる低いところ、低いところへと流れていく。 すこぶる謙虚なのである。自分の能力や地位を誇張しようとしないのである。 3.ものすごいエネルギーを秘めている。 急流ともなれば、硬い岩石をも打ち砕いてしまう。 このように、水は柔軟・謙虚・秘めたるエネルギーの三つの特長を持っています。 新潟の地酒『上善水如』は良く見聞きしていましたが、 本来の意味は この本『米百俵 小林虎三郎の天命』島宏著で知りました。 確かに日本酒の『上善水如』って、本当に水みたいだって良く言われますよね・・・。