毎年夏に、山歩きをして温泉に浸かるのが、もはやルーティン化している昨今…
残念ながら2020年はコロナ禍ということで見送りましたが、
2021年はもう、うずうずが止まらない…
二年越しで、湯俣温泉噴泉丘(噴泉塔)を見に行ってきました🏔
ほんとは8月末の予定だったのだけど、これもコロナ考慮し10月へスライド。
湯俣の噴泉丘にお会いするためには、山道を3時間ほど。
ブランチはコンビニで、
イマドキの鬼滅パッケージのこちら、ウィダーインゼリーをゲット。
「"全集中"で進み続けろ!!」
2019年までの山歩きなら、もっともなスローガンだけど、
今回の山歩きは…
ユルイ(笑) もうこれはハイキングレベル。
デフォルト青空はお決まりで~☀
スタート地点七倉山荘@温泉前にたどり着いたのは、なんと12時。
(集合時間は11時でしたが…汗)
普通なら間に合う時間に出てきたのだけど、
緊急事態宣言が解除された直後の週末ということもあり、
みなが一斉に大移動!→高速に入るまでも渋滞、高速あがっても渋滞🚙🚙🚙…
同行のみなさまは、これを想定してか知らずか、
私たち(湯俣S号)以外は前ノリで現地付近に宿泊。
それ、先に言ってよ~~💦
待っててくださった、後発隊の方々と一緒に、
タクシー2台で車で行けるとこまで。
途中、うねうねとくねるダム道を上りながら、
高瀬ダムの説明を運転手さんがしてくださる。
「このダムは、富山県の黒部ダムに次いで二番目に大きくてね、
ロックフィルダム※と言ってね…(説明続く)」
※ロックフィルダム=土や岩石を材料として盛り立てて造られるダムで、中央遮水壁型は、水漏れを防ぐためにダム中央部にコアと呼ばれる水を通さない粘土質の材料を盛り立てます。 ロックフィルダムの底面積は広く重さが分散されて地盤に伝わるため、底面積の狭いコンクリートダムよりも地盤が悪い所でも造ることが出来ます。
ほどなくスタート地点到着!
ダムの水がミントグリーン。。
硫黄の、白濁とエメラルドグリーンを混ぜたような感じ♨
このトンネル入り口から歩き始め。
注意書きの看板。
「晴嵐荘に向かわれる方へ 晴嵐荘前を流れる川の状況が日によって変化するため、
晴嵐荘へ向かわれる方は山行の前に晴嵐荘へ状況のお問合せをお願いいたします。
晴嵐荘090-5535-3667」
そう、今回、直前まで気になっていたのは「渡渉(としょう)」
意味=川をわたること。
直前までのお宿のFacebook情報では、深くても脛程度だ、と聞いて、そこはまず安心。
(このお天気だし☀)
トンネルから歩き始めて15分ほど、
後発隊メンバーが「まだお昼食べてないんだよ~」と、広げてくれたのが、
花ちゃんお手製バゲットサンド!
この美味しそうなバゲットのお相手に、
私たちが集合時間に遅れても、
荷物が重くなっても離さずに担いできたヱビスビールも取り出し、
まだ半分も、というか四分の一も歩いてないのに、
豪華ランチタイム開催~✨
花ちゃん、ごちそうさまです♡
(『旅館すぎもと』のご主人。すぎもとのおつまみシリーズのお食事大好きです♡♡)
さて、おなかを満たしたところで、先を目指しましょう!
10月上旬、たまに紅葉の彩り。
ここまでは割と平坦な道がつづき、
ここから先は、少しばかり山道っぽい雰囲気に。
林道終点、ここまでで約半分かな?
山道を歩き進み、
噴泉丘と晴嵐荘との分岐点まで来ました◎
右奥に見えるのが『晴嵐荘』、手前が川(河原)、だったはず。。
水、ないですね!?!
これは濡れずにお宿に行けます! ラッキー☆
途中、水たまりがあったくらいで、無事にたどり着け。
しかしこれが本当に川になっていたら、
結構な距離を歩かないとだから、ちょっと大変だったかも…。
お部屋はこんな感じの個室と、
広々大人数で2段ベッドで寝る大部屋と。
冷蔵庫はもちろんないので、近くの川でお飲み物を冷やし~
(結構つべたい)
お宿の内湯が調子悪いので、と、
「ダム下の露天風呂」を案内してもらいました◎
宿からは歩いて3分ほど。
あ、アレですか!(笑)
既に先客(同行の先発隊ね(^_-)☆)が居る模様♨
向かって右手奥が源泉地帯?のようで、結構熱め。
途中は足が届かないくらい深いところもあり、要注意ですが、
程よく長湯も出来、楽しめましたよ◎
本当は初日午後に噴泉丘まで行くプランだったのですが、
時間遅れてしまったので、後発隊は行けずじまい、翌日持越しで~
お宿に戻り、お夕飯タイムは、ほかのお客さまが終わられてからの18時から。
お夕飯のメインは、その名も「噴泉丘カレー」!
何が噴泉丘かって…?
ほら…
横からみたらあのカタチ(笑) よくできてます◎
飯出隊長の乾杯前のひとこと。
久しぶりの、大人数での乾杯☆ (2021年10月当時)
やっぱり、みんなでこうやってわちゃわちゃするの、楽しいですね!
翌朝。
お宿の内湯(女湯)。
ほんのり、青色♨
男湯。
しっかりあったまって、朝食をいただいて、
8時、噴泉丘に向けてご一行様出発!
朝方は結構冷え込んでおり、
渡渉で濡れてもいいように下に湯あみ着を仕込み、
寒さ対策でそのうえにパーカーとかバスタオルとか、スタイルいろいろ。
途中、「山も越える」らしいので、
湯あみ着巻き巻きタイプの方々は、ノーパンのままとはいかないので(笑)、
ちゃんとおパンツも仕込んで。
昨日浸かった「ダム下の湯」を右手に眺めながら、
途中こんな吊り橋もわたりながら、
「補助ワイヤーが一部破損しており横揺れがします。
自己の責任において一人ずつ慎重に渡ってください。」
こ、こわいんですけど…(^^;;;;
そして途中、こんな「山」も登ったりしながら川沿いへ降りていき。
噴泉丘がある上流へと向かう。
永井隊長が先導してくれてます◎
ところどころ、黒色に変色した河原。
熱湯がふつふつと湧いているのが判ります◎
先行隊から後ろを臨む。
先行隊の前はこんな感じ。
噴泉丘が…
見えた…! これはよく見える方の噴泉丘。
しかしながら、もう活動は停止?している模様…
さしずめ、休火山、って感じ?
そして、渡渉してから出逢える噴泉丘がこちら。
↑触ってみましたが、案外、というか全然熱くない!
こちらの噴泉丘は、まだ活火山状態!
下の方で、ぶくぶくと音を立てて噴いてます♨
一体は、ここかしこから湯気があがり、
「…ここはドコ?」的な雰囲気…♨
噴泉丘のあたりから湧き出る熱湯と、
ちょうど脇を流れる小川の水とをブレンドし、
底にたまった砂利をよけ、
徒夢さん、晶子さん、りえさんが素敵な湯舟を作ってくれました…!
ほら、このとおり!
着用しているのは、『温泉百貨店』製の「湯あみ着」です♪
セパレートタイプなので、
持ち運びしやすく、乾きやすく、お気に入りで使ってます◎
渡渉してきた川沿いにも湧く源泉を、
石ころと水とを絶妙にブレンドしてくれて、二つ目のお手製湯舟♨
ここでもめいめいに湯あみを楽しみ~♨
そうそう、渡渉。
渡る前は、「ほんとに渡れる!? 大丈夫かな!?」と言う緊張感もあり、
撮影する余裕がなかったのですが、
帰りは早々に渡り切ってしまい、後から渡渉してきた風子さんをモデルに記録撮影。
結構川の流れも急で、深さも川の真ん中ともなると、腰まで浸かっちゃうほど…
サポートしてくれてるのは、若手の徒夢さんと大野さん。
(強力サポート、ありがとう!!!)
河原途中で、若手チームの湯あみタイム♨
朝来た道を戻り、「ダム下の湯」の脇を通り。
「ダム下の湯」、このときは色は白くないですね… どちらかというと黒?
お宿前でみんなで記念撮影☆
あまりに楽しすぎて、お天気も良くて快適で、
噴泉丘あたりでのんびりしすぎたこともあり、
高瀬ダムに予約時間に来るタクシーへの伝書鳩役も兼ねて、
若手チームは先発隊で帰路に。
後発隊はあとに続きます◎
お宿建物から100m?くらい離れたところに、湯だまり、
ここは宿湯の源泉。
水が引いてくれている河原を渡り、
時折ナナカマドの赤い色を愛でつつ、
森の中を進む…。
高瀬ダムのあの碧い色が見えてきました◎
ひんやりと長いトンネルを抜け、
林道を進み、
タクシーが待つ高瀬ダム登山道入り口まで。
今年も、山&温泉、お疲れさまでした…!
…あれ?
汗だくにもなってないし、炎天下で日焼けもしてないし、
今回の山歩きは快適でしたね!?
楽なほうがいいに決まってるのに、
何だか物足りなさを感じるのはナゼ(笑)
来年の『秘湯ロマンス隊』の行先も、
飯出隊長から早々と開示があったので、
(ぶっちゃけ言うと、来年(2022年)はもっとラクw)
また次の山&温泉を楽しみにすることにいたしましょう♨
最後に、風子さんの作画。
「会社の人に湯俣温泉を説明するために絵を描いたのですが、
行った方ならわかるかなと😂😂」とのコメント付きで。
分かるわ~!!(笑)
温泉は楽しく♪ 山歩きも楽しく♬
(2021/10宿泊)
<温泉分析書>
源泉名:湯股温泉晴嵐荘B ←何故か「股」となっています…
泉質:単純硫黄温泉 源泉温度:50.2度 pH:6.4 成分総計:804.5mg/kg
加水なし/加温なし/循環なし/消毒なし
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