** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

つつじ亭*群馬県吾妻郡草津温泉(再訪)

当時、草津に大人な宿が出来た…と気になって、

伺ったのがなんと2002年12月のこと。

あれから…21年ぶり!? 

そりゃ20年も経てば私もオトナになるわ…

 

そんなことを思いながら、お迎えの車に揺られ、

草津中心街から少し離れた『つつじ亭』へ。


創業は1991年、5,000坪の敷地内に、ゆったり10部屋、

当時も確か「料亭旅館」を名乗っていたような…

車から降りて、

入口入って、

 

ロビーを眺めて、

廊下を歩いて、

お庭を眺めて。

 

変わらない…

そう、いい意味で、このお宿、変わってない…。

雰囲気は昔のままでも、いくつか変わったことがあるみたい。

①2022年6月以降、お子様の利用はご遠慮いただいております
予めご了承くださいませ

②全室源泉かけ流し浴槽付きになった模様…

③本館のほか、離れを設け、前者=左近の棟(6室)、後者=右近の棟(4室)と設定

 

以前宿泊したお部屋は確か2階だった気がするけど、

今回は1階、

窓からはお庭が見え、

寒そうなのはこの氷柱(つらら)が物語ってます◎

部屋風呂付き。

可愛らしい、この小ささはむしろウェルカム!

湧き出た温泉を、余計に空気に触れさせることなく、

新鮮なまま浸かれる、と言うシアワセ…

 

化粧品は『OBAJI』ならぬ『OSAJI(オサジ)』

見慣れないブランドだなぁ…?と思ったら、

なんと、製造元が群馬県高崎市、と。

なるほど、おなじ群馬のものを使っているのね…

としかそのとき思わなかったのだけど、

あれからどこかで…この『OSAJI』を見かけた気が…。

どこだったっけな…(思い出し中…)

 

浴衣はデフォルトで2枚セット(嬉しい)

でも、鍵は1個なんだな…

(大浴場あるお宿なら、
 R氏=長湯、ワタシ=それほどでもなので、2個あると嬉しい派)

 

お饅頭は変わらず『ちちや』

昔は『つつじ亭』に泊まると、当時珍しい&品薄だった白いちちやまんじゅう

お土産にくださってたもの。

冷蔵庫のフリードリンク。

 

さて、明るいうちにまず、お風呂に参りましょうか。

大浴場入口『うららの湯』

カメラ等持ち込み・撮影は「ご遠慮」レベルではなく明確に「禁止」、と。

よって、サイトから少々拝借…(引用元:つつじ亭サイト

大浴場は万代鉱源泉

 

実は…次に『つつじ亭』に伺った際は、

きっとこの趣とは違った大浴場になっているはず…

2024/3/1~6/30 大浴場改修工事中。

大浴場が使えないとなると、

お部屋風呂か貸切風呂『玉の湯』を使用するのみ。

(有料:1回45分・2,200円、本館のお客様に限り)

『玉の湯』湯畑源泉

 

今回は、お部屋にお風呂もあるし、大浴場も独泉で満喫できたし、

貸切風呂まで触手が伸びなかったけど~(21年前に利用したきり(笑))

 

お風呂からあがって、風呂上りのビールを少々いただいて、

一寝入りして、お夕飯のお時間。

 

お食事処『花回廊』へ向かう途中にお庭への出口。

確かこの先に、貸切風呂『玉の湯』があったような…

食事処『花回廊』

以前も、美味しくいただいた覚えしかないので、

期待度MAXで椅子席につく。

メニュー(2023/12/23時点)

お料理もワクワクですが、お酒もね…♡

上州利き酒3種セットなるものが。

水芭蕉・土田・かんとうの花(聖酒造)

 

さて、お待ちかねのお夕飯タイム、スタート☆

 

 

 

 

 

 

ゆったりと、最初から最後まで、美味しく頂戴いたしました◎

 

お部屋に戻るとお布団が敷いてあり。

「お夜食でございます どうぞ本日中にお召し上がりくださいませ」

嬉しいサービス✨

お夕飯、たくさんいただいたのに、

夜中になると、小腹がすくのは、何故??(笑)

 

翌朝。

外はまだ凍てつく寒さ。

朝ごはんも『花回廊』にて。

朱塗りの器で、少しずつ、丁寧に綺麗に、並べられてきましたよ。

いただきます。

 

朝食後、隣のロビーを見に。

昨晩ちらっと覗いたときは、もっとムーディに暗くて。

 

草津町民憲章

「歩み入る者にやすらぎを 去り行く人にしあわせを」

20年ぶりに、こちらのお宿に歩み入ってしまいましたね。

 

変わらないもの…のひとつに、

お帰りのおもたせに『本家ちちや』のおんせんまんじゅう

でも、昔は白一色だった気がするけれど、今はミックスみたい。

白いのは栗餡入り。

美味しいんだよね、ちちやのおまんじゅう…

 

そういえば、草津温泉へのエントランスが変わってました◎

バスターミナルへT字路から右に行った記憶だったけど、

それより手前にこんな『温泉門』を作り(源泉:万代鉱)、

高架化し、渋滞解消に一役。

 

将軍様お汲み上げの湯、正真正銘天下の名湯、草津温泉。

草津温泉といえば、

コロナウイルス不活性化のニュースも記憶に新しいところ。

「恋の病以外効かぬ病は無い」…

「草津よいとこ、一度はおいで」

ハイ、もう何十回もお邪魔しております(笑)

また近いうちに、伺います♨

 

(2023/12訪問)

tsutsujitei.co.jp

 

<温泉分析書>(大浴場)

源泉名:万代鉱 泉質:酸性-水素-硫酸塩・塩化物温泉 源泉温度:94.6度 

pH:1.7 溶存物質:3,210㎎/㎏ 加水なし?/加温なし/循環なし/消毒なし

 


 

<つつじ亭の飲み物メニューリスト>