** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

郷の湯旅館*大分県竹田市長湯温泉

長湯温泉の中心街から少し離れ、
温泉好きの方には七里田温泉から3キロ(!)」と言えば分る超至近距離に、
この湯宿はあります。

『郷(さと)の湯旅館』

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この御宿はアプローチからまた良いのです♥
なんだかちょっと、滝川屋旅館さんを思わせる雰囲気も。。

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     母屋に行く前にこの橋「杖忘橋(じょうぼうばし)」があり… (湯治に来た方が、杖を忘れて帰っちゃうほどの効能)

この右側はこの風景!!

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          「うっひゃー!♥♥♥」 リアル温泉好きな方は、これでまずノックアウトです(笑)

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     あれ!?なぜだか敷地内にバス停がある???

あとでお聞きしましたが、ホンモノのバスはここまで入ってこないそうです(笑)
大分バスを退職した方が、記念に、とこの御宿にプレゼントしてくださったものとか。

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          郷の湯旅館。

緑の素敵な時期に来ることができました。
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早めの午後3時前にc/iさせていただきましたが、
先ほどのバス停付近で出迎えてくださったご主人に、

「あの、宿泊なんですけど…」
「あ、masumiさん!」と即答!(実際には苗字を^^;)

そうなんです、この御宿、しばらく前までは、
5~6組くらい?お客様をお迎えしていたそうなのですが、
今は宿泊者は一日二組まで。

今回は実は私たちだけ…

お部屋はこんな素敵にのんびりできる離れをご用意してくださいました。

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そして…

このお風呂も私たち貸切!! なんて贅沢。。

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コッテコテのがっびがび(笑)
ものすごい析出物です!

湯の花は、天然温泉のしるし。
湯舟の底にも泥状の湯の花が…

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     すこしひび割れに力をいれると、ぽろりと湯の花の塊が取れちゃいます。
     (あまりやるとせっかくの湯舟が壊れちゃいますから、注意が必要です^^;)

この湯舟の底がどうなっているかというと…
翌朝、毎日お掃除された後の湯舟をご覧ください。

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     なんとまぁ! これまた綺麗な色ですよね…♥ そして足場があったんですね。

家族湯もあるようですが、露天風呂ともどもこのときは湯を張っておりませんでした。

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たまに、この湯舟の上に、まるで氷のように湯の花が硬く張るそうです。

膜や析出物が湯面に「漂っている」のは何度かほかでみたことがありますが、
「湯面で固まってしまう」なんて!! 

多分マグネシウムの成分がなせる技、ですね。。

残念ながらその奇跡のさまは今回は拝めませんでしたが、
ご主人は「夏のほうが(湯面に膜が)できやすいんだよ~」と。

不思議ですね。。

ちなみに…上記画像は通常は女湯です。
男湯はちょっと小さめなので、ご了承くださいませ(^_-)-☆


お湯で満足♪ そしてお料理は…??

またもやノックアウトです。。orz

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     最初に並んでいるお食事の分だけでも「おー!」って感じでしたが、
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     あとからあとから出てくるお料理!

     もうこの、タラの芽の天麩羅が絶品!! バリッバリのサクッサク!!
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     実はついさっき(1時間くらい前に)ご主人が取ってきてくださったものなのです。。

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     豊後牛は焼き方を聞いてくださったので「ミディアムレア」で♥

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     お食事は、鰻ご飯と肝吸い~♪♪

いやはや、おなかはちきれんほどのごちそう、
美味しく頂戴いたしました…m(__)m

そういえば、ご主人お勧めのハイボールも美味しかった…♥
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     うーん、七里田から3キロのこの好条件なら、今度「七里田ハイボールができるな…。

ご主人、いろんな話をしてくださいました。
でも、湯守として、温泉を本当に好きで慈しんでくださってるんだなぁ
(私が言うのも偉そうですが…^^;)
本当にそんな感じで。

実は最初にお電話したときの、ご主人の応対がとても気持ち良い応対で、
訪れる前から楽しみにしてたのです◎
第一印象、とでもいうのでしょうか、そういうのって大事ですよね。

そんなご主人とのお話とともに夜は更け…
そして朝。

朝食はまた美味で♥
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     温泉で蒸した、お豆腐♪ 美味しいのですが…昨晩のおなかいっぱいが後を引き、完食ならず…モッタイナイ。。     

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     燻製たまご♪

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     「郷の湯」ネーム入りおひつに入ったご飯も美味しかった。。


相方R氏はいたくこのお宿を気に入ってしまったようで…
あの離れのシチュエーションといい、この贅沢なお湯といい…
彼は旅先でも少し仕事をするので、この静かでリラックスできる空間が、とても心地よかったのでしょう。。

今度はいつ来れるかな!?

ベビーパウダーのように湯あがりに肌にまとわりつく成分!
そしてあの素晴らしき湯舟、忘れられませんね。。

郷の湯さん、たくさんお世話になりました、
ありがとうございましたm(__)m   

#つっち☆さん、おかげさまでつっち☆さんサービスが(笑)
 ありがとうございました♪

九州温泉道、エントリーのお宿です☆




(分析書)※クリックすると拡大表示されます。
マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 源泉温度51度 pH8.5 溶存物質合計5,573g/kg
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