『BEAMS』の別府のみやげものシリーズで初めて出会い、
別府市の長野恭紘市長がまるで自分のご家族のように
愛おしくお話しされていた『亀家』さんへ。
ご夫婦で始めた和菓子屋さんだったけど、旦那さんに先立たれ、
今は女将さんおひとりで。。
(亀のようにゆっくりと2人でやっていこうね、と、
旦那さんが『亀家』と名付けたと…)
場所はなんと『うらしま』と『観音ネーム』との間でした(笑)
(温泉好きならすぐわかるロケーション)
「わぁ~!ちっちゃいきんつばもあるんですね!
東京でビームスさんで見て、来ちゃいました」
とお声掛けたら、
女将さん、東京では自らは販売できなくてもどかしいけど
(ビームスさんに託しているけど)、
それがご縁でわざわざ別府のお店まで来てくれた、
ということが嬉しかったようで、
「さあさ、こっちからあがってお茶でもどうぞ!」とドアの鍵を開けて、
中にお招きいただき…(^^;
ビームスへ卸している商品のラベルのお話や、
この羊羹やきんつばたちが美味しいのは、
自分が大好きだからその愛情が詰め込んであることなどなど…
いろいろお話をしてくだいました。
途中、業者さんが小豆やお砂糖、水飴などを納品に来てくださってましたが、
「ちゃんと中まで運んでくださって有難いですね、重くて持てないですもんね…」
そう、意外とこんな繊細な和菓子ですが、
実は力仕事。
たぶん、大量の餡子を煮るのに混ぜたり、水飴を取り出したり、
お砂糖をキロ単位で持ってきたり。
なかでお茶をいただきお話している短い間、
お客様が3組(うち多めの予約1名)、
お電話2回(うち1回は販路拡大?のリクエストに
作れる量は限られているからとやんわりお断りのご様子…)、
御年何歳なんだろ?
女将さん、すごく可愛らしいおばあさま。
「きんつば、今出来立てのを作るから、これを持って行って!
きんつばは出来立てがいちばん美味しいから!」
奥でパウチしてくださったきんつばミニを5個と、
かぼす羊羹を買い求め、
↓かぼす羊羹はこの緑色の。上にちらちらっと金粉入り
天然の香り色素を使ってます^^
女将さんのチャーミングな笑顔に送られまた別府のまちへ。
そうそう、長野市長のことは、
『別府には美味しいきんつばがありますね』と言われ、
それで市長が買いに来てくれるようになった。
以来、東京出張の際など必ず注文してくれる」と^^
最後に、本当にこのできたてきんつば、
本当にあっさり美味しすぎて、粒あんキライの私が(笑)、
もりもり食べちゃったことをご報告しておきます。
間違いなくこれは別府のみやげもの、お薦めです(^_-)☆