** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

翡翠之庄(かわせみのしょう)*大分県竹田市長湯温泉

気がつけば・・・一週間に一回更新しようと思っていたメイン温泉記事が、
福島県横向温泉滝川屋旅館さんのまま半月も放置(^^ゞ

 

嬉しいことに、このあと年末にかけて、なんと4組の温泉ソムリエさんたち
滝川屋さんご訪問予定です*^^* 
女将さん、きっと喜ぶだろうなぁ♥

 

・・・で温泉記事、心を入れ替えて、一週間に一度は更新をしようと思っています、
どうぞお付き合いくださいませm(__)m

 

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大分県の名湯のひとつ、炭酸泉の長湯(ながゆ)温泉
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一時期、「日本一の炭酸泉」の看板を下ろしていましたが、
2007年にまた復活されたとか・・・。

 

濃度や温度、ゆう出量、公衆浴場の充実、温泉資源を守るための条例があることなどを総合的に考え、
三大要素を総合して日本一の宣言をしました。
  CO2との共存:地球上には人類にとって大切な二酸化炭素もあるのです。
なんだかはっとさせられたフレーズでした。

 

紙詳しくは、以下のサイトにて・・・
【ラムネ温泉HP:日本一の炭酸泉】→http://www.lamune-onsen.co.jp/kounou.html
【長湯温泉協会公式HP】→http://nagayu.fan-site.net/

 

さて、そんな長湯温泉、いろいろ見所はあるのですが、
まずはガニ湯!

 

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かれこれ・・・多分5本の指以上の訪問回数だったにもかかわらず、
なんとこの野湯に入るのは今回が初めて!
 (ってゆーか、単に以前よりモノ好き度が増しただけ!?(笑))

 

天風庵(後に記事にします♪)にも一泊したので、早朝、浴衣姿で行って参りました♪

 

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     ガニ湯でアヒル隊長ゆるり~と一緒に「カニピース♪」です(笑)

 

私の好きな温泉地のひとつの要件に、まったりできるカフェがあること
これがあればシアワセなのですが、ここ、長湯温泉にもガニ湯近くに二箇所、あります。

 

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(左)「林の中の小さな図書館」併設カフェ・(中央・右)茶房川端屋:川端屋さんでは、ホウレンソウソフトが食べられます♪

 

そしてなんと今回は美味しいパン屋さん「欧州パン工房」も発見♥
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トマトクリームチーズ:水を使わずトマトジュースで練り上げ! ガニ湯パン:これ、どちらも美味でした♥♥
長湯もお洒落になりましたね*^^*

 

今回二泊三日を長湯温泉で滞在したのですが、
二泊目は、長湯温泉街を少し外れた、『宿坊翡翠之庄』へ。

 

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その昔、ずーっと昔に、TV「秘湯ロマン」で見て以来、
ずーっと気になっていた御宿です。

 

長湯ダムの傍まで上がるのですが、
ここまであがるとさすがに泡のお湯には浸かれませんが、
その代わり、成分の濃そうなお湯が待っています。

 

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基本は、貸切のお風呂がたくさんあるので、空いている限りフロントで鍵を借りて自由に利用。

 

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          このお湯は、「風」です。

 

気に入ったのは、こちら、「寒月(かんのつき)」と言うお風呂。

 

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ほかには、そんなに広くない大浴場が男女ひとつずつあります。


文彦さんから、湯上り一杯のサービスがあります♪
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こういうサービスは心憎いですね*^^*


さて、温泉でのんびりしたあとは、お待ちかねのお夕食・・・♪
こちらはエノハ=山女(ヤマメ)料理が有名です。

 

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     ひとつずつ丁寧に運ばれてきます。

 

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     「長湯の四季」

 

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     お品書きにはなかったのですが、たしかトマトの冷製スープ。    

 

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     直入エノハ重盛(ヤマメのお刺身)

 

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  お刺身にしたあとの骨せんべい♪     季節の生野菜      豊後牛ロースト

 

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          エノハ唐揚 塩焼き

 

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     この御宿名物のひとつ、幻のエノハ茶漬け

 

そしてもうひとつ、ワインリストも結構豊富だったので…
希少なアイスワインを頼んでみました(一杯千円)。

 

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          うーん、やはりデザートワインですね(^^ゞ

 

デザートといえば、このプリンがめちゃめちゃ美味しい!!

 

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聞けば、このプリン食べたさに訪れるお客さまもいらっしゃるとか・・・。

 

これには、我が家専属パティシエのR氏も、「うーん。。」と感嘆するほど。
レシピを聞き出そうと思いましたが、これは企業秘密♥とのことで、残念。。

 

お夕食後は誰も居ないラウンジでまったり。

 

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いろんな方の色紙が飾ってあり、中には松田先生のも・・・
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みなさん、思い思いにこの御宿での滞在を楽しまれているようですね^^

 

一晩明けて朝食。
こちらも夕飯同様、個室の食事どころでいただきます。

 

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     お魚。海が近いと美味しいですね♪

 

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     エノハふりかけも食卓に。

 

画像は取り忘れたみたいですが、朝食に出たビーフシチューがとても美味しかったです♥

 

のんびり滞在し、エントランスでしばしの間c/oを待っていると・・・
息子さん?とおぼしき若い方(多分20代前半)がとてもきびきびしていて気持ちのいいご対応。
「この跡継ぎがいるなら、このお宿は安泰だな~」などと思いつつ、
御宿をあとにしたのでした。

 

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        こんな立派な息子さんなら、文彦さんも、一安心ですね*^^*

 

あ、書き漏れるところでしたが、こちらの御宿、自家農園をお持ちです。

 

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これも、お料理をより一層美味しくさせていた魔法のひとつなのでしょうね(^^♪

 

長湯温泉ならではのラムネの湯の醍醐味は、温泉街にて。
私は、大丸旅館さんの所有物、元祖『ラムネ温泉』の、
低めの炭酸泉が出ている源泉(できれば家族風呂)がお気に入りです。

 

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     ドイツから送られた浴槽に、アワアワが浮かんでいるのが良く見えます。

 

温泉街には飲泉所も三箇所ほどありますし、
飲泉コップも売られています。
共同浴場も数箇所ありますし、行かれたならば日帰りではなく、
のんびり一泊もしくは二泊旅をお薦めします。

 

日本の名湯、だと思います、炭酸泉の長湯温泉。
これからもまた、ちょくちょく行きたいなって思います^^

 

#炭酸泉で言うと・・・実はご近所の七里田温泉(しちりだおんせん)や、筌ノ口温泉の山里の湯
 お気に入りだったりします(^^ゞ

 

##大丸温泉旅館はお兄さんの首藤勝次さんが、翡翠之庄は弟の文彦さんが経営されています^^
  そして天風庵は弟さん系、林の中の小さな図書館はお兄さんの系列のようです。  

 

11月1日から3ヶ月間以上の予定で、ラムネ温泉館内で長湯温泉ふぉとこん(写真展)を開催中です。
その中に泡まみれになったアヒル隊長ゆるり~も出没しておりますので、
どうぞお時間のある方は探してみてください☆

 

【翡翠之庄HP】→http://www.s-kawasemi.com/kawasemi/
(2009.8.21訪問です)
雰囲気★★★★
お風呂★★★   源泉温度49.5度 泉質:ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉  
          pH:7.0 溶存物質3.662g/kg 
お食事★★★★
お値段★★★★  15,000円(母屋「芹川」宿泊)
総 合★★★

 

 

(分析表)
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