** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

日本のワインの聖地・甲州勝沼へ。

7月7日、七夕の日に、
甲州勝沼のシャトー・メルシャンへお邪魔してまいりました。

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全国的に悪天候だったのに、山梨だけはこのとおりいいお天気!

タクシーの運転手さんがおっしゃってました、
「東京の天気予報と逆なんだ~山梨は。東京が雨ならこっちは晴れ!」

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右手にあるこの建物が、メルシャンさんの受付。

メルシャンのワインにお詳しい方が、今回御案内してくださるとのこと~♪
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涼しいロビー。

ほどなく今回御案内してくださる御方がいらっしゃり、
まず、通されたのが、こちらのお部屋。
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ワインに関してのお話をお聞きしたあと、
テイスティングが待っておりました^^

白三種類、赤二種類、計5種類のテイスティング
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最初に正直に謝ります…メルシャンさん、ワタシ、大いに誤解しておりました…
結構美味しいワイン、作っているのですね~!!

日本のワイナリーのワインは甘いからヤダ、と
昔から思ってましたが、今は違うのね。。

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今回テイスティングさせていただいたのは、この5種類、
すべて目の前でコルクを抜いて供してくださいました。

私たちのために、モッタイナイなぁ、と恐る恐るお聞きすると、
「大丈夫です、残ったものは試飲コーナーへ置きますので~」

なぜならば…今回、カクヤスさんのお計らいで、
わざわざ2人だけの特別セミナーを開催していただいているのです。
(もっと細かく言うと、大好きな銀座のレストラン『DAZZLE』さん繋がりではあるのですが…)

テイスティング含め座学のお時間で、1時間半ほど割いていただきましたでしょうか。。

今度は場所を移して…

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資料館へ。

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少し前まで、醸造に使われていた樽。
ここだけ、壁を伝う地下水のおかげで、ひんやり涼しい。
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年代もののワインも並びます。
中身が減っているのは、明らかに、天使の分け前??
(瓶に入れたらそうは言わないのかな?)
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1970年代のメルシャンワイン。
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最近のワイン。葡萄の実をモチーフにした、洗練されたエチケットになってますね。
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なんとなく…ワインの歴史をお聞きして思ったのですが、
日本酒と同じところがあるな、と。

一昔?前は、やはり混ぜ物?が多い甘口のワインが好まれていた、
だけれども今は、本当に美味しいワインが、世界レベルでも認識されつつある。

原材料や作り方など、もちろん日本酒・ワインそれぞれ違いますが、
どちらも日本と言う風土(テロワール)に育(はぐく)まれるお酒であることは変わりません。

いいものを作っていけば、きちんと周りが評価してくれる。
どんどん、そんな時代になっていくとよいですね。

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普段、関係者以外立ち入り禁止の葡萄園にも案内してくださいました。

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ワイン用の葡萄は、葡萄棚ではなく、こうやって低く造るのが主流だとか。

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(左)カベルネ・ソーヴィニオン         (右)カベルネ・ブラン

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(左)ピノ・ノワール              (右)メルロー

当たり前ですが、全部葡萄の色形、違います。
面白いですね~

さて、ここまででセミナーは終了。
(Mさん、御丁寧にどうもありがとうございました!)

終了後は、資料館お隣の、カフェへ~
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折角なので、グラス価格で一番高いものをセレクト。

次にこの「あわ」をいただいたのが、これが甘かった…
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で、常温までぬるくなってしまったグラスでしたが、
おかげさまでこんな素敵な写真が撮れました☆

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メルシャンさん、お世話になったカクヤスCさん、
どうもありがとうございました☆

【シャトー・メルシャンHP】→http://www.chateaumercian.com/
【なんでも酒やカクヤスHP】→http://www.kakuyasu.co.jp/index.jsp