『別府八湯温泉道名人会』
第42回日本旅のペンクラブ賞受賞理由
別府八湯温泉道は、2001年にスタートした加盟施設150のうち88湯を巡るスタンプラリー。「別府八湯温泉道名人会」は温泉道の普及を目的に2012年に設立。共同浴場を守り後世に残す活動の一環として、施設の加入促進、施設の清掃、温泉まつりへの参加、温泉道参加者へのアテンドなどを熱心に行ってきた。会員は全国200余人に及び、別府を宣伝し、頻繁に別府に通い、別府の地域活性の原動力となっている。
これらの活動を高く評価して第42回日本旅のペンクラブ賞を贈呈します。
「日本旅のペンクラブ」と
「日本旅のペンクラブ賞」について
「日本旅のペンクラブ」とは
日本旅のペンクラブは昭和37年(1962)6月28日に設立。創立して半世紀以上歩んできた団体で、旅の文化の向上をめざすとともに、自然環境保護や地域活性化のため、取材例会、観光振興への提言などさまざまな活動を続けています。現在、会員150余名、会友(旅館・民宿・飲食店の主人など)50名で構成。
会員には旅行ジャーナリスト、ライター、WEBライター、編集者、作家、歌人、写真家、画家、ラジオパーソナリティー、弁護士、建築家、大学教授など多彩な職業の人が属し、著名人では永六輔、推理作家・脚本家の辻真先らが在籍しています。かつては歌人・若山牧水の弟子の大悟法利雄、民俗学者の宮本常一、漫画家の宮尾しげお、動物文学作家の戸川幸夫といった人々も会員でした。
会長は西行、副会長は松尾芭蕉というのが最初からの申し送りで、現在の代表会員は旅行作家の中尾隆之。
「日本旅のペンクラブ賞」とは
日本旅のペンクラブ賞は、旅の文化の向上に寄与したと認められる団体、個人、行政機関等に贈呈されるものです。当クラブ会員・会友を初め、各都道府県の観光課、観光協会などから推挙され^_^た候補を、当クラブ内に設置した選考委員会で検討。候補を数ヶ所に絞り込んだうえ、会員、会友の投票を経て決定します。中断した時期もありますが、昭和47年(1972)の第1回に始まり、令和4年(2022)で42回目を迎えます。
第1回(1972年、創立10周年)戸倉上山田温泉「滝の湯」旅館
第2回(1973年、創立11周年)該当なし、以降休止
第3回(1983年、創立21周年)静岡県松崎町
第4回(1984年、創立22周年)大分県湯布院町
(中略)
第28回(2008年、創立46周年-第21回旅の日)北塩原村 裏磐梯観光協会
第29回(2009年、創立47周年-第22回旅の日)(社)四万温泉協会
第30回(2010年、創立48周年-第23回旅の日)美山町観光協会(京都府南丹市)
第31回(2011年、創立49周年-第24回旅の日)銚子電鉄(株)
第32回(2012年、創立50周年-第25回旅の日)スパリゾートハワイアンズ
第33回(2013年、創立51周年-第26回旅の日)一般社団法人石垣市観光交流協会
第34回(2014年、創立52周年-第27回旅の日)兵庫県豊岡市
第35回(2015年、創立53周年-第28回旅の日)横手市増田地域局
第36回(2016年、創立54周年-第29回旅の日)「日本秘湯を守る会」の名誉会長・佐藤好億氏
第37回(2017年、創立55周年-第30回旅の日)みやこ女将の会(京都府)
第38回(2018年、創立56周年-第31回旅の日)まちの駅ネットワークかぬま(栃木県鹿沼市)
第39回(2019年、創立57周年-第32回旅の日)遠州横須賀倶楽部(静岡県掛川市)
第40回(2020年、創立58周年-第33回旅の日)むらかみ町屋再生プロジェクト(新潟県村上市)。
そして、
第42回(2022年、記念すべき創立60周年-第35回旅の日)別府八湯温泉道名人会(大分県別府市)となりました!