** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

然別湖コタン氷上露天風呂*北海道鹿追町 然別湖畔温泉(『ホテル風水』裏手季節限定露天風呂)

(2023/1/3追記)
この円形の露天風呂2つが老朽化により使用不可とのことで、2022年クラウドファンディングにて資金調達し、今期からはこの円形露天風呂にはお目にかかれなくなりました…
クラウドファンディングにご支援を! – 然別湖コタン

 

 

8月を前にうだるような暑さに悶えてるTOKYO、

クーラーをがんがん効かせても、芯から冷えない。

そう、芯から冷えない…

文字通り、「芯から冷えた」、そして氷の世界で温もったときのこと、

今こそ、絵日記にしたためてみよ…。

 

*****

2021年3月、本当はそこに行けるはずでした。

『然別湖コタン』名物、氷上の露天風呂。

だけれども、諸般の事情により私だけ行けず、

ほか3名のみなさまのみ一路北海道へ。。

 

あまりに無念で無念で…

1年越し、それも会期最終日に行くことに…!

 

*****

2022年3月12日、羽田→帯広、

確か朝発だったのに、帯広着いたのはなぜか14時w

(計器不良により途中でいったん羽田へ引き返したため…✈)

 

よって、レンタカー借りて、

途中でR氏オーダーでパフェを食べて(笑)、

然別湖に到着したのは16時過ぎ。

『しかりべつ湖コタン』

ここに行くには『ホテル風水』を目指して行くと便利。

会場はゲートが設けられており、9時~20時、氷上露天風呂も同じ時間帯でオープン。

2022年度から、500円チケット制になりました。

これ1枚持って入れば、会期中いつでも入場可能だとか。

いざ、氷が張っている然別湖、へ。

そう、ワタシ…

ここに来る前に、真夏の然別湖、見たんだった…。

氷上露天風呂なんか跡形もない、一面の湖…

2021年7月の景色↓↓

 

氷の写真と左右で比べてみますね。

 

アハハ…(笑) 全然違う!

アタリマエか…。

夏に来たときは、氷の影もカタチもない然別湖に呆然としたけど、

今、やっと目の前に一面氷の世界! やったぞ、リベンジ✨

 

しかりべつ湖コタンMAP

あの正面のぷっくりした山は『くちびる山』って言うのね、カワイイ♡

既にこのときで時間にして16時半過ぎ。

湖上を吹く風は冷たく、あちこちで地吹雪状態。。

こちらが氷上露天風呂入り口。

この日はちょうど、17時~18:30まで男性タイム。

やはり…明日の日中を狙いましょう。

 

ここはひとまず、『ICE BAR』なんかも覗いておこう…

氷でできたバーカウンター。

一枚板の氷テーブル! スゴイ厚さ。。

気温、マイナス2.5度

アイスバーメニューはこちら。

↑真ん中に紙を貼って目隠ししているのは、アイスグラスで提供の場合のお値段表示。

残念ながらこの日のアイスグラスは完売御礼と。

 

なので、提供されるのはプラカップ…

カクテル(オレンジ)しののめ、(緑)コイズム

やっぱりアイスグラスだと趣あったんだけどなぁ…しょうがない。

アイスバーのなかは、氷のオブジェがあちこちに。

奥が祭壇?のようになっていて、これはまた2021年と全然違う雰囲気で。

ちなみに、2021年当時の『ICE BAR』

(上3枚ともphotobyARUGAさん)

…全然違う。

2021年のほうが凝ってましたね(笑)

 

 

『ICE BAR』出口のごみ箱に、

用済みになったアイスグラスが多々。

結構分厚く作っているのね~。。 

明日最終日はあるかな!?

(→手作りのため、入荷しなかったとのことで結局ナシ)

 

湖真ん中らへんには、アイスチャペル。

キャンドルも灯して、少し厳かな雰囲気。

さ、ここから引き返しましょう。

振り向くと、前方右手に『ホテル風水』

やわらかな灯り… あそこはあったかいんだろうな。。

湖ビューのレストラン(ちょうど灯りがついているところ)で、

ゆったりお食事をいただき。

(特に奇をてらったお料理があるわけではないのだけど、

給仕してくださる方は外国の方々でしたがサービスも申し分なく、

とてもゆっくり美味しく自身のペースでいただけて良い印象が♡)

 

さて、氷上露天風呂の源泉は、どこから?

ここから。

眼下には足湯(夏場は近くまで行けたけど冬季は積雪に阻まれて行けない…)

その隣に源泉発見! そこから、延々ひいているようです◎

こんな感じで(笑)

 

そして翌朝、チャレンジタイム!

ホテルc/oを11時にずらし着替える場所を確保(延長料金支払い)、

9時オープンだけど、オープンアタックする人は絶対居そうだから、

敢えてそれを外して、9:20頃チャレンジ。

ちょうど、出て来るカップルがいたところで、

お湯加減を聞いたら「熱かったです!」と。

ふむ。熱いとは何度ぞや??

 

露天風呂手前に着替えスペース。

会期最終日とあって、ちょっとばかり足元も汚れていたので、

あとで洗濯する前提で足置き場(着替え場所)を設置。

そしていざ、露天風呂へ…!

お、こちらは上がっていくのねん。。

氷に素足は冷たかろう、と、持参したのはクロックスビーサン。

(まじでフツーにさぶいです◎)

 

階段を上がると… あのくちびる山!

そして、夢見てきた氷上露天風呂✨

温度は44~45度。

先ほどのカップルが「熱い」と言っていたのはまあ正解◎

私たち温泉マニア的には適温? それもこんな氷の世界のどまんなかでは!

 

浸かっては火照ったカラダを冷やし~

冷やしてはまた浸かり~を繰り返し、

かれこれ…45分ほど?? 誰も来ないのでずっとずーっと独泉しておりました。

 

この湯舟の淵に器用に乗っかって、

背中で感じる冷たい風は、むしろ心地よく、いつまでもぼーっと…。

アイスチャペル側から見たらきっと、

半裸人(セパレート湯浴み着着用)が浴槽淵に腰かけてて、

見る人皆、ぎょっとしただろうなぁ、などと勝手に推察…。

 

c/o11時だから、そろそろ戻らないと。

そう思って着替えてから、気になっていた足湯もチェック。

 

この露天風呂のお隣(右側)が、足湯。

足湯もちゃんと着替えスペースあり。

湯舟は一回り小さめ、浅くて、とてもここには浸かれない高さ。

そしておまけに… 左の露天風呂より熱い…!

実測46度(笑)

こりゃ、誰もが熱いって言いますわね(笑)

 

そうそう、ここで、ベトナムから来たという若い女性に出会う。

足湯に来たのにタオルを持っていない、と言う。

(温泉入り口で『ホテル風水』タオルでも売れば便利だし儲かるのに…)

 

いつもなら予備タオルくらい温泉道具のなかに入れているのだけど、

今回は余計なものは全部『ホテル風水』のお部屋にある。。

 

以前、蒲田温泉?で買った百均のバスタオルがほぼ使ってなかったので、

「これでよかったら…」と彼女に進呈。

折角ここまで来たのに、温泉に浸かれなかったとしたら…

絶対あとで後悔しちゃいますからね(^_-)☆

彼女、あのあともいい旅、出来たかな…。

 

源泉温度53.9度。

あちあちのまま、『ホテル風水』から引湯♨

 

<温泉分析書>
源泉名:然別湖畔温泉ホテル1号井 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素温泉

源泉温度:53.9度 pH:6.2 成分総計:2,404mg/kg

加温なし/加水なし/塩素消毒なし/循環なし



『しかりべつ湖コタン』は、1980年からだから、

足掛けもう42年もやってるんだ…。

凄いですね…。

 

またいずれ、この景色にあえますように…

 

*****

 

お、気持ち幾分か涼しくなった(笑)

暑中お見舞い、申し上げます^^

 

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