** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

築地市場、見学。

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初めて築地市場へ行って来ました。

今回は、本日11月11日開催予定の『霜月の会』のメインとなる新鮮秋刀魚を買いに、
下町育ちの薫さんに連れて行って貰いました。

築地市場は一度行って見たいと思っていたところです。
薫さんは市場に関してはお知り合いがいるのでお手のもの、
あれやこれやまるで社会科見学のようにいろいろ教えて貰いました。

まず、ターレー(※ターレットとも言うそうです、ちゃんと登録番号付いています!)、
ゴーカートの大きい版で立って乗ります。
大きなハンドルはまるで大型トラックのよう。
それを操り、足でペダルを踏む姿はさながら東南アジアの国の風景・・・。

あっちでガー、こっちからガー、
薫さん曰く「みんなあれに乗るとね、なんか得意げな気分になるらしいよ」って。
なるほどなー、男の子だったら一度は運転してみたいって思うかも・・・
(※画像は後ろ向きしかありませんが・・・)

それから、築地市場のシステムも教えて貰いました。
海老屋さんは海老のみ、貝屋さんは貝のみを売っているので、
あちこちで注文し(値段はほとんど付いていない)、
最後に「茶屋」と呼ばれる場所で全部購入品を受け取る。

競り(せり)は向こうの専用の台で行われ、
それぞれ「なんとか水産」って書いてある下に、「養殖魚」とか「新鮮魚」とか書いてある。
競りには「競り専用の帽子」がないと参加できない。
この競りが朝いち(6時くらい?)に行われ、
その後、築地市場内のお店でさばかれ、店頭に並べられるって訳です。
お昼には終わってしまうので、
なるべく朝早めに行くことをオススメします。

そうそう、市場に来る時は汚れてもいいような汚い格好してきてね、って薫さんが言っていましたが、
それには汚れてもいい、と言うほかに、もうひとつ理由がありました。
いかにも観光客ルックで来ると、普通の市場値段では売らないそうです。
普通のどこかの仕入れやのおばちゃん的格好で行き、さりげなく「これいくら?」と聞けば、
市場値段で売ってくれるそう。

なるほどね~

箱買いしないといけないと思っていたのですが、
実はそうでもないようで(薫さんが一緒だったかもしれませんが)、
「秋刀魚15匹」を購入。

本当は、これで用は済んだハズ、だったのですが、
おやじさんが箱の中から美味しそうな牡蠣を一箱出して来ました。
30個入り、丸字で「A」が付いた最高級の品です。
(画像ありです。こうやって普通に売っています)
「わっ!高そう!」と心で思ったのですが、
お値段聞いて、死にました・・・。

さて、いくらだったでしょう??
 ↓
5,000円くらい! 
だったら、このまま売りますから5千円くださいね(^0^)/~って感じですよ~
 ↓
じゃあ、3,000円くらい!
いえいえ~
 ↓
えー、じゃあいくらなの~??
 ↓
うーん、30個で、せんはっぴゃくえんです。
 ↓
え~~~ 30個で1,800円?? 一個60円!?!?
じゃあ、お店で食べる牡蠣のあのお値段は何なのー(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻

お店のおやじさんも、「この値段聞いたら外で食べれないよ」と。
もちろん、このお値段でこのボリューム、
即買いでした。

と言うことで、
今日の『霜月の会』は秋刀魚刺身、秋刀魚ご飯、三日間煮込んだおでんの他に、
急遽、岩手県産生牡蠣が登場!!
ついでに築地市場内に本店のある、『松露(しょうろ)』で厚焼き玉子も購入、
食欲の秋『霜月の会』に相応しい、食材となりました♡

薫さん、どうもありがとうございました!!m( )m