** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

湯宿だいいち*北海道養老牛温泉

羽田空港を離陸し、今度は北へ・・・
九州へ向かうより、北に向かうほうが大地が眺められて面白いですね!!

福島の猪苗代湖上空を抜け、乳頭温泉の近く田沢湖の上を通り・・・
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          うーん、このあたりは玉川温泉とかあるところかな!?

十和田湖(特徴あるカタチ、くっきりわかりますね!)の上を通り・・・
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     ここらへんも、温泉天国だ・・・。

下北半島を眺めると、「ん? 恐山に湖があるんだ・・・」
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     恐山に小さいですが、湖発見!

そして津軽海峡(大間のマグロ・・・(涎))を渡り、北海道の大地へ~

「でっかいどー北海道メモリアルツアー10日間」の最後のお宿として選んだこちら、
養老牛(ようろううし)温泉『湯宿だいいち』

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近年、日本秘湯を守る会の会員になられたお宿でもあります。

ここはいい評判しか聞いたことがありません。
あの、ひとりで秘湯を守る会会員宿を100軒近く渡り歩いたまさえもんも絶賛。

なにが、そんなに・・・?

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中標津(なかしべつ)空港(※ANAしか就航していません)にてレンタカーを返却、
お迎えにきていただいて、一路、養老牛温泉へ。

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養老牛って面白い名前・・・と思っていたら、アイヌ語で「ヨロウシ」の当て字らしいです。

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     エントランス。広々していて、気持ちがいいです。

夜はこのロビーの窓の外にシマフクロウがやって来て鳴くとか!
さすが北海道、スケールが違いますね。。

さて、お宿についてまずはチェックイン。

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     鍵をふたつ、渡されます。なるほど、早速これで来たか!と(笑)

鍵がふたつのお宿・・・記憶にある限りでは、
長野県の仙仁温泉岩の湯さん、あともう一箇所、どこか・・・失念^^;

お部屋はタイプがよりどりみどりで、今回はこちらのお部屋。

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          和モダンな感じで、お布団ではなくベッド、そして一面川沿いの緑がとても綺麗!
          ↑相方がデカいですが、真ん中にアヒル隊長ゆるり~が居るの、わかります??

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     お部屋の床の間?にはこんな綺麗にお花も飾られ・・・

そうそう、浴衣の柄もお宿らしくて良かったです♪
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でも、この汎用柄のほかに・・・女性には彩り浴衣が選べるサービスも☆
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     浴衣・・・を撮ったつもりが、これ、パジャマですね!? パジャマサービスもあるなんて・・・!

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     私の選んだ浴衣。二日目は、これで館内うろうろしてました♪

寛いで過ごせそうなお宿です。
さて、そうなると・・・次はお風呂。

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          無色透明の、渓流沿いのお風呂!

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          大胆な混浴風呂!

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          岩盤浴が出来る小部屋(お部屋にサウナ着も付いてました)

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          内湯も広くていい感じ♪

広いです・・・。
画像はありませんが、そのほか、樽風呂とか、混浴露天風呂の前に岩露天風呂とか・・・

お風呂も広いですが、館内も広い!
カタチにこだわることなく、年々進化しているお宿だ、とも、旅行雑誌に書いてありました。

そんなハード面も納得・・・
でもそれよりも何よりも、
ご主人と女将さんが、気取らずてきぱきと、周辺を見回し細やかに心配りをなさる・・・

たとえば。

お夕飯前のひととき、あの広いエントランスの椅子に腰掛け、
生ビールをふたつ、注文しました。

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湯上りビール飲み飲み二人でまったりしておりましたら、
通りかかったご主人(とても動きやすそうなラフな格好をなさっているのですが、間違いなくご主人)、
暖簾の向こうに消えていったと思ったらすぐ戻ってこられて、
手には、ちっちゃなおつまみテトラパックが!

それをさりげなく、私たちに供して行ってくださいました。
そしてまた本来の用事を足しにいずこへ・・・

見ていて本当に気持ちの良い動きなのです、若いスタッフのみなさんも。。

そして、極めつけはお料理♪
二日分のお夕飯を一挙掲載いたします<(__)>

【一日目お夕飯】

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     花咲ガニカニと名前は付いていますが、ヤドカリの仲間だそうです。。既に北海道でも希少価値!

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【二日目お夕飯】

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  初物、根室の秋刀魚♪

ちなみに朝食。
つきたてのお餅(お客さんも希望者は餅つきに参加できます♪記念写真付き)を出してくれたのも、
美味しかった~♥

基本は、お好きなものをいただけるバイキング方式。

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「昨晩、食べ過ぎたな~」と思ったら、朝食でセーブ出切る。

お食事、◎◎◎です!!(^_^)v

私たちは2泊3日ですが、
実は仲居さんに寄ると、最高連泊者は6泊7日だとか・・・(*_*)

そうなるとお料理はどうなるんでしょう?

お客さまの好みや苦手なものをお聞きして、一日一日料理長さんが工夫して出してくださるようです。


そうそう、お風呂はご紹介しましたが、温泉ソムリエのみなさま用に、
分析表は最下段に掲載しておりますm(__)m

 自然湧出  ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 泉温66.7 pH7.4 毎分126㍑。

湯口の温度は熱すぎず、温すぎず適温、塩化物泉ですから温まりもよく、
おまけに硫酸塩泉でもあるので、美容に嬉しいアンチエイジングです♥

お風呂のバラエティーも富んでおり、いつ、どこにお風呂に入っても退屈しない湯宿です。

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     のんびり~貸切風呂もあります^^


また、近くに野湯「からまつの湯」があるということはわかったのですが、
ちょっと歩かなきゃいけないのと(といっても多分数キロ・・・)、お部屋でまったりづいてしまったので、
今回は見送り~ 野湯と会えずじまいだったシマフクロウは、次回の楽しみに取っておきます*^^*



養老牛温泉からは、マリモの阿寒湖屈斜路湖(この湖畔は温泉たくさん!)もドライブ圏内ですし、
立地的もなかなかお気に入りです。

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          屈斜路湖半のこのお風呂・・・また行ってみたい。。

この当時(2008年9月)だと、ANA便が羽田⇔中標津で日に一往復するのみ^^;

秘湯を守る会の11泊目のご招待で行くのもいいなぁ~♥
ただし、初夏から9月頃までは繁忙期なので、この時期の11泊目はお断りとのこと~
今度はゆっくり、冬の北海道もいいかな・・・(あ、でも寒そうだな・・・^^;)


さて、ここにつくまでに、宿泊先一覧。。
小樽2泊(小樽朝里クラッセホテル・蔵群)→支笏湖丸駒温泉旅館
 →旭川芽登温泉→阿寒ビューホテル→知床花ホテル→養老牛温泉2泊(湯宿だいいち)

最近はこんな日数で国内旅行する人もいないって言われたよ、と相方が申しておりました^^;
確かにそうかも・・・

でも往復飛行機タダ(ANAカードでショッピングポイントをマイルに交換♪)だし、
あとはレンタカー代とお宿代ですね。。

あ、ANAカード、この10月分から、
1ポイント=10マイルが、1ポイント=3マイルに変更になるそうです!
(JALカードも同じです)

むむ・・・。これはよろしくないですね。。(笑)

お手元にマイル交換ポイントがある方は、9月末に一度交換されることをお薦め致します!

・・・と最後はマイルの話になっちゃいましたが、
北海道、ぐるり巡ってみて、ほんと奥が深い! そして温泉たくさん!!
ただし、移動距離長い(笑)

今度行くときも、長めのお休みをいただいてからじゃないと・・・モッタイナイですね^^

【湯宿だいいちHP】→http://www.yoroushi.jp/SB/

(2008.9.21-9.22宿泊です)
雰囲気★★★  
お風呂★★★  源泉温度66.7度 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 pH:7.4
        溶存物質1,637mg/kg 
お食事★★★★★
お値段★★★★ 一泊二食付き19,950円 211号・261号 カード利用OK
総 合★★★★
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
*** お宿分析表です ***
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