岐阜県。
ある意味、一番ちょっと行きづらい土地かもしれません。
飛行機で行くには中途半端で行けず、
新幹線も通っておらず。
でも、車で行くにはちょっと遠くて。
今回は、新宿から高山行きの高速バスを利用し、途中平湯で下車。
往復でそれでも1万円ほどなので、
レンタカーを借りると思ったら、道中寝てられるし、好きなこと出来るし、ということで、
のんびり、寄り道なしの、福地温泉へのバス旅~。
実は3年前、はじめて福地温泉に訪れたときに、
「次に泊るならここにしよう」と密かに心に決めていた、
山里のいおり草円(そうえん)。
重要文化財の建物はどっしりとその風格を表し、
でも、その空気は重すぎず、心地よい古き良き雰囲気を纏い~
煙香庵(えんこうあん)のお部屋。
手前にもうひと部屋と、この縁側があります。
百戦錬磨!?のアヒル隊長ゆるり~も、しばし湯疲れを癒す、縁側。。
福地温泉は、優しいお湯。
草円さん名物の、この露天風呂「森の湯」
水面に映りこむ緑がとても綺麗なこと…。
半露天の内風呂も、こんな感じ。
左手に、源泉がぶくぶく湧いているところがあって。内風呂がある畳敷きのロビーには、
なんとこんなオブジェ!?も。。
天然記念物並みですね。。(笑)
表面にはうっすら膜もはり、でもかなりのアチチ湯♨
ナトリウム-炭酸水素塩泉
実はこちらのお宿、名湯はこれだけじゃないんです…
母屋から少し歩いて、旧まつ屋さんへ。
(こちらは作務衣のような動きやすい寛ぎ着です)
こちらが…
薄いグレーに見えますが、
これが、細かな泡付きのアルカリ単純温泉!
福地温泉にも、泡付きのお湯があったんだ…。。
貸切風呂が3か所、と先ほど記しましたが、
それぞれにこんな立派な露天風呂も付いて。
でもどうやら、内湯とこの外湯、
源泉違いますね… 外の方が強いお湯で、熱めです。。
まつ屋さん、正面から。
建物横に源泉。
絶えず、シュー!と音が聞こえます。
これは、開業していたころの名残でしょうか…
今は、草円さんの宿泊者専用貸切風呂です。
なんとなく、湯めぐりをしつつ、あたりを散策してみたり。
そうそう、宿泊者専用と言えば、この宿泊者専用の足湯も、良かった◎
『舎湯(やどりゆ)』
恐らく昔は旅館だったのでしょう。
中は、自由に休める囲炉裏と、
まるで泳げちゃいそうな足湯(笑)
湯温は…激しく44度に近い43度台w
でもなんだかなー、熱いけど、さっぱりしたいいお湯!
ここ、足湯にしておくには、モッタイナイですよ。。
楽しみな岐阜のお料理は~
どうして、プレミアムモルツって、泡が増えていくんでしょうね!?(笑)
実はコレが絶品でした…(煙香庵宿泊のお客様のみ♥)
そのほかに、飛騨牛のステーキもあり…
実はご飯にもこだわっているようで、釜で炊いたご飯には、おこげが…
本日の夕餉のメニュー。(2012.6.2)
そしてまた、部屋に戻った私たちはお布団へスライディング(笑)
そのまま爆睡~ 旅に出ると健康的になって良いですね。。
朝食も夕餉と同じ囲炉裏端で。
温泉地の朝食に、温泉卵が出るのはやはり嬉しかったりします☆
シンプルですが、美味しい朝ごはん。
朝、搗いたばかりのおもちと、岐阜名物の味噌の朴葉焼き。
食後は、ロビーでゆっくり、コーヒーなど頂きながら。。
c/oはゆったり11時。
お土産で持たしてくださったおにぎりと携えて
緑の中をバス停福地温泉口まで歩く…。
久々に緑のシャワーを浴びた、
新緑の飛騨路でした◎
【山里のいおり草円(そうえん)HP】→http://www.soene.com/
(2012.6.2訪問です)
雰囲気★★★★ 母屋は国の登録有形文化財
お風呂★★★ 宿泊者専用の貸切風呂(それも内湯)は◎ 細かな泡付き 源泉名:草円水ワケの湯
源泉温度41.3度 泉質:単純温泉 pH7.5 成分総計388mg/kg
お食事★★★★
お値段★★★ 煙香庵「いちい」宿泊 一泊二食付き27,500円(ひとりあたり)
総 合★★★★
<おぼえがき>
・なぜかクレジットカードを使う場合は事前申告制、それも限定ブランドのみ(JCBは不可)の取り扱いで、
手数料が約2,000円ほど取られます。(むしろ、使えない、と言い切った方がスマートでは…)
・c/iは15時。それより早いアーリーチェックインの対応は難しいとのこと。
ちなみに、前泊した長座さんでは都合が整えば、2,000円で14時までレイトチェックアウト出来るそうです。。
(分析書)貸切風呂、旧まつ屋「草円水ワケの湯」
(分析書)森の湯
(分析書)福の湯 ※大浴場