秋深まるころ…
御嶽の山の頂もほんのり白く染まるころ、
雪虫と戯れた峠道。
大平御嶽展望台にて。
この白い小さな真綿のような雪虫が飛ぶと、もうじき初雪。
下呂・湯屋温泉『炭酸泉の宿 泉岳舘』のあとに向かったのは、
濁河(にごりご)温泉の『朝日荘』
『泉岳舘』も『朝日荘』も日本秘湯を守る会の会員宿。
秘湯を守る会スタンプ帳16冊目の私でも、
新潟からも東京からも、岐阜はなかなか行きづらく、
ようやくお初の訪問♨
玄関前向かって左手には足湯♨
扉を開けると、
ロビーはこんな雰囲気。
お部屋に通していただき。
鍵はふたつ、有難い…。
お茶菓子は「おんたけさん」
御茶とお茶菓子をいただいたら、さぁ、温泉に♨
自家源泉溢るる内湯、
そして露天風呂
この濁り具合… なんだか私の好きな鹿児島・妙見温泉の湯の色に似ている。。
析出物のガビガビな感じも◎
(自家源泉『朝日荘の湯』分析書は文末に掲載)
民芸チックな雰囲気でまとめられたお休み処やラウンジ。
お風呂上りには…やっぱり生ビールでしょ🍻
喉を潤し、お夕飯時までもうしばらく。
実は17時から貸切風呂の予約が出来ていて。
喉を潤した勢いでまた、お風呂へ♨
ここの湯は、先ほどの男女別浴場・露天風呂とは違う源泉。
貸切風呂の内湯と、
露天風呂。
貸切で内湯・広い露天が使えるなんて、なんて贅沢。。
18時、お夕飯タイム、食事処へ。
このちゃぶ台、なんだか愛らしくてステキ☆
よく見たらちゃんとミニ囲炉裏付き。
いただいたお酒は『久寿玉(くすだま)』 岐阜・高山のお酒。
実は翌日、たまたまですが、この蔵元にも寄れました◎
その近くに会った、ステキな老舗お味噌やさんにも。
一夜明け、翌朝の貸切風呂♨
宵闇では分かりにくかった紅葉も、ほらこのとおり。
朝食も夕べと同じちゃぶ台にて。
岐阜・飛騨の名物は朴葉焼き。
お風呂も、お食事も、ゆったり寛げる快適な滞在。
追加アクティビティで、朝日荘から徒歩で行ける距離に市営露天風呂もあり。
たまたま、冬季閉鎖前の最終営業日前日(11/3)だったため、
c/o前に少し足を延ばして。
冬季閉鎖ってことは、結構雪が積もるのかしら…
なんて、暢気なことを思っていたら、
ここ自体が既に御嶽山6合目で標高も1,800mもあるのだと…。
単に雪が積もる、以上の冬の大変さを一気に察知いたしました 汗
雪道にとても自信がある!と言う方以外は、
11月から4月初旬までの行先には選ばないほうが得策かもしれませんね。。
(2019/11/3宿泊)
朝日荘で使っている温泉は2種。
①朝日荘の湯…男女別内湯・露天風呂に使用(ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉)
②濁河の湯…貸切内湯・貸切露天に使用
(ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉)
<温泉分析書①朝日荘の湯>男女別内湯・露天風呂
源泉名:源泉朝日荘 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉 源泉温度:53.4度
pH:6.72 溶存物質:2,217mg/kg 加水なし/加温なし/循環なし/消毒なし
<温泉分析書②濁河の湯>貸切内湯・貸切露天
源泉名:市営泉源の混合泉(市営G泉、濁河温泉、市営泉源の混合泉)
泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉
源泉温度:54.0度 pH:6.5 成分総計:2,755mg/kg
加水なし/加温なし/循環なし/消毒なし
当時は「のみ不可」の看板が出てましたが、
今時点(2021年10月)は公式サイトを見る限り、
①自家源泉の内風呂は時間限定で、
◇日帰り入浴料金◇大人お1人様800円(14:00~16:00)
②貸切風呂は要予約のうえで利用可能な模様。。
◇日帰り入浴料金◇1組様50分3,000円(要予約)
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