「令和元年 九月
いいなあ日本、 泣けるね
いいね日本人、 ありがとう。」
こんな胸熱くなるメッセージが残っていたお宿、それは、
きっと、外国の方のメッセージなのでしょう、
たどたどしい、時に間違って塗りつぶしている漢字・平仮名、
本当に心から、思って書き残した言葉なんだろうなぁ、と。
c/o後に少しゆっくりさせていただいた、
ロビーにあった旅の記録帳に書かれていたものでした。
この外国の方が感動した理由、そのひとつはここの泉質…
含二酸化炭素泉、この泉質は、日本でも数えるほどしかなく。
「ぬるま湯 なれど湯ざめせん良い湯 泉岳館」
泡付き炭酸泉は、熱が加わるとその炭酸が飛んでしまうので、
大概がぬる湯♨
ここも、源泉温度12.2度。
(のちほど、最下段掲載の分析書をご覧ください)
日本秘湯を守る会の加盟宿。
民芸調で調度品も整えられ。
お部屋は、「307くりん草」
嬉しいのは、お部屋出入口すぐわきに、この飲泉所があるところ♨
お部屋は角部屋で、窓の外は渓流の景色、
そして、山間のお宿の必須アイテム、ガムテープ。
「え? これ、何使うの?」という方はまだ修行が足りない(笑)
万が一、カメムシが出てきた場合、これでそっとくるんでサヨナラする…という
アイテムです(笑)
カメムシさんは、突っついたり、振れたりすると、くっさいにおいを出すので…。
館内マップ
上の管内案内にも、いろいろと泉質のことについて述べられてますが…
百聞は一見に如かず! まずはトライ♨
こちらは、少し加温浴槽のほう。
湯温35度近くにも関わらず、このアワアワ….。o○
どうもこの、側溝的な隙間から、耐えなく泡が沸き上がる◎
単なる加温浴槽だったら、ここまで泡はつかないと思いますが、
この側溝のおかげ?で気持ちよいアワアワ.。o○
楽しくて、顔を付けたり、腕についた泡をぬぐったり…暫く遊べます(笑)
暗いとよくわからないので、翌朝の写真をここでご紹介。
右手前に、源泉浴槽。
アヒル隊長ゆるり~なら、難なく浸かれちゃいます…♨
さて、お夕飯時、食事処にて。
まずは、ドーンと地酒の瓶が並べられ。
まずは下呂麦酒を🍻
岐阜でお肉と言ったら、飛騨牛ですね…。
今回は、しゃぶしゃぶにて~
デザートまでしっかりいただき、ごちそうさまでした。
お布団に入る前にひと風呂♨
貸切露天風呂は、大きくゆったりめ。
同じ場所から、朝風呂の風景♨
まんなかから、ぶくぶく源泉出口あり。
朝ごはんも食事処にて。
名物『伝統の泉岳鍋』
炭酸泉に浸したなめらかなお豆腐の上に、ふわふわの自然薯をかけて蒸し焼きに。
『泉岳館』創業以来より守り続けてきた、伝統のお鍋。
そういえば、お米美味しかったなぁ…
飛騨産米だそう。
さりげなく、アヒル隊長ゆるり~🎶🐤♨
入口向かって右手に、この寛ぎスペースが。
珈琲など、自由にいただけるスペース。
数あるコーヒーカップセットからチョイスし、少し頂戴する間に、
たまたま見つけたのです、この書き込みを。
「令和元年 九月
いいなあ日本、 泣けるね
いいね日本人、 ありがとう。」
温泉は日本の宝、それを好きなだけ享受できる私たち=日本人、
本当に幸せだなぁ、と、つくづく実感。。
これをしたためた外国の方、
今頃どこの温泉地巡ってるんだろ…♨
(分析書)