信濃の国、長野県。

上田駅から上田電鉄で30分、別所(べっしょ)温泉へ。


別府の、大和温泉の外装をおんなじペパーミントグリーン色、
和名では、なんという名前の色なんでしょうね…


別所温泉は、
その昔、大学時代の女子友達と厄落としツアー(笑)で巡った場所。
長野市内の善光寺は有名ですが、
それだけだと、片参りになるため、
こちらの北向観音もセットでお参り。

流石に温泉地にあるお寺だけあって、
手水(ちょうず)は、なんと温泉!

ちゃーんと分析書まであるところはサスガ♨
ちなみに泉質は、単純硫黄温泉!

昨年2012年の1/8に訪れたので、絵馬はまだ龍。

天然記念物の愛染かつらの木も、
今時期はすっかりハートの葉っぱを落としています。

今宵の御宿は、臨泉楼柏屋別荘(りんせんろう・かしわやべっそう)。

文豪が好みそうな…、いえ、文人墨客がまさに好んで逗留した名宿。


あ、こちらが男将(おかみ)、よしやちゃんです(笑)

↑これがまた、このお人形さんにそっくりなんです。。

お部屋にはこの時期、おこたが用意されており、
お風呂グッズやアメニティもきちんとご用意あり。

意外と、この「籠(かご)」が便利なんですよね。。
別所温泉、共同浴場は全部で4つあるのですが、
外が寒いのと(笑)、旅館でゆっくりさせていただいたのとで、
結局出歩かず~^^;
お宿の貸切風呂にてまったり。。
畳張りの大浴場内湯はバリバリ熱湯循環でしたが、
(今のHPは、大浴場も源泉掛け流しを謳っているので今は違うのかな?)
この貸切風呂は蛇口で源泉投入も自由自在♪
なんとも…レトロなタイルがたまりません。。

白い微かな湯の花浮く単純硫黄泉♨
大浴場は畳敷き。

何気ない工夫ではありますが、実は雪国・寒冷地では非常にありがたい…
だって、外の露天風呂はほら…

外気の冷たさとは裏腹に、
温泉であったまったあとは、お夕飯。
お夕飯はお食事処の個室にて。

地ビールの用意がありましたので、そちらをいただくことに。
『おらほビール』


土地土地の地酒も楽しいですが、地ビールも結構好きだったりします◎

さて、ここからお料理スタート。









笹寿し、長野のあたりから上越のあたり?の郷土料理でよく見かけます。
御米は無農薬米を御米で炊き上げて、
出来たてをいただけます。
確か、このご飯、とても美味しかったような…。
お料理全体をぱっと見た感じ、決して豪華!ではないけれど、
とても手を尽くして美味しく仕上げている…そんな感じが致しました。
翌朝。


鮭の美味しいのとそうでないのを見分ける力、
新潟で培われた気がいたします(笑)
これは、美味しい◎
玉子焼きも理想的☆
朝ごはんは、麦トロ御飯、または茶粥御飯。

恐らくいつもならば、御粥があるならばそれを頼むところですが、
確かやっぱりここの御飯が美味しかったのですよ…
それで、麦トロ御飯をオーダーしたことを、思い出しました。。

そうそう。
このお食事処(個室)にて、この冬初の桜を拝みました。

まだ1月だと言うのに…
春が待ち遠しい気持ちは、雪国信州も同じ、でしょうか。。
c/oはのんびり11時。
木造4階建ての柏屋別荘さん。

ちなみに、夜はこんな感じでした。

古き良きものを守る。
大変に気を遣い、費用もかかることだと思います。
今、この御宿に泊まれることに、感謝☆
そう思わざるを得ない、歴史ある温泉地の歴史ある湯宿でした。
【臨泉楼柏屋別荘HP】→http://www.rinsenro.com/
(2012.1.8訪問です)
雰囲気★★★★
お風呂★★★ 源泉温度50.9度 泉質:単純硫黄泉 pH8.8 成分総計329mg/kg
お食事★★★★
お値段(私が支払ってないため明細無し・・・)
総 合★★★★
(分析表:4号源泉) ※ブレててごめんなさい^^;

