** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

あいたい兵庫2015★ひょうごの温泉をめぐるご褒美旅2日目:南あわじ温泉郷 潮崎温泉『粋な男の料理宿 民宿クボタ』→源泉探索!→うずしおクルーズ→福良マルシェ→日本三大名湯!有馬温泉『小宿とうじ』

 
1日目からのつづき)
 
淡路島、南あわじ温泉郷『粋な男の料理宿クボタ』の朝。
 
朝食は8時から~
普段、朝ご飯をいただかないワタシにとっては、
朝食はシンプルイズベスト!に限ります◎
 
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ごはんが…美味しかったなぁ。。
(新潟出身の人間は、お米に結構こだわります(^^ゞ)
あとでわかったのですが、『福良マルシェ』に売っていたお米が、
淡路島産のこしひかりだったので、たぶんコレかと。
 
c/oは9:30
ご主人に声を掛け、
「3年ふぐ、美味しかったです~💛」からはじまり、
温泉がつるつるでびっくりしたことなどをお話していたときに、
「そういえば、浴室に分析書がなかったのですが、
もし良かったら見せていただけませんか?」とお願いしたところ、
女将さんが快く一式持ってきてくださり…
 
そこで判明した事実いろいろ!
 
・ここで引いている潮崎温泉は、地元の建設会社さんが掘ってみなさんに供給しているもの
・あのつるつるの正体は、2,000㎎近い炭酸水素イオン!
・pH8.59のアルカリ性はもはや美人の湯
・源泉地はここから車で20分の距離!
・ご主人は車で定期的に温泉を汲みに行っている
 
なるほど、だからかけ流しもできないですし、
お湯を大事に使うために循環している、ということなんですね。。
 
「こんなに温泉のこと聞かれたの初めてだ~!(笑)」とご主人。
「温泉、勉強してるんです♪ ありがとうございます♪♪」
 
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にこやかな女将さんとご主人♪
 
ついでに…隣の建物のなかにちらっと見えてた、
水槽を案内していたけることに!
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ご主人、ちょいちょい~と網を動かしたと思ったら、
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なんと!!
びちびちびちびちっ!!と、元気よく跳ねるとらふぐちゃん!
※音楽注意♪
 
 
 
「3年ふぐはね…」と愛情込めてふぐに接するご主人。
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水から揚げられたのに、
ぺちぺちご主人に触られているのに、
一向怒らない?(膨れない)、とらふぐちゃん。
 
とらふぐちゃん、実は牙が鋭いのだそう。
ご主人、定期的に、ペンチで切るのだとか。。
でも、目が結構つぶらでカワイイの♥
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おなじ水槽にはもう一匹、ながーいのが。。
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うっひゃー!!?!
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「ハモだよ、この牙が結構イタイんだ~、噛まれたら大変!」
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このハモさんも、見るからに獰猛そうなのに、
ご主人の手の中では、まるで借りてきた子猫状態…。
いやはや… ご主人が、ある意味「猛獣使い」に見えてきました…^^;
 
水槽に戻された、とらふぐちゃん、
すいすいすい~のすい~♪と、「フグヒレ」をはためかせて泳いでおります。。
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あれが、「ヒレ酒」になるのか…
 
かくいう私たちは、昨晩、美味しくとらふぐちゃんをいただいたのでありました、
ごちそうさまでございました…m(__)m
 
 
『粋な男の料理宿 民宿クボタ』を後にし、
徒歩3分以内の、レンタカー屋さんへ。
『カムカムレンタカー』
 
結果的に…レンタカーを借りてみたのがヨカッタ!
温泉好きのゆーこりんさんと私、
「少し時間もあるし、…源泉探訪に行ってみましょうか!?」
 
コピーまでいただいた(!)分析書の、「湧出地」の住所をナビにセット!
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なるほど「潮崎温泉」と言う名前がぴったりの、風景になってきました◎

山の中を少し登り…

実はあんまり期待してなかったんです。

突如、どーん!と現れた施設。
見れば、ホースが!?
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なんと、100円を投入すれば、100リットルの温泉が出ると!
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これは~試さない訳がない(笑)
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ドバドバドバ…!
源泉あそび♨

(温泉専用!?アヒル隊長ゆるり~に代わりに浴びてもらってます(笑))

『クボタ』の浴室は無色透明無味無臭のちゅるちゅるでしたが、
源泉は「可燃性ガス同時噴出、微弱な石油臭、わずかに塩味」
 
源泉温度は38度あるのですが、おそらくタンクにためてらっしゃると思うので、
しばらく出しててもあったかい湯は出ませんでしたが…
 
ここにも大きく掲示された分析書があったのですが…
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つるつるの正体は、
この「炭酸水素イオン1,930mg」および「炭酸イオン55.5mg」(いずれも1kgあたり)
そして、pH8.65、
これだけ揃えば、『美肌の湯』間違いなし!
 
文字通り、源泉100%、フレッシュな温泉を頂戴いたしました♪
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願わくば…ここでフレッシュ!な源泉を浴びてみたいところ(笑)
 
源泉を堪能したあと、源泉地をあとにして、
また、福良の港を目指します~
 
淡路島は、お野菜をたくさん作っている島のようです。
島内を走っていると、「ほんとにここ、島なのかなぁ?」と思うような、
牧歌的な、まるで群馬にでもいるような景色。
 
途中、こんなトラックに会えるのも、なかなかない風景♪
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福良の港に向かう途中、先ほどの源泉を掘り当てて地域に提供してくださっている、
森長組さんに表敬訪問^^♪
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(…と行っても外観だけ、ですが^^;)
 
いい温泉掘り当ててくださって、ありがとうございます^^)/~
 
さて、福良の港に戻ってきました~。。
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おっと!? ここに足湯がありましたよ!?
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この円形の足湯、ぐるぐる流れる様、まるでうずしおのよう(笑)
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そう、うずしおクルージング、
これから乗りますよ!
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「『鳴門のうず潮』を世界自然遺産に!!」
 
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お天気は上々~♪♪
 
クルーズは約1時間。
徳島側からだと20分ほどらしいですが、
ここは、兵庫の淡路側から!(笑)
 
のんびりと出発した船は、
クルージングから戻ってきた船とすれ違います。
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ほどなく、大鳴門橋に近づき。。
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おや!? ここかしこで渦っぽいのが!!
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でもこの渦、ずーっと渦巻いているわけではなく、
出来ては消え、を繰り返し~
 
渦が見える時間帯とそうでない時間帯があって、
どうもこの大鳴門橋の下あたりに、段差があるらしい。。
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上の写真ではちょっと見にくいけど、明らかに段差があるのが分かりました。。
簡単に言えば、潮の満ち引きの際、この段差によって急流ができ、渦ができるという仕組み。
 
大鳴門橋から少し離れると、こんなに穏やかな外洋。
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すこーしだけ風が寒かったですが、
たまにはこんなクルージングもお薦め☆
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結構大きめの船なので、修学旅行生も乗ってました^^
ほとんど揺れも感じませんでしたし、
何よりも気持ちよく海上を滑るクルージング、快適ですよ☆
 
ゆったりな1時間クルーズ。
福良の港に戻ってきて、少しおなかも減ったところで、
『福良マルシェ』
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島内の新鮮なお野菜や、
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もちろん、特産玉ねぎも!
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玉ねぎを使ったドレッシングや、
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特産のおそうめんも。
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秋鱧(あきはも)のお刺身もありましたよ!?
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どうもこれらお刺身を使って、myオリジナル海鮮丼もできるらしい。。
でもそれよりも気になったのが、『淡路島ピザ』!!
なんと、玉ねぎ乗っけ放題!(笑)
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ゆーこりんさんに作ってもらった、あまーい玉ねぎたくさんトッピングの『淡路島ピザ』
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これがまた、冗談なしで、本当に「玉ねぎが甘かった!!」
 
ワタシ、生玉ねぎってほんとはキライなんです。。
モスバーガーの刻み玉ねぎも、ほんとは避けたいくらい(笑)
 
でも! この玉ねぎはほんと美味しかった…♥
 
時間があまりない慌ただしいランチでしたが、
そのまま福良BTからバスに乗り込み、本土側へ向かいます~♪
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ゆーこりんさんと三宮駅でお別れして、
向かうは、名湯有馬温泉!!
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電車で40分ほどの距離。
 
しばらくぶりに来たな~有馬温泉…と懐かしく浸ってしまいましたが、
今回は、あの「温泉ゴコロ」がないときに来てしまった、リベンジを兼ねてます!!
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手前の…あの茶色くなったところは、
間違いなく源泉流れ込んでますね…(笑)
 
今宵のお宿はちょっと風変わり。
有馬温泉観光協会で、c/iを済ませます。
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鍵をもらい~
『金の湯』の前を通り~
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温泉寺の脇に、
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『有馬の工房』
その3階部分が、『小宿とうじ』
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食事なし、素泊まりのみの、有馬温泉観光協会が営むお宿です。
お宿の施設に温泉がついてない分、『金の湯』と『銀の湯』が入り放題。

c/oは確か12時だった気が…
のーんびりできますね。。
 
まずは、15時~18時までしか立ち寄り湯をやっていない、
『上大坊(かみおおぼう)』へ~♨
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「有馬温泉でいい湯ってドコですかね~??」
源泉かけ流しどっとねっとのぐっちさん、そしてゆーこりんさんも、
ここ、『上大坊』をお薦めなさってました。
 
おふたりがお薦めならば、行かない訳には参りません!(笑)
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「名湯は下へくだれ」、
温泉界の神が言っていた言葉。
なので階段を下るような温泉に行くときは、わくわくします。。
 
茶色に湧き出すお湯(天神泉源)は、金気臭大アリ!のアチチな湯。
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まさに、効きそう~!って感じがします。。
 
同浴のご婦人、ここのご常連さんらしく、
いろいろお話を聞かせてくださいました◎
 
「…いろいろとあちこちの温泉行ったけど、やはりここが一番イイ!」
「帰りに天神泉源、見て行ったらいいわよ!ここのすぐ裏手だから~」
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もわもわな湯気。
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ちょっと暗くてよくわからないですが、
有馬温泉の源泉を囲っている施設は、ちょっとおもしろいカタチ。
 
これは、御所泉源の外観ですが、
こんな円形なものばかり♨
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さて、名湯にもまずは浸かれたし、
おなかも減ったし、どこでお夕飯をいただきましょか。。
 
ぶらり温泉街を散歩。
見つけたお店、『ありまや』
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最初のお通しからして、私ごのみ♥
四季感あふれてて、イイですね♪
 
牛たたき。
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牛すじ白味噌煮込み
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そして、鯖きずし。
てっきり「すし」とつくから、お寿司かと思って注文したら、
なんと… 〆鯖!?
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これも、美味しいこと♥
 
一応『利き酒師』のワタシ、お酒のメニューにもちょっと興味が。
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この『有馬泉』って、絶対地元のお酒だわ…
頼んでみよう!
 
「すみませーん、『ありません』ください!」
お店のおねいさん、すかさず、「ハイ! 『ありまいずみ』ですね~!」
 
「ありまいずみ」、というのか…(笑)
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ありまいずみ、並々到着~♪
 
軽く1時間半ほど、たっぷり、美味しくいただきました、ごちそうさまでしたm(__)m
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美味しいお夕飯をいただいたあとは、『銀の湯』へ~♨
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源泉名は、『炭酸泉源』と『ラジウム泉源』、ふたつを使用しているらしい。
分析書上もそれぞれ、『単純二酸化炭素冷鉱泉』と『単純放射能冷鉱泉』♨
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二酸化炭素泉、ラジウム泉、
どちらも希少価値あるとっても興味深い源泉だけど、
源泉な感じはちょっとわからなかったかな。。
 
 
ところで。
なんでこんな怖いオッさんが路地に立ってるの!?(笑)
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「子供が飛び出すキケン」の一環かと思うけど、
ちょっとこれにはびっくりする…(笑)
関西テイストかな…♪
 
そんなオッさん看板に驚きながらも、
今宵は名湯、有馬温泉にてひと眠り。。
 
3日目につづく)
 
【粋な男の料理宿 民宿クボタHP】→http://awaji-kubota.com/
【カムカムレンタカーHP】→http://comecome-awaji.com/rental/
【うずしおクルージングHP】→http://www.uzu-shio.com/
【福良マルシェHP】→http://www.uzu-shio.com/fukuramarche/
【小宿とうじHP】→http://alimali.jp/touji/
【金の湯/銀の湯HP】→http://arimaspa-kingin.jp/
【ありやまや紹介サイト:食べログ】→http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280112/28028704/