唯一、世界遺産に登録されている温泉、
湯の峰温泉『つぼ湯』

ずっと行きたいと思っていて、
なかなか遠くて行けずじまいだったのが、
それはそれはひょんなご縁で、
たどり着くことができました。
先達のAkikoさんにいざなわれて。
つぼ湯に入るには、番号札が必要です。
確か朝の7時?から札を配っているとか。

配布する場所は、公衆浴場受付にて。
ちょうどこの写真の右手奥、公衆浴場前にあります。


札を無事ゲットできたら、
時間稼ぎにそのあたりをお散歩。

間を流れている小川は、よく見るとところどころ、
ぷくぷく~。。と自噴している模様。


この川に沿ったところにある湯小屋がそう、つぼ湯。


まだ14番の方が入浴中なので、
もう少し、時間を過ごすに『ゆのむね茶屋』へ。

「ひと味ちがう温泉コーヒー」

この味のある文字に惹かれ、
アイスコーヒーをオーダー。

5月下旬だったけど、もう氷のお品書きも。

先人が上がってきたようなので、
いよいよ…

貸切は30分以内。


入口で履物を脱いで、
番号札を掛けて。

「どあは忘れずしめて下さい つぼ湯」

木の扉を開けると下に降りる階段があり、
その右手下には、ほら、この湯船!

そう! これが世界遺産の湯船『つぼ湯』!

ほんのり、青く見える温泉。
小栗半官の話を聞いたことがある方も居るでしょう。
その小栗半官が蘇ったお湯がこちらの『つぼ湯』。

分析書はこちら。

含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
源泉温度53.5度
この日は、朝香さんと一緒にお湯を頂戴し。


無事に湯の峰で湯ごりを済ませ、
そして満を持して熊野本宮大社へ。

八咫烏(やたがらす)がお出迎え。

荘厳な3つの社を目の前にして、ただ感動。
(この先は、撮影禁止エリア)

「熊野に立派な根をおろし、都に花を咲かせなさい」
権禰宜長谷川さんが教えてくださったこの言葉。


日本人のすべての源がここにある。
パワースポットと一口では片づけられない、なにかもっと奥深いもの。。

湯の峰も、熊野本宮大社も、
「先達」の役割を果たしてくださったAkikoさんに誘われて。
…行けて、良かった。
Masumi Nagaoさんは 熊野本宮大社にいます。
2017年5月29日
