国見温泉と言えば、いつも石塚旅館しか行ったことがなく。
そのほかに、2軒あるという認識もあまりなく…
「石塚旅館に行く手前に、
本当に目立たない看板で「日帰り温泉」って書いてるのがあるんだよ」
温泉達人会総会でそうお聞きし、
「そんなの、あったかな…？ 気づかなかった～」と思ってたら、
「そこ、11月5日で完全クローズだってよ」
「！？」
ちょうど国見温泉石塚旅館へも寄る予定だったため、
急遽、『国見山荘』へも惜別に。
「国見山荘は施設老朽化の状況を考慮し、
今年度をもって休止とさせていただきます。 施設管理者」
町民以外なので660円をお支払い。
ちょうど訪れたのは13時半くらい。
誰も？訪ねる人が居なかったのか、浴槽は蓋がされたままの状態。
女手では持ち上げにくいだろう、と、
即席湯守さんが手を貸してくださり、
ん～？ でも入ってないような気がする(^^;
源泉は石塚旅館とおんなじ。
だけど…
派手な蛍光グリーンではなく落ち着いた緑色、そして、40度くらいの適温。
年季の入った気の壁や、湯口をぼんやり見ているうちに、
なんと寝落ちしてしまい…
（ぬる湯でもないのに…！）
窓の外は少し強い風が吹き付け。
その物音で、隣の男風呂の気配もかき消されてしまったようで、
ふっと気づいて目が覚めたときには、多分、隣の男風呂には誰も居なさそう…？？
慌てて湯から出て、蓋を元通りに閉めて、カラダを拭いて服を着て。
「…お待たせしました～
ごめんなさい、あまりに気持ちよくて寝落ちしたみたいで…」
「masumiさん、いつも早いのに、居ないからあれ？って思ってた～」と言われ、汗。
ちなみに男風呂はこんな感じ♨
「いいお湯でした、ありがとうございました」
係の方に声を掛け。
「いつまで営業なさるんですか…？」
「11月5日が最後です」
「そうですか…」
残念だけど、しょうがない。
ぬる湯でもないのに寝落ちした温泉、ということで、
ずっと記憶のなかに残りそう…
いいお湯でした、ありがとうございます。。
（分析書） 2020/10/25訪問
＜参考＞
あとふたつの国見温泉のお宿。
【石塚旅館】
昼食付き・個室付きのお得な日帰りプランあり。
【森山荘】
『もりやまそう』かと思っていたら『もりさんそう』が正しい…
こちらはお昼時に食事も可能。
#国見山荘 #国見温泉 #エメラルドグリーンの温泉 #完全閉館
