『満山荘(まんざんそう)』、
奥山田温泉にあったころは、片手じゃ収まらないくらい、
ひとさまにお薦めもしてたし、自らも行っていた。
奥山田を引き払い、沓掛にお引越ししたときいて、
お伺いしようと思いつつ、
一度は全国的な台風の被害のせいで、予約までしたのに行けず…。
やっとやっと… 今夏、リベンジできました…
日本秘湯を守る会、沓掛温泉『満山荘』
満山荘ご一家が越してくる前は、『おもとや旅館』の名前で営業。
後継者がいなくなったタイミングで、『満山荘』が移り住み。
ロビー受付時に、「以前、いらしたことは…?」と尋ねられ、
「奥山田の頃は何度か… でもこちらは初めてです」と。
ありがとうございます、とおっしゃっていただき、
お部屋へ通していただき。
今回の部屋は「燕(つばくら)」
お布団が敷いてあるのは、もともとからの満山荘スタイル。
こちらのお部屋はたまたまツインベッドタイプだったから違和感はないけど、
お宿について寛いでもらうなら…と、
c/i時からお布団敷いてあるのが満山荘のデフォルト。
このマークも…変わらない、懐かしい。。
以前の奥山田『満山荘』と違った点、というか、
その当時、自分が気づいてなかった点。
ゆったり優雅な寛ぎ処。
『酒処 雪形』って名前が付いてる…。
あ、これか!(笑)
冷蔵庫のなかには、日本酒だのワインだの(笑)
生ビールサーバーも完備✨
これは…以前の『満山荘』にはあったっけな!?(笑)
館内、結構広めで、迷いそうなくらいなんだけど、
こうやって、青と赤で適切に道案内が施され。
迷うことなく、行き来できましたよ♡
気になっていた温泉は…
満山荘は白濁硫黄泉。
沓掛温泉は、極上のぬる湯…♨
加温された内湯と、
非加熱源泉の露天風呂♨
湯温38度、夏場には極上です…♨
備え付けの枕に頭を預け、ただひたすらにぬる湯の極上に漂う…♨
楽しみなお夕飯は18:30から。
この『food風土』の文字も、奥山田時代と変わらない…
奥山田の頃と違って、食堂に入ってまず驚いたのが、
この日本酒のラインナップ…!?!
一升瓶が…およそ21本!!?!
このお宿にくるお客さまは… どんだけ飲むんですか(笑)
いや、しかし。
このラインナップは、過去訪れた温泉宿で間違いなくトップクラス!
四合瓶でなくて、一升瓶がこの数ですよ…!?
アリエナイ…(笑)
(でも私的には、わくわくが止まらない…(笑))
いつも楽しみに見ていた、お料理のお品書き。
以前は横長だった感あれど、縦長サイズになったんですね。
そうそう、明子女将の料理、
これがまた…美味しいんですよ♡
奥山田の満山荘に最後お邪魔したのは、何年前だったか…
明らかに、その頃と比べ進化した、明子女将のお料理…✨
名物の天婦羅は、揚げたてを次から次へと…
最後に、りんごの天婦羅を出してくださるのは変わらず☆
またこのお料理たちに、先ほどの一升瓶の日本酒たちが、合うんだ…。。
結局、信州亀齢(純米吟醸)・どぶ・互・
1合ずつ頼んでふたりでシェアしたら、
ちゃんとグラスもそれぞれだしてくださった… (わかってるぅ♡)
お料理は続きます、
メインの
「大山岩魚、春菊ジェノバ風 長芋椎茸ミニキャロット 大根生ハム巻きクリームチーズ」…
これが…岩魚?? 見た感じ、岩魚に全然見えません!
お洒落過ぎ…もうハイレベルな満山荘に脱帽ですorz
〆に、野沢菜茶漬け、白桃ソルベ電気ブラン煮…
いやはや、参りました…。
私が知っている奥山田『満山荘』から、
お料理・お酒も、共に激しくグレードアップしておりました(笑)
朝食はバイキングスタイル。
c/oはのんびりゆったり嬉しい11時。
時間までもうひと風呂浴びて…
36度のぬる湯源泉露天風呂でまったりして…
今、画像を見直しているだけでも、すぐにでも行きたくなってしまう…
新生『満山荘』、かなりイイです!
奥山田のときも『満山荘』、友人知人にお薦めしていたけれど、
ここ沓掛も間違いなく温泉&日本酒好きにはお薦め!
まずはまだ、寒くならない時期に行ってみてください、
何なら… 今すぐ私も一緒に行きたいくらいです(笑)
<温泉分析書>
※「大本の湯」の分析書も付けていますが基本的には共同浴場小倉乃湯と同じ源泉です
源泉名:沓掛温泉3号泉 泉質:アルカリ性単純硫黄温泉 源泉温度:39.4度 pH:9.3 溶存物質:294mg/kg 加水なし/加温たまにあり/循環なし/消毒なし
源泉名:沓掛温泉1号泉 泉質:アルカリ性単純温泉 源泉温度:35.0度 pH:9.2
溶存物質:257mg/kg 加水なし/加温なし/循環なし/消毒なし
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