ずいぶんとイメージも変わるもんですね…
その昔、『日本秘湯を守る会』の冊子でこのお宿を見て、
「登山片道約3時間」と書かれてあったのを見て、
「ぜってーいかない!」と思っていたのに。
この時、2017年。
既に白馬鑓温泉を登頂したあとだったので、片道登山3時間なんて…朝飯前(笑)
飯出隊長とまめたさんたちは朝早くからその先のもっと高い山(笑)に登りに行って、
残されたのは、緩登山チームのARUGAさん、あきこさん、私の3名のみ。
12時半、長者原ビジターセンターを出発。
この景色は2017年3月のもの。
3月なのに、雪が無いなんて… 雪国の人間からしたら信じられない⛄
それでも、向こうの山々には残雪少々。
さ、ゴールの『法華院温泉山荘』目指して、歩きますよ~!
「雨が池越を経て法華院へ、4.7km」
途中、足元がちょっと悪いところもあり。
でも大体の道は、歩きづらいところはほとんどなく、
あっという間に、法華院温泉山荘手前まで。
この川! タダモノじゃあないことはすぐわかる!
この茶色系と白濁硫黄系の混ざった川…♨
きっと鉄分と硫黄成分…
温泉ゴコロをそそります(笑)
着きましたー!! 『法華院温泉山荘』
永ちゃんが、迎えてくれました、プレモルで(笑)🍻
館内、山小屋仕様ですが、小奇麗にされてらっしゃり。
お部屋の窓からは、歩いてきた道のりが見える景色。
この頃、発売していたキリンの缶ビール。
(今やもうないけど…)
濃い味デラックス、アルコール度数6%と謳うなら、
美味しいクラフトビールのIPAを飲みたいな…🍻
まだどなたも居ない食堂。
辺りを見回せば… なんだかこのお宿、お酒に凝ってる(笑)
ビールが… ヱビス、サッポロ、アサヒスーパードライ、キリン、プレモル…
一通りそろってる!(笑)
あれ? よく見たら左下、ヤッホーブルーイングの『インドの青鬼』まで…!
さぁ、お夕飯タイム。
18時スタート、配膳台からお料理を人数分ピックアップ。
「今日の反省代」
反省代…? 反省なんてしませんよ(笑)
生ビール、600円☆
お夕飯時に間に合うように合流した、飯出隊長、まめたさん、藤村さんと一緒に、
6名様で、かんぱーい☆(プレモルで(笑))
お夕飯を楽しくいただき、
温泉にも浸かり…♨
夜は更け…
(吉乃川@新潟長岡の、このアルミボトルは徳利代わりにも。使い勝手良し◎)
翌朝、
朝6時台の半月。
標高1,300メートルの高地の朝。
ご来光◎
朝陽と共に、輝く温泉浴槽♨
もちろん、ざーざーかけ流し♨
湯気に心地よく包まれたあとは、朝ごはんタイム(6:45~)
食堂、結構広いのね…
山ノボラ―なみなさまが、既に出発されたあとはガラン、と。
2017年3月10日、大分県の日の出6:30、日の入り18:17
『法華院温泉山荘』、日本秘湯を守る会のスタンプは、こんな感じ。
さて、お世話になりました!
ご挨拶をして、来た道を戻る。
物資運搬の車。
…あの車に乗れたら、どんなにか楽なのに(笑)
ゴール地点まであと少し…というところで、
まさかの前方ファイアー!?!
九州、特に九重のあたりではよくある、野焼きの風景に遭遇。
基本的に野焼きは、雨の降る直前に行うのだとか。
私たちがその地点にたどり着いたころには火は鎮火、
ただし、燃えた跡は真っ黒…
このあたりから、ぽつぽつと雨が降り始め…
『長者原ビジターセンター』に着くころは、なかなかの本降りに。
あんまり、こんな真っ黒な風景は出会えないので、ちょっとびっくり…
昨日の行きの道中は快晴、
日の出も拝めて温泉に浸かれて、
本降りにならないうちにふもとまで下りて来れて、
ラッキー☆な山温泉旅♨
お散歩やハイキング好きな方なら、リフレッシュ兼ねて行けちゃう、
そんなお手軽な山温泉『法華院温泉山荘』でした◎
『法華院温泉山荘』、館内案内。
<温泉分析書>
(2017/3/宿泊)
源泉名:法華院温泉 泉質:カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
源泉温度:43.2度 pH6.9 溶存物質:1,039mg/kg
加水なし/加温あり(気温の低い時期のみ)/循環なし/消毒なし
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