雄大な阿蘇の裾野に、オトナな宿がひとつ。
『旅館 心乃間間』
阿蘇を望む展望スポットの、下に構えるこちらのお宿がそう。
睦月に伺ったので、雪がなければすっかり晩秋な雰囲気。
c/iは15時。こちらがフロント棟
なにせ全部で10部屋のみなので、
c/i時にお客さまが集中しちゃった場合は、
寒空(笑)の下、おそとで待つしかないのでご注意を…。
恐らくはここ10年のお宿かと思いますが、(2013年7月オープン)
ここかしこ、なんだかレトロな調度品や欄間を発見…。
調べたら、以前は熊本駅前にあった『藤江旅館』だったのだ、と。
そこが立ち退きお引越ししてくる際に、
使えるものは旧旅館から持ってこよう、となったそう。
いいですね。
古きものには古きものならではの歴史と風格が備わっている。
この階段もそうなんですね、きっと…。
c/i手続きを済ませ、コロナ禍ということもあり、この先はお客さまご自身にて。
いつものキャリーバックを持って、
さて…。
雄大すぎて、ちょっとびっくりする(笑)
その広さ、敷地7千坪(!)。
この敷地内に点々と、10か所のお部屋があるらしい…。
団体さま、13歳未満のお子様のご宿泊はお受けしていない、大人な宿。
今回は、メゾネットタイプのお部屋をチョイス。
(ここだけ内湯と露天風呂とふたつ♨風呂があるため)
メゾネットはこの3部屋、『雲の音』『空の音』『星の音』
どうもそのほかは、あの土豪?のなかにお部屋があるみたい…。
「五感を聞き 山の声を聞く」
こちらが『雲の音』入口。
1階部分のリビング。
左て奥が露天風呂♨
2階は寝室。
寝そべっても、雄大な阿蘇五岳が眺められるという……。
寛ぎウェアは浴衣ではなく作務衣タイプ。
なんだかんだ言って、
浴衣より作務衣のほうが圧倒的に寛ぎ度高いと思う今日この頃…。
アメニティ、シャンプーセットは『MIKIMOTO』のでしたね、
以前どちらかのお宿で見かけてから、二度目のお目見え。
内風呂。
源泉温度が41.6度のため、加温かけ流し。
露天風呂。
こちらも同じく、加温かけ流し。
浴槽淵からあふれてませんが、
渕すぐ下に排水口があり、そこから流れてます。
1階リビングを外側(露天風呂側)から眺める。
大浴場に行くわけでもないので、
ルームキーはひとつでOKね☆
お風呂であたたまったあとは、夕食前の至福のお昼寝タイム。
寝そべっても、この景色。
段々とトワイライト色に暮れていく阿蘇の空。
食事処は、フロント棟まで戻出向いて、各個室にて。
ほぅ…。夕闇も綺麗ですね✨
個室はちょうどいい広さ。
御箸でいただくイタリアン=カトラリーは御箸とフォークのみ◎
アルコールメニュー。
ワイン、泡も完備。
おしぼりにもくまモン登場。
お。ここは熊本だった…。と我に返る一瞬(笑)
結局、甲州の泡をボトルで注文。
ディナーコースのメニュー。
◆雲丹と蟹のロワイヤル&前菜いろいろ
御箸でイタリアン♬
◆鮪のカルパッチョ
◆ミネストローネ
◆鶏肉とホタテのクリームソース リングイネ
◆お代わりのバゲット(笑)
◆お代わり二本目のロゼ泡
◆鯛のソテー トマトソース
◆黒毛和牛のステーキ トリュフソース
◆チーズケーキとジェラート
およそ2時間超、ゆったりとお料理とお酒を楽しませていただき。
お部屋に戻る頃には、とっぷりと漆黒の闇。
…なんにも聞こえない。
聞こえるのは只、闇の音だけ。。
翌朝。
お部屋で朝風呂&洗髪を済ませたあと、
朝食会場は昨晩と同じ場所にて。
これまた朝から…
たいそうなお料理…!
そうそう、言い忘れましたが…
"こだわりの調理法でシェフが創り出すコース料理は見た目も鮮やかで、
時にお客様を驚かせるほどのボリュームです"
↑これはほんと、嘘ではなかった!
男性でもおなかいっぱいになってしまうほどのボリューム。。
朝食なのに、鯛尾頭付き(笑)
プチトマトが悶絶なくらい新鮮なサラダ。
朝食なのに…ちゃんとデザートまで◎
いやはや、おなかもいっぱい。
昨日寄れなかった、あの展望テラスへ行ってみましょう。
本当は足湯もあるらしいけど、今は停止中とか♨
阿蘇五岳を眺めながら、足湯に浸かって御本を読んだり、ぼーっとしたり…。
楽しそう。。
ちょうどこの一週間前くらいに、スマホを買い替えまして。
SONY大好きなもので、今回はXperia 1 III(マークワンスリー)SIMフリー版。
先達のARUGAさんにもいろいろお話をお聞きして、これにしました◎
キャメラに4段階の倍率が付いておりまして。
×0.7(広角)
×1.0
×2.9
×4.4
申し分ないですね…。
特に×0.7(広角)は、狭い浴室など撮るときに大活躍しそう◎
c/oは11時。
のんびり寛がせていただき、ご満足のc/o。
浴室、お部屋に分析書が無かったのでお願いしたところ、
c/oの際にいただけました◎(下段添付)
昔から熊本あたりは、部屋風呂(温泉)が付いているのに、
リーズナブルなお宿が多かったな…
昨今は相場並みにお値段も上がったのかもしれないけど…。
しかしながら…こののんびり感は、癖になりますね…。
お世話になりました、ありがとうございました🥰
<温泉分析書>
源泉名:久木野温泉
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉
源泉温度:41.6度 pH:8.1 溶存物質:1,382mg/kg
加水なし/加温あり/循環あり/消毒不明
(2022/1/9宿泊)
#心乃間間 #熊本県の温泉 #久木野温泉 #大人の宿 #お箸で食べるイタリアン