箱根へいくロマンスカーのなかで、
「鶴巻温泉」と言う名の駅名を通り過ぎながら眺めていて、
気になっていた温泉地。
行ったことない温泉地へ行くには、
「元湯」と名前が付いているお宿に限る。
『元湯 陣屋(もとゆ じんや)』

都心から車で1時間ほど。
駐車場へ滑り込むと、お迎えの方がお見えに。

お着きの陣太鼓を、ドン。ドン。と鳴らし、
(注:これは「陣屋事件」のあとに出来たルールらしい…)


庭園のなかを進んでいく。

この提灯(玄関)まで、いくばくか歩く。

館内、フロント。

寄木細工がとても美しい…。

ゆったりロビーで寛ぎながらc/iを。


今回は、実は神奈川県秦野市へのふるさと納税プランを使ってのお泊り。
「檜内風呂付客室と本格・逸品会席料理を堪能一泊二食 2名様プラン」
お部屋は『鈴虫』

鍵は2つ。おまもりみたい。


檜風呂は、お客様が湯を張るタイプ。




ミニバーのなかはフリードリンク。



部屋風呂は、もちろん消毒・循環無し♨

明るいうちに、館内探索。

なんだかちょっと、迷路みたいな造り。
ところどころに、骨董品が。

上杉謙信の十字の槍

このほか、宮本武蔵の刀とか、武田家伝来の鎖帷子とか。。
『陣屋』と言えば、将棋界では超有名な場所らしい。。
陣屋が舞台となった「陣屋事件」については、
元湯陣屋のサイトでも取り上げられていて。

まだ陽が落ちないうちに、『山荘露天風呂』へ。

この建屋の右側に、露天風呂あり。



大浴場はまたずっと反対側、お食事処『賑わい亭』の近くに。
大浴場手前に大きなロビーがあって、
湯上がりの方々は、ここでゆったり落ち着けそう。


「お部屋のお風呂にもすべて源泉を引いております。
シャワー・カランのお湯もすべて源泉でございます。」

パンフレットによると、神奈川県内第一号飲泉許可が下りた温泉なのだと。
ずっと部屋風呂に浸かっていたため、
何故か?飲泉所チェックせずにいたのが後悔される…。
(実は陣太鼓鳴らしたすぐ近く、『トトロの楠』前にあったらしい…)
とっぷりと日は暮れ。

食事処の『賑わい亭』へ。

本日のお品書き。

何はともあれ、まずはお飲み物。
なかなかラインナップが興味深かったので、飲み比べセットでオーダー。

「陣屋初陣の誉」がPB商品の模様。地元『金井酒造』のお酒。

R氏は梅酒飲み比べセットを。

(お飲み物メニューは最後に掲載)

ゆったり時間を掛けて、文字通り「逸品会席料理を堪能」。






食べきれなかったずわい蟹釜炊きご飯は、おにぎりにしてくださり。

このケーキを出していただいたのが21:30頃。

(R氏、2/4誕生日)
実に…19時~21時半で2時間半!
ゆっくり、楽しませていただきました。。
部屋に戻れば、ザ・旅館布団。

抗うことなく、お布団ダイブして夢の中へ…
翌朝。
敷地内にある、湯の上稲荷へ。


古墳のうえにある社は、
"正一位湯之上稲荷 明治時代に和田一族が奉納した伏見稲荷の分身"

敷地が広い分、あちこちに、いにしえのものや、
豊かな自然の恩恵があるやにお見受けしました◎
朝食は、夕べと同じ『賑わい亭』にて。


…なかなか優雅な雰囲気です。

朝食も、これまた目に楽しく美しい!




c/oは11時。
入口を後にし、また森の中を行くようなイメージの小道。


どうやらこの右手『トトロの楠』の向かい側に、
飲泉できる源泉があったらしい… (私としたことが…汗)

次回訪問時の課題ですね(笑)
フロント隣のショーケースには、
宮崎駿さんのサインが飾ってありましたよ。

トトロの世界観も少し、この陣屋から取り入れてるのかしら。
(2022/2宿泊)
源泉名:鶴巻温泉 秦野第12号
泉質:カルシウム・ナトリウムー塩化物冷鉱泉 源泉温度:20.6℃ pH: 7.7
溶存物質:1,160mg/kg 加水なし/加温あり/循環あり※/消毒あり※
※内湯と露天風呂は循環濾過のため塩素消毒を実施(部屋風呂は循環なし/消毒なし)
<分析書>

<お夕食時のアルコールメニュー>


<館内案内図>


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