金曜日の夜21時に都内を抜け出し~

関越トンネルを抜けて到着23時。
ここは新潟県越後湯沢。
『HATAGO井仙(いせん)』

エントランスが宵闇に紛れてよく雰囲気がわかりませんが、
古くからあったお宿をリノベーションし、6年前に今のカタチになったとか。

そう、私たちは23時にc/i。
そのままお宿のお風呂に入って寝て、目覚めたらそこは温泉地、と言う
金曜日をフルに利用した2泊3日の一種面白いお宿の利用スタイル。
この井仙さんは、それもやっています。
「温泉宿のくつろぎと、ホテルの便利さ気軽さがひとつになったお宿」
まさにそのとおり。

とりあえず今晩は、まずはお風呂に入って~

循環ろ過表示が…orz
HPでは源泉かけ流しって謳っていたのに~っ!?!
今回は、お湯使いにはうるさいR氏同行の旅。
うぅう~、期せずして減点ポイントだ…(T_T) と気落ちしておりました。
たまにこういうのもあるけどしょうがないなぁ…と。
が。
実は大浴場だけ循環ろ過で、部屋風呂は生源泉掛け流しでございました◎
イヤなことがあったときは、とりあえず眠るのさ!ということで、
お宿のお布団に滑り込み、熟睡。。
そして、目覚めた土曜日の朝は、まさに温泉宿。

お野菜の源泉蒸し♪ そして温泉たまご。
温泉宿ならでは、で良いですよね~
朝食なのに、メニューがちゃんと置いてあるのは親切♪

お米は、魚沼産コシヒカリ塩沢地区限定一等米…
まさに新潟ブランドをしょってたつ、
魚沼産の中でも真の魚沼産ですね。。

塩だけでご飯がおかわりできちゃうほど(笑)
土曜日朝、起きたらそこは温泉宿のご飯だったって、
こんなにシアワセなことはないですね。。
それも魚沼産コシヒカリ…
さて。
シアワセは朝食をいただいたあとは、
c/oする訳でもないし、正直ヒマ・タイム(笑)
こちらの井仙さんは、1階に珈琲ショップと売店があるのです。
珈琲ショップは『水屋(みずや)』


重厚な感じ。


水だし珈琲は、温泉珈琲。
観光客もまだ来ない、9時~11時のゴールデンタイムを、温泉プリン、温泉るうろなどをいただきながらゆっくり…。

お隣の売店では、魚沼の名物が所狭しを並べられ、
お土産も選んでみるのも楽しい☆


11時を過ぎ、お部屋のお掃除も終わったようで、
いよいよ、楽しみだったお部屋に移動。
(前夜はこちらは空いてなかったのです)

お部屋付きのお風呂。

お湯使いは、もちろん、
加水なし、加温なし、循環ろ過なし、入浴剤なし、消毒なし、でございました◎

(いやー、ほっと一安心(^^ゞ)
思い思いで湯宿の午後を過ごし、
待ちに待ったお夕食タイムは、
『魚沼キュイジーヌ むらんごっつぉ』にて。


どんなお料理が出るか…あまりチェックはしていかなかったのですが、
純和風でないことは名前からして明らか。
飲み物リストのなかに、
新潟のワイナリーのワイン3種を見つけ、
「ここはなんだかよさそうだぞ…」と。

地産地消がブーム!?とは言え、
日本酒ならまだしも、ワインも地のものを置いているなんてすばらしい。
巻の、カーブドッチに隣接しているフェルミエと
魚沼の越後ワインをそれぞれグラスでオーダー。


トマトのジュレ、五郎丸茸煮、むかご、柿甘酢、そして、
中央の黄色いスライス状のものは、糸瓜。
新潟意外ではあまり馴染みのない食材のようで~


(右)くるみ豆腐


(左)日本海天然真鯛うしお汁 (右)新潟の鮎の棒寿司笹盛り



(左)越の鶏と魚沼秋野菜の炊き合わせ (右)本日の日本海天然鮮魚:のどぐろだったかも…。
そして、追加で注文した、牛ステーキ。


ご飯は、神楽南蛮炊きこみご飯だったかな~

魚沼キュイジーヌ、本当に美味しく頂戴いたしました♥
そしてこの日は部屋風呂をひと風呂浴びて、
なんと21時には就寝、翌朝9時まで爆睡…zzz

…そして二日目の朝。
明るいとよくわかりますよね、
なんと、向こうに見える灯りは越後湯沢駅。
到着した新幹線の車体の色まで見えますが、
でも、静かなもんです◎

朝ぶろ浴びて~♨

二度目の朝ごはん。

やはり今日も、朝ごはんにも献立がちゃんと付いている!

(あ、この時期は9月中旬でしたが、この土地の刈入れは10月以降とのこと~
新米狙いでしたら、もう少し遅めを狙われた方がよいです…)

金曜の夜に車飛ばして2時間で着く温泉地、越後湯沢。
そして、魚沼の土地ならではの美しい景色を眺めて、
美味しいものをいただく…。
普通の土日で二泊三日並みの寛ぎが楽しめるならば、
こういう旅もアリと思います☆
※詳しくは、以下井仙さんサイトでご確認ください。
【HATAGO井仙(いせん)HP】→http://hatago-isen.jp/isen/
(2011.9.16~18訪問です)
雰囲気★★★
お風呂★★★ 源泉温度55.2度 泉質:アルカリ性単純温泉 pH7.9 成分総計755.17mg/kg
お食事★★★★
お値段★★★★ PRICE:一泊目8,400円 湯治の間
二泊目18,000円 翔(部屋風呂あり)夕食代5,000円別
総 合★★★★
(分析表)※翔の部屋風呂に掲示してあったものです。

