「全日空」と書いてある日の丸印の機体の飛行機に乗り、
(一体、こんな旧機体、ドコから持ってきたんでしょうね…^^;)
朝の富士山の素晴らしい眺めを見ながら、
辿り着いたのは鹿児島空港。
焼酎タワーがご当地の土地柄を表していますね(笑)
鹿児島空港についてからものの数十分の距離、
日の出温泉きのこの里にて朝一番風呂をいただいたのですが、
それはまた今度のお話にするとして、向かった先は紫尾温泉。
「日本一の美人の湯」とは、これまたスゴイ(笑)
『神の湯』という共同浴場は有名ですが、
(その建築美もお湯の質も)
これが共同浴場の建物です↓
まるで神社の社殿みたいですよね。。
その神の湯と同じ源泉を使っている、『しび荘』の別館『紫尾庵』。
『四季の杜 紫尾庵(しきのもり しびあん)』
c/iの手続きはこちらのフロントにてすませます。
お部屋は基本的にみな、離れ。
今日は、「うた」というお部屋です。
のんびり各部屋へ続くお庭を歩きながら、散策。
向こうのシェードをあげると、
ベランダに出られるようになっています。
風薫る季節は、とても気持ちがよいでしょうね。。
夏は蛍も飛び交うそうですよ…。
部屋着は、私が好きな作務衣タイプ。
寝乱れることなく(笑)、はだけることなく、動きやすいのが◎です。
紫尾温泉の「紫」をかたどった象形文字のような模様。
なんだか宇宙人?ぽくってカワイイです★
まずはお部屋のお風呂。
こじんまり系でいい感じ!
もちろん源泉掛け流し!
ほんのりと…緑と言えば、緑かな?
「ボタン」が手前についていて、それを押すと2分間、熱いお湯が出る仕組みになっています。
熱いままの源泉(源泉温度50.3度)を好きなだけ投入することができます。
実は紫尾庵は白い細かい湯の花だったのですが…
共同浴場神の湯のほうは、実は黒い海苔のような湯の花。
泉質名で言うと、単純硫黄温泉。
お湯の色は硫化水素型の緑色。
ちなみにお隣、姉妹館の『しび荘』はこんな感じ。
美しい緑ですね…。
(実は手前と奥とで引いている源泉が違うそうで…奥がぬるめの38度だそうです)
やはり源泉に一番近いほうから、特徴が際立つのでしょうか。。
(源泉は、神の湯のすぐ裏の、この神社の下です)
ありがたや、神の恵みの温泉…♨
部屋風呂に浸かり、ひと眠りして、
おなかの空くころになると、辺りは宵闇。
お庭に飾ってあった竹の筒にも、灯りがともされます。
お食事どころは、c/i手続きをした母屋まで足を運びます。
紫尾庵のお料理は、懐石料理とのこと~
ピーナッツ豆腐(左手前) 海老と烏賊のサラダ(右)
カワハギあられ鍋(左) 牛フィレとフォアグラの和風ステーキ(右)
なんだか赤な気分です☆
実はワインボトルがお手頃価格…。(以下、ワインリスト参照)
もちろんこのほかにも、鹿児島ですから焼酎であるとか、ビールだとかもありますよ^^
お料理、まだまだ続きます!
ご飯は、自家製新米ひのひかり(美味でした!)、
とろろごはんでしたが、とろろ掛けるのがモッタイナイくらい。
お椀はノリ汁。
バナナクレープ、苺、リンゴのワイン煮がデザートに。
これと言って目立ったお料理はありませんでしたが、
鹿児島・紫尾、お野菜が美味しい…
これは翌日の朝食でも思ったことです。
その朝食がこちら。
和食タイプか、洋食タイプ。
のんびりお食事をいただいて、
のんびり部屋風呂に浸かって、
c/oは11時。いいですね~。。
実はまだまだ紅葉も綺麗な、12月の紫尾温泉。
この年最後の、美しい紅葉でした◎
【紫尾庵HP】→http://www.shibian.jp/
(2011.12.23訪問です)
雰囲気★★★ 2010年春に完成したばかりの新しいお宿。しび荘の別館。
お風呂★★★ 源泉温度50.3度 泉質:単純硫黄温泉 pH9.4 成分総計0.2904g/kg
大浴場なし、全室完全源泉掛け流しの部屋風呂完備。
隣のしび荘には21時まで立ち寄り湯OK。
お食事★★ お野菜が美味しいです。
お値段★★★ 離れ「うた」宿泊 一泊2食付き一人当たり16,000円
※離れで部屋風呂付きでこれは安価です
総 合★★★
(分析表)※共同浴場神の湯のものを参考掲載します。