箱根のなかでも、歴史ある芦之湯温泉、
ここにも、名宿名泉がひとつ。
『鶴鳴館(かくめいかん)松坂屋本店』
鹿の鳴く、鹿鳴館(ろくめいかん)、なら耳馴染みかもしれませんが、
鶴が鳴く、鶴鳴館(かくめいかん)。
実はこちらは二度目の宿泊。
今日は、松坂屋本店さんの中でも、
一番小さなお部屋? 「千種(ちぐさ)」と言う名前が付いています。
鍵はふたつ、嬉しいですね♪
この小さめのお部屋、なのに…部屋風呂が付いてます◎
それもこんなこじんまりした浴槽♨
ホントの温泉好きは…
広い露天風呂より、こういうのを好んだりします(笑)
いつでも、自分専用のフレッシュな源泉が掛け流し状態で楽しめる…
なんて贅沢なんでしょう。。
ふと、外の庭のほうを見やると、広めの離れ、でしょうか。
足湯スペースが見えますね。。
さすがにこれだけ見下ろせられちゃうと、
あそこに肩まで浸かろうと思う人もいないでしょう(笑)
さて。
お風呂バックを持って、館内お散歩してみましょうか~
若旦那の庵。
朝はこちらで珈琲がいただけます。
あら? 昔、露天風呂だったところが、凍ってる…
松坂屋本店さんは、露天風呂は今はありません。
素晴らしい、内湯のみ。
美肌四重奏の素晴らしきお湯!
松坂屋さんHPには、石井宏子先生のコメントが載っているので、
それを引用して参りましょう。
*****
『美しい健康の3大要素、落とす(炭酸水素塩泉)、めぐる(硫黄泉)、潤う(硫酸塩泉)が
三位一体となって働くマルチビューティー温泉は、
まさに神様がくれたゴールデンバランスの美容液のようなお湯。
そしてもうひとつの感動は、温泉の色が変化するということ。
刻々と変わる温泉の色はまさに地球の神秘、300年以上繰り返されているドラマです。』
と評価をいただいております。
確かに、「今日は何色?」
そう言ってお宿にc/iなさるお客様も多いのだとか。
(初回訪問時に、貴重なこの源泉に案内していただきました)
薄めず、時間を置かず、この湯舟まで。
このマルチビューティな源泉が…お部屋にもある、それも独り占め◎
小さく温まりやすく、そして源泉掛け流しだから、
かなり熱めの湯でございます♨
熱湯大好きなR氏は、そりゃもうご満悦。。
(でもこの湯舟にはちょっと大きすぎる体格ですけどね…^^;)
ルームサービスで、湯あがりに、エビスビール。
外は冬。
お湯はあたたか。
喉はビールで潤い。
嗚呼、なんて贅沢なひとときなんでしょう。。
私が必ず湯宿に来たらやること…
温泉で髪の毛を洗うことと、
お夕飯の前にお風呂に入って温まって、
お夕飯までの30分、お昼寝をすること。
今回も、例に漏れず…
zzz…
そしてお待ちかねのお夕飯。
食事処でいただきます。
実は今(2013年12月)は既に料理長さんは変わられてしまっているのですが、
このときは、最初訪問した際からお付き合いいただいていた、
高野料理長。
今もまた、どちらかの素晴らしいステージで腕を振るわれていることと思います^^
その、高野料理長ご披露のお料理の数々…。
悲しいかな、今は食品偽造等々言われている世の中、
高野料理長の供してくださった寒鰤は、正真正銘富山氷見の寒ぶり!
ホンモノはやはり裏切らない。美味しい。
「記念に」、と、出荷の際に付けられているこの札?をくださいました。。
初春のこの日のお品書き。
美味しい鰤は、いろいろな姿で登場します^^
◆寒鰤照り焼き 大根卸し 安納芋◆
この綺麗な器の中には、百合根饅頭が。
お口直しの、塩シャーベット
◆鴨つみれ鍋◆
◆ずわい蟹の揚げもの◆
◆鯛釜飯◆
デザートは、◆ル・レクチェのムース◆
もちろん、ほかにもいろいろ食卓を飾る品々が出てきたのですが、
うっかり箸を付けてしまい、画像がないものも(笑)
おいしゅうございました。。
朝ごはんも~
並んでいる好きなお魚をひとつ選び、それを料理してくださいます。
サラダはバイキングスタイル
まだお正月ですから~♪ こんなかまぼこも。
私が選んだのは鯖。美味しそうに焼かれて出て参りました◎
朝食後はそしてまた、極上の湯に浸かり、ひとやすみし…
c/oは11:00
ロビーにある鏡餅も、たいそう立派な大きさです!
今回もゆっくりさせていただきました。。
箱根はぶらりと来るにはちょうどいい近さなので、
また、お邪魔するかもしれません。
その際はまた、「温泉ソムリエ手形」の今年度版を用意して、
箱根を巡ることにいたしましょう~♨
【鶴鳴館 松坂屋本店HP】→http://www.matsuzakaya1662.com/
(2013.1.6-7訪問です)
雰囲気★★★★
お食事★★★★
お値段★★★★ 23,100円(一泊二食付き) 千種のお部屋利用(部屋風呂付き)
総 合★★★★
(分析書) ※同じ芦刈の湯で平成17年と平成5年のものが掲示してありましたので参考掲載します