<today's tasting>
『新政(あらまさ) R/S/X type』新政酒造@秋田県秋田市
日本酒LOVERなら泣く子も黙る(笑)、清酒酵母のイヴ6号酵母発祥蔵、新政酒造。
ちょうどこのオフィシャルサイトに掲載されている、
№6(ナンバーシックス)を掲載順に上からいただきました◎
この瓶はR1BYですが、
少し見ない間に、瓶のカタチが変わった??
蔵元さん、凝ってらっしゃいますもんね、
事務所ではデザイナーさんが、社長さん(祐輔さん)のお隣にいて、
すぐ指示を出すとすぐデザインに起こしてくださるんですって!
こんなスタイリッシュなのに、造りは驚くほどの古典派!
伝統の生酛造り、6号酵母、全量秋田米、いくら磨いていようが「純米酒」表記、
それに、木桶造りにも力を入れ。(№6は温度制御タンクですが)
お味のほうは… 全然古典的ではないですよ…✨
少なくても、「日本酒=おじさんくさい!」なんてのとは究極の対象にあるテイスト。
でももしかしたら、造りが古典的ということは、大昔はこの味だった!?
そうだとしたら、かなりショーゲキ的。。
左から、Regular、Superior、eXcellent
私はやはり、Rtype(Regular)が好みだわ、と再認識した今回の飲み比べ。
<6号酵母のお話>
6号酵母の特徴=発酵力が強く、香りはやや低くまろやか、淡麗な酒質に最適
時は戦前、大事なお米を一粒たりとも無駄にできない時代。
従来の西の銘醸地発祥の酵母たち(1~5号)より極めて優秀な寒冷地酵母として、
昭和10年から「きょうかい6号」として販売。
その結果、1~5号酵母は必然的に頒布廃止となった。
近年の遺伝子解読により、8号は除き(野生酵母)、
6号以降の酵母はすべて6号の突然変異が証明された、という、
<参考>頒布中止となった「きょうかい酵母 」
1号 桜正宗@兵庫 明治39年 濃醇強健
2号 月桂冠@京都 明治末 くい切りよく濃い酒
3号 酔心山根本店@広島 大正3年 特になし
4号 (不明)@広島 大正13年 経過良好
5号 賀茂鶴@広島 大正14年 果実よう芳香
さ、あと1本、もうひとつの№6が手元にあります。
賞味?期限付きの日本酒です、
H-type、今月中に飲まないと…(^^;
#新政 #№6 #きょうかい6号 #ナンバーシックス #きょうかい酵母 #aramasa