偉い方の言葉で、久々にドキッとすることがありました。
こうみえて私、いわゆる"大きな企業"の一社員な訳ですが、
(注:毎日温泉に行ってお酒を飲んで遊んで暮らしているわけではありません(笑))
直属の長の長の長、である御方の新年の言葉。
前半は、このコロナ禍における前振りの文言が続き、
以下がこれです。
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そのような2021年だからこそ、
皆さんに二つの言葉を贈りたいと思います。
それは、「寛容」そして「恥を知れ」です。
「寛容」とは、自分と違う価値観を認め、その違いを包み込む、
まさにダイバーシティ&インクルージョンの考え方です。
もちろん寛容は無関心とは違います。
自分と違う価値観を持つ人がいるという可能性を想像できるかです。
SNSなど意見を発信する場が無数にあり、
ひとつの意見について反論や感想、延いては誹謗中傷にまで広がる現状があります。
人格を否定したり、虚偽の内容を発信する誹謗中傷コメントは論外ですが、
反論意見や自分とは考えが異なる感想にも耳を傾け、認める度量を持たなければ、
このデジタル社会と共生していくのは難しいと感じています。
また、「恥を知れ」という言葉は、他人に対して言うのではなく、
自分の心に問いかける言葉です。
自分を高め、自分の良心に対して、
「恥ずるような行いをしてはならない」と自分を戒め律する言葉なのです。
様々な事が匿名で発信できる時代、
自分のことは棚に上げ、他人を論う人たち、
モンスター化するクレーマーなど悲しくなる事例は枚挙に暇がありません。
だからこそ、自分に「恥を知れ」と問うて欲しいのです。
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こんなところに備忘で残して怒られるかしら(^^;
でも、これはこの先の人生においても、何度も見返したい。
年を重ねるにつれ、いい意味?悪い意味?で免疫が出来てしまうのか、
ちょっとやそっとじゃ、ココロは動かなくなる。
自分のことは棚に上げ、人に文句をぶつけるのは簡単なこと。
それよりもまず、自身は恥ずべき行動をとっていないのか…
誤解されるようなことはしてないのか…
(誤解は、「誤解を与えるほう」が悪いのです)
いつも、おてんとうさまの元で正々堂々と居たいですよね^^
#新年のことば