** Season's Greetings ** 季節のご挨拶

日本は美しく、そして美味しい。四季折々に出会う温泉とグルメ・美酒の数々をご紹介☆

『バルネオセラピスト(温泉保養士)』養成講座受講&合格しました。

2021/8/20:更新制度について文末に追記しました

 

国家試験並み(笑)の受講日程(1年に1度きりの開催)のため、

興味はあれど、もう10年くらい、

受講する機会を逸していたバルネオセラピスト(温泉保養士)養成講座

一般社団法人日本温泉保養士協会が主催する認定資格・セミナーです。

 

今年も、例年どおり6月の第二週の金土日で実施。

(2020年のみコロナの影響で10月に実施)

 

2010年以前は、

本拠地福島県いわき市にて計三日間のセミナーを開催していたようですが、

2011年東日本大震災以降は、

神奈川県横浜市の石川町駅から近い『かながわ労働プラザ』にて実施。

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私自身、久々の温泉系のセミナーということもあり、ある意味新鮮✨

記憶が薄れないうちに、興味ある方々への情報提供になれば、と思い、

セミナー内容をしたためておきます。

 

結論から言うと…

温泉のことだけでなく、普段から気になっている健康(未病)などの観点・知識が

豊富にちりばめられ、大変参考になりました!

小野倫明先生、二日半講師お疲れさまでございました…

事務局鈴木真澄さん、実技指導もありがとうございました♨

 

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*****

 

温泉保養士(バルネオセラピスト)とは

*温泉医学・予防医学に基づき、温泉の持つ保健的機能を引き出す知識・技術を習得し、温泉地の資源を活用した健康づくりのための温泉地両方を、安全かつ適切に指導できる人材

*「温泉の利活用の仕方」と「温泉地の健康的な過ごし方」を提案できる人材

 

1.講義スケジュールおよびテーマ

【金曜日】 13:00~16:50

(12:30~受付開始)

13:00~ 開講式

13:30~(1単位目)21世紀温泉事業の方向性

14:40~(2単位目)「温泉」ってなに?

15:50~(3単位目)世界の温泉事情

 

【土曜日】 9:30~16:30

9:30~(4単位目)温泉成分分析書の解読法

10:40~(5単位目)温泉療法と入浴事故防止

(11:40~12:40 各自昼食休憩)

12:40~(6単位目)目的別入浴プログラムの組み方

13:50~(7単位目)現代型湯治システム

15:00~(実習)入浴実践プログラム

 

【日曜日】9:30~16:00

9:30~(8単位目)自然療法と健康資源

10:40~(9単位目)生活習慣病の栄養学と温泉療法

(11:40~13:00 各自昼食休憩)

13:00~(10単位目)「ウェルネス」としての温泉活用法

14:10~ 閉講式

14:30~ 認定試験(最初の20分は退席不可)

 

2.持参物

・受講料(38,500円)入金後に郵送されてくるテキスト「温泉保養士養成テキスト」A4サイズ厚さ1.2㎝ 1冊

・受講者カード(テキストと一緒に送付されてくる)

・筆記用具

・実技で使うフェイスタオル(手ぬぐいでも可、丈は長めのほうがよい)

・体を動かすので(入浴は無い)ヒールではないペタンコ靴、動きやすい恰好(スカートではなくパンツ推奨)

 

3.認定試験内容

・1問4点×25問(100点満点)、5者択一問題(記述式は無し)

・合格点目安60点以上

・爆弾問題あり(他ができていてもこの問題ができてなければおしまい、という問題)

・8単位取れればOKだが、セミナー欠席はデメリットあり

・養成講座最終日に試験、結果は認定試験受講後3日後に郵便にて発送、認定証は受講後10日程度で発送

・合格点に満たなかった場合再試験・再々試験あり(無料・個別に案内あり)

・毎年試験問題は異なり、合格率も異なる

・合格後、バルネオセラピスト(温泉保養士)を名乗り続けるには、5年に一度、更新セミナーを受ける必要あり(最新情報・知識へのアップデートのため)

 

4.その他補足

・2021年はコロナ禍のため人数を大幅に絞って実施(長テーブル1つにつき1名着席)

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(お写真は鈴木真澄さんのfacebookからお借りしましたm(__)m)

・1年に1度のみのセミナーのため、今回は単身応募した方を優先(複数名で応募された方は次回(つまり来年)へのスライド受講を打診

 

5.セミナーから気になった点をメモ

・温泉活用ではなく温泉「地」活用(=温泉地の資源を最大限活用する)

・「ヘルスレーン(=遊歩道)」がある温泉地は健康を考えているよい温泉地

・温冷交代浴は温度差が5度あればOK

・草津で有名なベルツさんの名前はエルヴィン・ベルツ(お医者さん)

・温泉の定義づけの温度は世界各国違う。その国の年間の平均気温より高ければOK。日本の25度は、台湾も含めた平均気温(台湾は昔日本の植民地だった)

・人間の細胞と同じ浸透圧は8.8gの食塩を1リットルの水に溶かした食塩水に相当。8g~10g未満を等張泉という。

・炭酸水素塩泉=非火山性

・尿酸値が高いのは何も贅沢なものを食べてなるだけではない、ストレスがかかると尿酸値は上がる(炭酸水素塩泉の飲用が効果あり)

・炭酸泉と硫黄泉の末梢血管拡張作用は違う
①二酸化炭素泉(炭酸泉)…二酸化炭素が皮膚から入ると老廃物と思われて早く出そうとするから血流が良くなる
②硫黄泉…硫黄そのものが血管を広げる作用あり。二酸化炭素泉(炭酸泉)と比べると数百倍拡張作用あり

・硫黄泉でマンガンと硫黄を一定含むと殺菌効果あり

・酸性条件下でマンガンとヨウ素を一定含むと殺菌作用が強く働く(草津が例)

・日本の森林率(68.5%)はフィンランド(72.9%)に次いで2位。アマゾンのあるブラジルでも日本より数パーセント下(62.4%)

・日本は活火山が110か所以上存在し、世界の約7割を占める火山国

・南極大陸にも温泉はある

・いわゆるモール泉はフミン質(フミン酸)が含まれており、消毒に使う塩素と混ぜるとトリハロメタンが発生してしまう! モール泉に塩素消毒は危険

・単純温泉の泉質別適応症に「自律神経不安定症、不眠症、うつ状態」がある。これは一般的適応症(浴用)にも該当ある。双方で重複するものがある場合は、掲示にあたっては泉質別適応症の掲示を優先し、重複するものを一般的適応症から除いてOK。

・「硫酸マグネシウム」…海外からも注目されている貴重な成分。肌の水分量が増える。肌の新陳代謝を促進する。入浴剤はこれが入っているものを選ぶこと。

・自律神経がたくさんある横隔膜が、マスクをしているがゆえの浅い呼吸で動かなくなる=多くの人が自律神経不安定症に

・免疫系細胞の話は、「はたらく細胞!」(アニメ・漫画)を見ているとよくわかる

hataraku-saibou.com

・1回の入浴でも、白血球を適正値に調整する作用が認められた(金沢大学山口宜夫教授)

・人間は37兆の細胞があり、毎日5,000個のがん細胞が生まれている。ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が日々やっつけている。

・NK細胞の活性化にはヒートショックプロテイン(=HSP。ストレスで傷ついた細胞を修復してくれるタンパク質)が有効。入浴によって深部体温を38度まで上げるとHSPが1.5倍に増える。また、入浴以外に笑ったり(作り笑顔:口角を挙げるだけでもOK)、森林浴をしたりすること(木々が発しているフィトンチッドが有効)で活性が高まる

・HSPはメラニンの過剰生成を抑制しシミになるのを防ぐ、コラーゲンを分解する酵素の働きを弱めシワになるのを防ぐ

・コラーゲンは外から摂るより、良質なコラーゲンをつくれる体をキープすることが大事

・硫酸ナトリウムにはコラゲナーゼの生成促進作用があり、コラーゲンの代謝を促進させる

・赤パプリカにはレモンの2倍のビタミンCが含まれている

・転地効果:うつに聞くのは海辺ではなく山間。海辺は逆に悪化する。

・入浴事故の原因は、溺死でもなく心筋梗塞でもなく血圧の乱降下による「驚愕反応(=意識障害)」によるもの

・早朝4時~6時は「自律神経の嵐」(=自律神経が乱れている時間)、血圧上昇、脈拍増加、呼吸数増加、血液粘度上昇等のリスクがあるため入浴は避ける

・陳皮(みかんの皮を3日~1週間程度陰干ししたもの)は、保湿効果が大きい入浴剤となる

・足の甲の温度が31度未満の人は末梢循環がうまく作用していない(冷え)

・手を組んで左の親指が上(=「理解」)、腕を組んで左腕が上(=「表現」)は右脳型(芸術脳) (逆は言語脳:論理的、正確な思考家タイプ)

・免疫力は33歳がピーク

・シナモンは壁細胞がもろくなったのを修復する作用、骨盤内血流促進効果あり

・ルイボスティー、シナモンはTie2(タイツー)を活性化する成分を含む

・麻黄湯…インフルエンザウィルスに効く?

・湯治は「日常」と「非日常」の中間に位置付けられ、健康的な「理想的日常」を体験すること

・タウリンは毛細血管を増やす

・単なる「ポリフェノール」ではなく「高分子ポリフェノール」を摂取。吸収率は赤ワインより白ワインのほうが上。

・湯の花は温泉自体の再現は無理、雰囲気だけならOK

・体を洗うのは湯に浸かってから。毛穴が開かないうちに皮膚を洗っても目詰まりしてしまう。「ほどほど5分、じっくり8分、さっと3分」の入浴方法のうち、5分浸かったあとで、毛穴が開いてから洗う。

・免疫は高ければいいってもんではない(免疫暴走にも繋がる)。バランスがとれていることが求められる(自律神経・内分泌(ホルモン))、それには血流が大事!

・国民病=糖尿病2型(ストレス疾患糖尿病)、新国民病=慢性腎臓病

・毎日ドラム缶7本分の血液が腎臓で濾過されている

・筋肉痛は下るときにおこる(登っているときにはならない)

・「年貢の納め時ポーズ」は勇主な筋トレ法。温熱効果倍増、HSPも作られやすくなる。

・低血圧で立ち眩みがする人は、水を桶に入れて手首から先を付けてからお風呂から上がるとふらつきめまい防止になる

・生活習慣病=旧:成人病。聖路加病院の(故)日野原先生が名付け親

・深部体温は1度あげればよい。2度あげると血小板に義足が出来て血管壁にくっつきやすくなり逆効果。

・ヨーグルトは「セカンドミール効果」あり。ペプチドYY(食欲抑制)が分泌されるがその効果はヨーグルトを食べた次の食事に作用する。(次の食事に作用するならば、「セカンドミール」より「ネクストミール効果」と言った方が分かりやすいかも…)

・脳細胞は一日10万個死んで行っている

・フィトンチッド=樹木が出す揮発性物質。抗菌や防虫作用のほか、心身を浄化する作用あり

・学び湯治=エデュテインメント・スパツーリズム(education+entertainment)

 

↑↑以上は個人的に気になった項目のメモであって、試験問題の答えではありません(^^;

 

ちなみに、2021年度はもう終了してしまいましたので、

2022年は5月20日(金)~22日(日)の開催、既に申し込みは始まっています。 

『温泉保養士(バルネオセラピスト)』、気になる方はこちらをどうぞ↓↓

www.onsen-hoyoushi.com

 

<更新手続き>※2021/6現在
1. 5年に一度の更新で、資格を継続更新できます。
2. 更新講習会の内容
    温泉の最新知識、技術の習得
    毎年内容は変わります。
    例えば、温泉法改訂に伴うポイント解説など
    (講習時間)3時間
3. 更新に関わる費用
    更新講習会受講料、認定証、更新登録、
    全て含めて10,000円です。

 

#温泉保養士 #バルネオセラピスト #温泉保養士養成講座