その昔、「別府第四の野湯」※と言われていたあの場所が、
温泉施設になった、と…。
※別府第一、第二、第三の野湯=鍋山、へびん湯、鶴の湯
そして第四の野湯の時代は、あの湯舟はオレンジ色だったはず…??
『湯山の里温泉』
うかがった折は紫陽花が奇麗な6月中旬。
本当に色とりどりの…
この赤も、とても奇麗!
赤い系と青い系が一緒に咲くことは無いと思っていたのだけど、
ここ、『湯山の里温泉』ではどちらも百花繚乱…
アジサイの花は、土の酸性度によって青系や赤系に変わります。
酸性に傾いた土では青系に、アルカリ性に傾いた土では赤系に変わります。
↑↑ほらね。
この狭い道沿いで、極めて細かいエリアごとに、
酸性とアルカリ性が混在しているってことなんですね。。
しばし美しき紫陽花に心奪われたあと、いよいよ施設内へ♨
一度、2020年7月に行こうと思ったら大雨で修繕が必要なほど被害を受け休業中、
ほぼ1年ぶりにやっとうかがえたこの日も、
例の「第四の野湯」へ続く途中の橋を修理中とかで通行止め…
「第四の野湯」=当時の名称は『滝の湯』
この先の竹林を抜けて、行ったはず。
2010年当時、ひろきんさんが管理者の方にお電話して、
了承を得て、連れて行ってくれた時の秘蔵画像も載せちゃう◎
この野湯に行くと聞いて、
急遽ホームセンターでズックとタオル巻き巻きを購入したワタシ(笑)
当時は…こんなオレンジ色だったのですよ…♨
手際よく片してくださっているのがプーさんとひろきんさん。
ここが例の…モスラ事件(笑)のトコですね!
この「滝の湯」、今は「せせらぎの湯」と言う名前になっている模様♨
あの茶色は…なんだったんだろ? 単なる錆色!?(笑)
その「せせらぎの湯」の方には行けなかったので、
母屋のほうの温泉に入れさせていただき。
『別府八湯温泉道』のスタンプも漏れなく。
ブーちゃん? 猪?が可愛らしい♬
湯山の里温泉全体図。
【別府】別府市湯山地区の恒松栖さん(82)が地区内に所有する土地を整備し、露天風呂が点在する「湯山の里温泉」を開設した。高齢化や人口減少が進む地区の活性化につなげようと、約1年半かけ、知人や家族らと協力して作った。
恒松さんが幼少期に過ごした約200平方メートルの自宅跡地で、山道を下りた場所にある。周辺で採取した白土を混ぜた白濁色の「泥湯」、近くを流れる川を眺める「せせらぎの湯」など五つの浴槽と、家族湯がある。単純泉と単純硫黄泉の2種類が楽しめる。同地区に地熱発電所を設置した会社社長で、同市堀田の小俣勝広さん(72)が、恒松さんの思いに賛同して協力。浴槽の石組みや更衣室など全てが手作りで、毎日通いながらこつこつと仕上げた。
小俣さんは「自然豊かな素晴らしい場所。この土地に魅力を感じた」と〝大仕事〟を終えて感慨深げ。
周辺の竹林の整備も進め、タケノコ掘りや地獄蒸しができる場所も設けた。恒松さんは「別府の秘湯。新型コロナ収束後は、地域の高齢者の憩いの場になればうれしい」と話している。
<メモ>
料金は家族風呂コース(2時間、3人まで)が3千円。露天風呂(混浴)のみ利用できる見学・体験コース(1時間)が1人600円。営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは恒松さん(☎090-4988-4179)へ。
次回こそ! 三度目の正直で旧「滝の湯」=現「せせらぎの湯」に行きたいぞ♨
(2021/6立ち寄り)
(温泉分析書)
源泉名:湯山の里温泉(その①)
泉質:単純硫黄泉 源泉温度:97.4度 pH:8.6
溶存物質:776mg/kg 加水?/加温なし/循環なし/消毒なし
源泉名:湯山の里温泉(その②)
泉質:単純温泉 源泉温度:31.7度 pH:6.6
溶存物質:312mg/kg 加水なし/加温?/循環なし/消毒なし
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