** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

湯山の里温泉*大分県別府市奥明礬(2020年5月オープン)

その昔、「別府第四の野湯」※と言われていたあの場所が、

温泉施設になった、と…。

 

※別府第一、第二、第三の野湯=鍋山、へびん湯、鶴の湯

そして第四の野湯の時代は、あの湯舟はオレンジ色だったはず…??

 

『湯山の里温泉』

うかがった折は紫陽花が奇麗な6月中旬。

 

 

本当に色とりどりの…

この赤も、とても奇麗!

赤い系と青い系が一緒に咲くことは無いと思っていたのだけど、

ここ、『湯山の里温泉』ではどちらも百花繚乱…

 

アジサイの花は、土の酸性度によって青系や赤系に変わります。
酸性に傾いた土では青系に、アルカリ性に傾いた土では赤系に変わります。

 ↑↑ほらね。

この狭い道沿いで、極めて細かいエリアごとに、

酸性とアルカリ性が混在しているってことなんですね。。

 

しばし美しき紫陽花に心奪われたあと、いよいよ施設内へ♨

一度、2020年7月に行こうと思ったら大雨で修繕が必要なほど被害を受け休業中、

ほぼ1年ぶりにやっとうかがえたこの日も、

例の「第四の野湯」へ続く途中の橋を修理中とかで通行止め…

 

「第四の野湯」=当時の名称は『滝の湯』

この先の竹林を抜けて、行ったはず。

2010年当時、ひろきんさんが管理者の方にお電話して、

了承を得て、連れて行ってくれた時の秘蔵画像も載せちゃう◎

この野湯に行くと聞いて、

急遽ホームセンターでズックとタオル巻き巻きを購入したワタシ(笑)

当時は…こんなオレンジ色だったのですよ…♨

手際よく片してくださっているのがプーさんとひろきんさん。

ここが例の…モスラ事件(笑)のトコですね!

この「滝の湯」、今は「せせらぎの湯」と言う名前になっている模様♨

あの茶色は…なんだったんだろ? 単なる錆色!?(笑)

 

その「せせらぎの湯」の方には行けなかったので、

母屋のほうの温泉に入れさせていただき。

 

『別府八湯温泉道』のスタンプも漏れなく。

ブーちゃん? 猪?が可愛らしい♬

 

湯山の里温泉全体図。

【別府】別府市湯山地区の恒松栖さん(82)が地区内に所有する土地を整備し、露天風呂が点在する「湯山の里温泉」を開設した。高齢化や人口減少が進む地区の活性化につなげようと、約1年半かけ、知人や家族らと協力して作った。
 恒松さんが幼少期に過ごした約200平方メートルの自宅跡地で、山道を下りた場所にある。周辺で採取した白土を混ぜた白濁色の「泥湯」、近くを流れる川を眺める「せせらぎの湯」など五つの浴槽と、家族湯がある。単純泉と単純硫黄泉の2種類が楽しめる。

同地区に地熱発電所を設置した会社社長で、同市堀田の小俣勝広さん(72)が、恒松さんの思いに賛同して協力。浴槽の石組みや更衣室など全てが手作りで、毎日通いながらこつこつと仕上げた。

 小俣さんは「自然豊かな素晴らしい場所。この土地に魅力を感じた」と〝大仕事〟を終えて感慨深げ。

 周辺の竹林の整備も進め、タケノコ掘りや地獄蒸しができる場所も設けた。恒松さんは「別府の秘湯。新型コロナ収束後は、地域の高齢者の憩いの場になればうれしい」と話している。

<メモ>

 料金は家族風呂コース(2時間、3人まで)が3千円。露天風呂(混浴)のみ利用できる見学・体験コース(1時間)が1人600円。営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは恒松さん(☎090-4988-4179)へ。

 

次回こそ! 三度目の正直で旧「滝の湯」=現「せせらぎの湯」に行きたいぞ♨

 

(2021/6立ち寄り)

onsendo.beppu-navi.jp

 

(温泉分析書)

源泉名:湯山の里温泉(その①) 

泉質:単純硫黄泉 源泉温度:97.4度 pH:8.6 

溶存物質:776mg/kg 加水?/加温なし/循環なし/消毒なし

 

源泉名:湯山の里温泉(その②) 

泉質:単純温泉 源泉温度:31.7度 pH:6.6 

溶存物質:312mg/kg 加水なし/加温?/循環なし/消毒なし

 

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